芸術学部| 前期 水曜2限|15102講義室
CommentScreen|汎用シート
情報の「量」を数値化する際、以下の2つの考え方があります。
選択肢N が 256通りあって、それが等確率に起きるとすれば、その1つが選ばれる確率P は 1/256 となるので、上の2つの計算結果は同じ 8 (bit) となります。2つの式は、同じことの裏返しの関係になっています。
関数電卓で \(\log_{2}256\) を計算したい場合は、以下のように入力します。
log(256,2)
この講義の目的は、みなさんが「情報とデザイン」について「考える」きっかけを提供することです。講義で話したことを「覚える」必要はありません。「その情報がどこにあるか」がわかっていればそれでOKです。
ノートは「講義内容のメモ」というより、「自分の考えをメモする」ということを心がけて下さい。あなた自身の考えを整理することが大切です。
ノートは、事後に再編集できるようデジタル(PC持参)を推奨。
試験は行いません。授業中の投稿と期末レポートの提出をもって評価します。
ある日ウサギとカメが山の麓までかけっこの勝負をすることになった。 かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、 とうとうカメが見えなくなってしまった。 ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。 その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、 山の麓のゴールで大喜びをするカメの姿であった。
この科目には「論」という文字がついています。「理論」のことです。
辞書によれば、以下のように記載されています(引用:goo辞書)。
ちなみに、対義語は、「実験」です。
さて、簡単に(乱暴に)言えば、理論というものは、ほとんどの場合、「ああすればこうなる」とか「ああであればこうである」というかたちで、何らかの法則を述べたものになります。何かと何かの「関係」( 因果関係・相関関係)を説明する知識、あるいはその解釈のことを「理論」というわけです。
世の中には「○○理論」といわれる「理論」がたくさんあって、情報デザインに関連するものとしては、美学の世界の理論もあれば、心理学の世界の理論、また工学分野の理論も含まれます。この授業では「情報」のデザインについて、世の中にある様々な「ああすればこうなる」 という理論を様々な視点から紹介します。理論を知ると様々な「予測」や「制御」が可能になります。この講義で紹介する様々な知見が、みなさんの思考の糧になれば幸いです。
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