課題2 九芸卒展2021 ポスター制作
課題の概要
- 九州産業大学芸術学部 卒業制作展のメインビジュアルとしてふさわしいデザインを考案する
- ポスターは、図録(作品集)やチラシ、デジタルサイネージ、WEBサイトなどの展開をする
※ 今回はポスターのみ その他のアイテムは制作しない - A4 フルカラー印刷
※ 今回は表面のみ
調査
卒業制作展のポスター
- 高知大学 2011
- 京都美術工芸大学 2018
- 女子美術大学 2020
- 静岡文化芸術大学 2019
カラフルな図形の集合体や躍動感に多様性や未来へ広がっていくイメージを受ける。
一般的な展覧会のポスター
- 空色展
- コメ展
- 中国の小さなやきもの展
- ひろがるデザイン展
作品の写真を取り入れていたり、切り絵や液体が文字にかかっているなどの立体感に目が引かれる。
試作
コンセプト
- 学科のカラーを使い九産大の卒展を分かりやすく伝える。
- 作品がチラっと見えているイメージで、是非見に来てくださいという思い。
- アイデアスケッチ をもとにコンセプト
- 第11回目まで(12/7)
制作物
まとめ
- コンセプトが実現できているかどうかの評価
- 今後の課題
課題1 トイレのピクトグラム
課題の概要
- 芸術学部棟(17号館や15号館など)に設置されているトイレのピクトグラムをリニューアルする
- 芸術学部の建物のピクトグラムとして相応しい、シンプルで洗練されたデザインを考案する
調査
先行事例の調査
- トイレサイン/Moheim
- 線だけですごくシンプル、場所を選ばず使えそう
- トイレサイン/iichi
- 文字を使ったデザイン、ぱっと見分かりにくい
- 背中合わせ
- 丸三角四角を対照的に並べて男女の差を出している
- 線
- 形が対照的なだけでなく、線を繋げないことでスカートの広がりを表しているので違いがより分かり易い
- 頭の形
- 髪の微妙なハネ方の微妙な違いで男女っぽさが出ている
- 髪の微妙なハネ方の微妙な違いで男女っぽさが出ている
現場の調査
- 芸術学部の建物の特徴
・ 装飾がない、シンプルで現代的
・ 直線的なデザイン
・ コンクリート打ちっぱなし
・ 無機質な感じ
・ パネルが立体的
- 現在のピクトグラムの状況
・ 色で識別している
・ 派手
- 現場の問題点
- トイレの色の主張が強すぎで建物の雰囲気に合ってない
- トイレの色の主張が強すぎで建物の雰囲気に合ってない
コンセプト
- 細い線や直線
- 建物の雰囲気にあった落ち着いた色
- 離れて見ても色ではなく、形で判断できる
アイデアスケッチ
制作物
完成したピクトグラム
合成イメージ
まとめ
作品の評価
- 色の主張が強すぎるという問題点を、色の面積を少なくし明度を下げることで解決することができた。建物のシンプルさに合うよう、出来るだけ形を単純化させたためにあまり芸術学部らしさや工夫はできてなかったと思う。また、固すぎる印象がある。
今後の取り組み
- シンプルさを追求すると大体同じ形になるので、その中でどう工夫できるか考える。ただ作品を作るのではなく、問題解決や目的を大事にする。