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情報デザイン論/2024 のバックアップソース(No.7)

#author("2024-04-16T17:49:22+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko")
*[[情報デザイン論]]|2024
&small(芸術学部| 前期 水曜2限|15102講義室);
__[[CommentScreen>]]__|__[[汎用シート>https://docs.google.com/spreadsheets/d/1illR6cq817X6plpanad1_LusG62WOPihtOhEbSRKB-4/edit?usp=sharing]]__
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**第2回|2024.04.17

***__[[情報とは何か>https://design.kyusan-u.ac.jp/OpenSquareJP/?InformationTheory]]__
-物質・エネルギー・情報
-情報を捉える視点
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***__[[情報量>https://design.kyusan-u.ac.jp/OpenSquareJP/?InformationTheory#amount_of_information]]__
-情報量の計算
-情報量を考える事例
-参考:関数電卓で対数計算
__[[関数電卓>https://design.kyusan-u.ac.jp/socialdesign/?Tools]]__で &mathjax(\log_{2}256); を計算したい場合は、以下のように入力します。
 log(256,2)
https://web2.0calc.com/

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***__[[情報量と編集>https://design.kyusan-u.ac.jp/OpenSquareJP/?IdeaWorkshop]]__
-情報量の要点確認
-「面白い!」を生み出す「編集」
-価値は所与のものではない

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***IDEA WORKSHOP
-__[[汎用シート>https://docs.google.com/spreadsheets/d/1illR6cq817X6plpanad1_LusG62WOPihtOhEbSRKB-4/edit?usp=sharing]]__
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**第1回|2024.04.10

***この講義を受講するにあたって
この講義の目的は、みなさんが「情報とデザイン」について「考える」きっかけを提供することです。講義で話したことを「覚える」必要はありません。「その情報がどこにあるか」がわかっていればそれでOKです。

ノートは「講義内容のメモ」というより、「自分の考えをメモする」ということを心がけて下さい。あなた自身の考えを整理することが大切です。

ノートは、事後に再編集できるようデジタル(PC持参)を推奨。
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***単位認定について
試験は行いません。授業中の投稿と期末レポートの提出をもって評価します。
-形式要件を満たした投稿・レポート提出があればOKです。
-受講生それぞれが独自の視点と見解を持つことを前提に、レポートの内容に関する評価は +α 部分とします(要件を満たしていれば A)。
-シラバスには、評価方法等が書かれていますが・・> __[[大学での学び]]__
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***問題の本質に気づくこと
-日本語でいう「問題」には、Question と ''Problem'' があります。
Problem は人から与えられるものではなく、その答えも一つではありません。何が問題(Problem)で、それをデザインの力でどう解決するか…。現実の問題は試験問題と違って答えが一つではありません。TVのニュース・解説、専門家の言う事、学説、意見というものは実に多様ですし、何が「正しいのか」ということも、その人の価値観・モノサシによって変われります。もちろん、私の話も「ひとつの考え方」を紹介しているにすぎません。大人の話を鵜呑みにせず、様々な考え方に触れた上で「自分の考え」を築き上げて下さい。

-視点を相対化する(Reframing)
自分から見える世界を、もう一段高いところから俯瞰して、他の人(他の文化圏の人)には、世界が違って見えていることに気づいて下さい。
//&ref(images/categorize.blend.zip);

-ウサギとカメのお話し・・違和感ありませんか?
 ある日ウサギとカメが山の麓までかけっこの勝負をすることになった。
 かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、
 とうとうカメが見えなくなってしまった。
 ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。
 その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、
 山の麓のゴールで大喜びをするカメの姿であった。

-もうひとつの緊急事態宣言について
//--環境放射線情報 政府機関:https://housyasen.env.go.jp/
//--環境放射線情報 OpenData の活用:https://atmc.jp/
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***学びの情報源について
-''Web検索やAIチャット''は、物事の概要の把握に有効です。積極的に活用して検索に関する経験値を上げて下さい(賛成・反対、両方の意見を検索)。
-''テレビ・ラジオ''は、今まで検索してみようとも思わなかった、未知の話題が飛び込んでくることがあります。知見を広めるという意味では非常に重要なメディアです。ただし、テレビにはスポンサーというものがついていて、情報にバイアスがかかっているので、それをふまえることも必要です。
-''書籍''は、知の全体像を把握するのに重要です。時を経ても色あせない「名著」といわれるものがあります。是非、積極的に読むようにしてください。
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***理論について
この科目には「論」という文字がついています。「理論」のことです。
辞書によれば、以下のように記載されています(引用:goo辞書)。
-1) 科学研究において、個々の現象や事実を統一的に説明し、予測する力をもつ体系的知識。狭義には、明確に定義された概念を用いて定式化された法則や仮 説を組み合わせることによって形作られた演繹的体系を指す。
-2) 特定の研究領域や個々の学者の学説や見解を指すこともある。
-3) 実際の経験から離れて純粋に思考の中で組み立てられた知識。「実践」に対立し、否定的意味で使われることが多い。

ちなみに、対義語は、「実験」です。

さて、簡単に(乱暴に)言えば、理論というものは、ほとんどの場合、「ああすればこうなる」とか「ああであればこうである」というかたちで、何らかの法則を述べたものになります。何かと何かの「関係」( 因果関係・相関関係)を説明する知識、あるいはその解釈のことを「理論」というわけです。

世の中には「○○理論」といわれる「理論」がたくさんあって、情報デザインに関連するものとしては、美学の世界の理論もあれば、心理学の世界の理論、また工学分野の理論も含まれます。この授業では「情報」のデザインについて、世の中にある様々な「ああすればこうなる」 という理論を様々な視点から紹介します。理論を知ると様々な「予測」や「制御」が可能になります。この講義で紹介する様々な知見が、みなさんの思考の糧になれば幸いです。
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***哲学について
> __[[大学での学び]]__
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***学問の姿勢
//#image(images/内部と外部.jpg,right,40%)
-何かについて考える時は、その外部が見えるところまで「引いて」考える
-教科書を読むときは「教科書に載っていないこと」を確認する
-レアな現実、自然界に学ぶ。
-[[Think Globally, Act Locally.>Google: Think Globally, Act Locally.]]
-何かを「創造」するときは、それがもたらす弊害を「想像」する
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***意見交換
「最近の関心事」 について、共有と意見交換を行います。

-みんなに聞きたい「◯◯◯◯◯◯ってどう思います?」という話題を以下のシートのフリーエリアに自由に書き込んで下さい。いずれかをピックアップして、意見交換したいと思います。
__[[汎用シート>https://docs.google.com/spreadsheets/d/1illR6cq817X6plpanad1_LusG62WOPihtOhEbSRKB-4/edit?usp=sharing]]__

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**APPENDIX
***デジタルスキルについて
> __[[ICT入門]]__
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//***シラバス((シラバスとは、講義などの内容や進め方を示した授業の計画書です。))上の記載内容について
//-コンピテンシー((コンピテンシーとは、職務や役割において優秀な成果を発揮する行動特性を意味します。教育現場でこの言葉を使うときは、当該授業で育成する資質や能力のことを意味します。))
//--得た知識や技能を基に自分の考えを組み立て、問題を正しく捉え、課題を考えることができる(問題発見力) 	
//--課題や目的に沿って、必要な情報を収集・整理できる(情報収集力)
//--論理的思考に基づき分析・解析し、適切に表現(記述・口述)できる(論理的思考力) 

//-評価方法
//学期末のレポートを50%、5回のミニレポート(Web投稿)を50%として総合的に評価する。   

//-ルーブリック
//--理解度 
//--論理的思考力 
//--課題解決能力 
//--調査能力(予習) 

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