楽花声
福岡市立ふよう学園窯業のプロモーションビデオ制作
keyword:Promotion video / Ceramics
1.はじめに
- 福岡市立ふよう学園は、「社会福祉法人 野の花学園」が運営している障がい者就労支援施設である。
- 就労継続支援B型では生産活動を通じて、日常生活や社会活動を営むための能力の向上を図るとともに、希望者には就労移行に向けた支援を行う。
- 生産活動の1つである窯業では、干支の置物をメイン商品として、様々な陶器を制作・販売している。
2.研究の概要
背景
- 私は現在、ふよう学園窯業でアルバイトをしている。
- 干支の置物を初めて見た時は、丸い可愛いらしさと出来栄えに感動した。
- 障がい者の方々は、1つひとつの作業と真剣に向き合っている。
- アルバイトだからこそ、障がい者の取り組み姿勢を知ることが出来た。
- 運営サイトでは商品の紹介をしているが、障がい者の取り組み姿勢を伝えるための媒体は無いこと知り、大変勿体無いと感じた。
- 拡散性の高いプロモーションビデオを制作する。
目的
- 障がい者の取り組み姿勢をプロモーションビデオを通じて、情報発信することで多くの方に知っていただく。
ターゲット(誰のために)
- 障がい者の活動に興味がある方
- 陶器に興味がある方
使用するツール
- Adobe After Effects
- Adobe Premiere Pro
- Adobe illustrator
3.制作
コンセプト
「障がい者がひたむきに作業に取り組む姿を、ありのままに表現したプロモーションビデオ」をコンセプトとする。障がい者が作業に向き合う姿勢をストレートに伝えることで、商品の価値を高めることが出来ると考えた。過度な演出は控えながらも、新しい世界観を提供できるようにする。
制作物
- 本編映像(3分30秒程度)
- ダイジェスト映像(30秒程度)
https://www.youtube.com/watch?v=327TXwd1hnY
4.まとめ
- 過度な演出を控えることで、障がい者の真摯な取り組み姿勢をストレートに表現することが出来た。
- 今回の研究で、私が窯業のアルバイトで体験した「感動」を、表現することが出来た。
- 今後は、施設運営サイトへの掲載を目指して、具体的な調整を野の花学園本部とふよう学園と行う。