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GeologicalAge のバックアップ(No.1)


地質時代


地質時代区分

地質時代は、大量絶滅など生物の様相の大きな変化を境に区分されています。

先カンブリア時代:地球誕生から 5億4100万年前まで

注1)冥王代、太古代、原生代、顕生代という4区分もあり、その区分では最後の顕生代は、先カンブリア時代以後の古生代、中生代、新生代 をまとめた時代を意味する。
注2)全球凍結イベント:約22億年前、7億年前、6億年前の少なくとも3回

ー ー ー V-C(E-C)境界(End-Ediacaran extinction) ー ー ー
ゴンドワナ超大陸の分裂に関わるスーパープルームの上昇と大規模火山活動で、原生代のエディアカラ生物群が大量絶滅

古生代:生物が多様化。魚類、両生類の進化と生物の陸上進出

ー ー ー P-T境界(Permian-Triassic boundary) ー ー ー
ペルム紀(Permian)と三畳紀(Triassic)の境界。超大陸パンゲア直下に達したスーパープルームにより、大量のマグマが発生、爆発的噴火による塵の影響で、地球全域が急激に寒冷化 > 大量絶滅

中生代:爬虫類の時代

ー ー ー K-Pg境界(Cretaceous-Paleogene boundary)ー ー ー
白亜紀(Cretaceous)と古第三紀(Paleogene)の境界。現在のメキシコのユカタン半島に、直径10~15キロメートルの小惑星が衝突して急激な環境変化 > 大量絶滅
以前は、古第三紀ではなく第三紀(Teriary)の頭文字をとって、K-T境界 (Cretaceous-Tertiary boundary)と呼ばれていました。

新生代:鳥類・哺乳類の時代

人新世について

人新世(じんしんせい、ひとしんせい:Anthropocene)という表現は、、人類の活動が地球の地質・生態系に与えた影響に気づきを与えるべく提案された地質時代区分です。1万2千年前の農耕革命から、あるいは産業革命以後、いずれにしても、過去の地質時代区分に匹敵する痕跡を地球表面に遺すであろうことから名付けられた現在を含む時代区分です。