情報デザイン専攻|前期 月曜3・4限|デジタルラボ503
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第1回|2025.04.07
科目概要
本科目、演習Aは「情報とメディアの歴史、原理、構造、機能についての「理解」を深めるとともに、ソーシャルデザインの観点から新たな情報環境の構築に関するデザイン提案を行う」ことを目的とした科目です。
ソーシャルデザインは「自分ゴト」から・・とよく言われます。1年次の演習では半径3m - 10m、2年次は半径100m、3年次は半径10km(地域社会)へと、徐々に活動範囲を広げることをイメージしています。
演習テーマ1|第1週 - 第7週
半径 100m の「 面白い! 」
- 現在のあなたの生活拠点から半径100mあたりを目処に、調査・撮影・録音・録画等が可能な「ヒト、モノ、場所、コト」を探して下さい。
- 未だ「情報」になっていない、その「面白い!」ものを、最適な情報媒体を選んで「情報化(見える化)」する・・というのがこの演習の趣旨です。
求める成果物
選ぶテーマによって、公開に適した媒体は異なります。紙媒体、映像媒体、Web媒体、あるいはイベントのような時限つき「場」の提案。成果の最終形態(公開情報)は 以下のいずれでも構いません(組み合わせも可)が、成果物に至る過程で必要となるソフトウエア等が利用できるか否か、そのあたりもふまえて、方針を決めるようにして下さい。
- ポスター(グラフィック中心)
- PDF冊子(文章とグラフィックス)
- 映像
- 音楽・音声
- Webサイト
- イベントの開催
参考事例
以下、先輩のプロジェクトの成果です。
演習に必要なツール
各自のテーマに応じて、なるべくシンプルなツール(お金をかけずに準備できるもの)を使って下さい。演習A は「考える」ことに重きを置くので、ツールは何でも構いません)。
パソコンが無い方は、スマートフォンのアプリ上で制作できるものでも構いません。さらに言えば、成果物がアナログ手作業のものでもかまいません(最終的に学科サイト上に写真等が掲載できればOKです)。
- アイデア創出・プロトタイプ制作・本制作のためのツール
- 紙と鉛筆、FieldNote、スケッチブック等
- GoogleDrive連動アプリ(Office系ソフト、Draw.io等)
- 画像処理ソフト、図形描画ソフト、映像編集ソフト、Web制作ソフト等
演習の進め方
デザイン思考(後述)のプロセスに沿って進めます。
- 1. テーマ設定(共感)
- 2. 現状分析(調査・問題定義)
- 3. アイデア創出
- 4. プロトタイピング
- 5. テスト(中間発表) > プロトタイプの改善(4に戻って繰り返し)
「テスト」というのは、プロトタイプを試用する・・という意味で、「中間試験をします」という意味ではありません。
- 付記:テーマ設定の段階から情報を共有(公開)します。
> デザイン思考
本日の演習
- テーマの候補を複数挙げて、その中から1つを選定します。
- 3限目の時間は、学科サイト個人ページ>の「進捗報告 2025.04.07」 の部分に、テーマの候補を複数、また参考となるリンク等を掲載してください。
- 4限目にそれぞれのテーマ候補を見て意見交換し、テーマを絞り込みます。
成績評価・単位認定について
単位認定に必須の要件
- 個人ページにプロジェクトの概要と作業記録がすべて記載されていること。
- 成果物を公開していること。
- 付記:受講生それぞれの過去の経験値が異なることを前提に、作品のクオリティに関する評価は +α 部分とします(要件を満たしていれば A)。