#author("2024-02-29T13:08:59+09:00;1970-01-01T18:00:00+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *Bricolage ~ ブリコラージュ(Bricolage)は、日本語で「器用仕事」と訳されるもので、ものを寄せ集めて作る、修繕する・・といった意味の言葉です。文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは「身の回りのものを寄せ集めて、本来の用途とは異なる新たな道具を作り出す行為」が世界各地に見られることを、この言葉を用いて紹介しています。太古の昔から人類に普遍的に見られるこの創造的な思考を「野生の思考(1962)」と呼ぶとともに、近代以降の思考を「栽培された思考」と呼んで対比させています。 ~ (書きかけです。) ~ ~ **MEMO はじめに予見・設計図ありきのトップダウン型の創造行為とは異なる、要素間の再構成・修繕からはじめるボトムアップ型の創造行為。 -神話:様々な民族伝承の寄せ集め -ものづくり:はじめに設計図ありき・・ではない創造行為 -視覚芸術:様々な素材を貼り合わせて作品を構成するコラージュ手法 -音楽:DJが行うサンプリング -ソフトウエア開発:オブジェクト指向プログラミング(自律分散協調) -生物の進化:細胞が寄り集まって多様なかたちに進化 ~ **APPENDIX -クロード・レヴィ=ストロース, 野生の思考, 1962 -[[Wikipedia:ブリコラージュ]] ~ ~