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Computer のバックアップ(No.1)


第14回 物理シミュレーション

3DCG演習/2022?2022.09.13 -

解説動画

CONTENTS




物理シミュレーション

Blender では、引力・斥力・磁力・風力といった場の設定や、液体やガスの流れなど、様々な物理現象をシミュレーションすることができます。これらのパラメータは、一般に PropertyEditor の Physics タブを使って設定します。

物体の落下と衝突

物体の落下や衝突のシミュレーションには、Rigid Body(剛体)を使います。

風になびく旗

旗やシーツのような布状のものの振る舞いをシミュレーションするにはCloth(布)を利用します。


流体のシミュレーション

流体(液体やガス)のシミュレーションには Fluid を利用します。この機能を利用するには、シミューレーション領域としての Domain と 液体またはガス流体としての Flow の2つを設定する必要があります。

付記:Quick Effect について
最新の Blender では、このシミュレーションが、Quick Effect で簡単に設定できるようになりました。例えば、シーンに球体を配置して、以下のようにすると、ドメインが自動生成されて、シミュレーションの基本的な準備が整います。

Header > Object > Quick Effects > Quick  Liquid




課題3 Another World 

シンプルなオブジェクトのトランスフォーム、パスアニメーション、階層アニメーション、キャラクターアクション、物理シミュレーションなど、形式は自由です。実写とは異なる 3DCGならではの表現可能性を模索してください。


提出仕様

表現について