AudioAndVisual/過剰な脳の独り言
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*「過剰な脳」の独り言
[[「音楽と映像」>AudioAndVisual]](2005) pp.184-195
~
***はじめに
なぜか?と問われたところで、「脳がよろこぶからだ」としか答...
人間とサルを分ける最も顕著な違いは、無駄(?)に発達し...
&size(12){''過剰な脳活動''&br;もちろん、その過剰な脳活動...
かつて、講義のなかで「あなたはなぜ映画を見るのですか」と...
視たい/つくりたい/知りたい/伝えたい ・・・である。
ここには「脳がよろこぶこと」の理由が見事に見出されている...
&size(12){''サルとヒト''&br;「サル」と一括するのは実は乱...
この四つの分類は、人間の発達段階に照らしても興味深い。ま...
さて、脳がよろこぶことの究極には、脳の中で出たり入った...
&size(12){''神経伝達物質''&br;様々な物質が、人間の脳の状...
&size(12){''自己啓発まがいのお話''&br;「やる気」は、やっ...
以下、このような物質のコントロールに関与して脳をよろこば...
~
***視ること・聴くこと
「視ること、それはもうなにかなのだ」と言ったのは梶井基次...
視ること、それは記憶と関わることなのだ。もちろん人は、...
&size(12){''イメージのコレクション''&br;我々の欲望の対象...
さて、「視る」ことの快感は、単に美しい記憶とのリンクによ...
我々は同じ映画を何度も見て、何度も異なる感動を得る。脳...
~
***つくること
我々は現実の世界に生きていながら常に新しい「物語」を求め...
つくることは楽しい。自分の脳を駆使して、他にはない自分...
しかし、である。人間は、情報秩序を自分の発想でつくった...
偶然か盗作かということが話題になることがあるが、情報と...
つくること、それは表現の仕組みやメディアの仕組みを発見...
プラトン(B.C.375)は「製作」というものについて、地上の...
&size(12){''哲学者''&br;おそらく脳科学以前から、人はその...
~
***知ること・発見すること
さて、人間の脳は様々なきっかけで喜びの反応を示す。例えば...
どんなモノにもどんなコトにも人が愉快になれる知の構造が...
「俳句の会」というのがある。たった17文字の言葉を相手に...
&size(12){''人間がつくったWWW''&br;インターネットはま...
「わかった」というときのよろこび。ここに脳がよろこぶヒン...
&size(12){''自分を相対化する''&br;世界をどう捉えるかとい...
~
***伝えること
人間は脳の中の情報を次の世代へ残そうと必死になっている。...
リチャード・ドーキンス(1976)は、このような人特有の情...
&size(12){''サルのイモ洗い''&br;宮崎県の幸島に生息するニ...
しかし、考えてみれば、遺伝子も(ウイルスも)物質とは言え...
&size(12){''遺伝子の情報量''&br;人間一人のDNAの情報量...
「情報」というものは、基本的に「複製されること」・「伝わ...
世の中がオープンソース(フリーソフトウエア)へ移行しよ...
&size(12){''著作権''&br;ガードをガチガチにしたシステムは...
音楽にせよ映像にせよ、創作活動に携わる人の大半は、まず聴...
歌う事・描く事・映す事、上手か下手かはそれほど大きな問題...
RIGHT:
2005.03.07
~
''参考文献''
J・P・サルトル(1955) 想像力の問題 平井啓之訳 人文書院
J・クリステヴァ (1984) 記号の生成論 中沢新一他訳 せ...
J・モナコ 映画の教科書(1999) 岩本憲児(他)訳 フィル...
K・プリブラム 甘利俊一 浅田彰(1985) 脳を考える脳 朝...
M・シオン(1993) 映画にとって音とは何か 川竹英克・J....
M・マクルーハン(1967) 人間拡張の原理 後藤和彦・高儀...
R・L・ソルソ(1997) 脳は絵をどのように理解するか 鈴木...
R・アルンハイム (1963) 美術と視覚 波多野完治・関計夫...
R・カイヨワ(1973) 遊びと人間 多田道太郎・塚崎幹夫訳...
R・バルト(1984) 第三の意味 沢崎浩平訳 みすず書房
甘利俊一(1970) 情報理論 ダイヤモンド社
安藤由典(1978) 楽器の音色を探る 中公新書
岩本憲児・波多野哲朗 編(1982) 映画理論集成 フィルムア...
岡田晋(1981) 映像学・序説 九州大学出版会
川添登(1971) デザインとは何か 角川選書
川野洋(1982) 芸術・記号・情報 勁草書房
神林恒道編(1987) 現代芸術のトポロジー 勁草書房
岸田秀(1985) 希望の原理 朝日出版社
後藤狷士編(1979) 芸術と言語 日本文教出版社
小松和彦(1985) 異人論 青土社
齊藤勇監修・行場次朗編(1998) 認知心理学重要研究集1視覚...
佐藤良明(1999) J-POP進化論 平凡社新書
澤口俊之(2000) わがままな脳 筑摩書房
杉山 平一(1981) 詩のこころ・美のかたち 講談社現代新書
瀬名秀明(他)(1998) 「神」に迫るサイエンス 角川書店
地球大進化プロジェクト編(2004) 地球大進化16 NHK出版
角田忠信(1981) 右脳と左脳 小学館
中井正一(1975) 美学入門 朝日新聞社
中島義明他編(2004) 心理学辞典 有斐閣
波多野誼余夫(1987) 音楽と認知 東京大学出版会
福井康之(1984) まなざしの心理学 創元社
牧田康雄編著(1976) 現代音響学 オーム社
正高信男(2004) 人間性の進化史 日本放送出版協会
松岡正剛 (1996) 知の編集工学 朝日新聞社
丸山圭三郎(1984) 文化のフェティシズム 勁草書房
村上和雄(2004) 生命の暗号 サンマーク出版
安田武・多田道太郎(1982) 日本の美学 ぺりかん社
山口昌男 (1975) 文化と両義性 岩波書店
養老孟司(1989) 唯脳論 青土社
吉武泰水(1990) 芸術工学概論 九州大学出版会
吉成真由美(1986) サイエンスとアートの間に 新書館
吉本隆明(1982) 共同幻想論 角川文庫
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*「過剰な脳」の独り言
[[「音楽と映像」>AudioAndVisual]](2005) pp.184-195
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***はじめに
なぜか?と問われたところで、「脳がよろこぶからだ」としか答...
人間とサルを分ける最も顕著な違いは、無駄(?)に発達し...
&size(12){''過剰な脳活動''&br;もちろん、その過剰な脳活動...
かつて、講義のなかで「あなたはなぜ映画を見るのですか」と...
視たい/つくりたい/知りたい/伝えたい ・・・である。
ここには「脳がよろこぶこと」の理由が見事に見出されている...
&size(12){''サルとヒト''&br;「サル」と一括するのは実は乱...
この四つの分類は、人間の発達段階に照らしても興味深い。ま...
さて、脳がよろこぶことの究極には、脳の中で出たり入った...
&size(12){''神経伝達物質''&br;様々な物質が、人間の脳の状...
&size(12){''自己啓発まがいのお話''&br;「やる気」は、やっ...
以下、このような物質のコントロールに関与して脳をよろこば...
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***視ること・聴くこと
「視ること、それはもうなにかなのだ」と言ったのは梶井基次...
視ること、それは記憶と関わることなのだ。もちろん人は、...
&size(12){''イメージのコレクション''&br;我々の欲望の対象...
さて、「視る」ことの快感は、単に美しい記憶とのリンクによ...
我々は同じ映画を何度も見て、何度も異なる感動を得る。脳...
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***つくること
我々は現実の世界に生きていながら常に新しい「物語」を求め...
つくることは楽しい。自分の脳を駆使して、他にはない自分...
しかし、である。人間は、情報秩序を自分の発想でつくった...
偶然か盗作かということが話題になることがあるが、情報と...
つくること、それは表現の仕組みやメディアの仕組みを発見...
プラトン(B.C.375)は「製作」というものについて、地上の...
&size(12){''哲学者''&br;おそらく脳科学以前から、人はその...
~
***知ること・発見すること
さて、人間の脳は様々なきっかけで喜びの反応を示す。例えば...
どんなモノにもどんなコトにも人が愉快になれる知の構造が...
「俳句の会」というのがある。たった17文字の言葉を相手に...
&size(12){''人間がつくったWWW''&br;インターネットはま...
「わかった」というときのよろこび。ここに脳がよろこぶヒン...
&size(12){''自分を相対化する''&br;世界をどう捉えるかとい...
~
***伝えること
人間は脳の中の情報を次の世代へ残そうと必死になっている。...
リチャード・ドーキンス(1976)は、このような人特有の情...
&size(12){''サルのイモ洗い''&br;宮崎県の幸島に生息するニ...
しかし、考えてみれば、遺伝子も(ウイルスも)物質とは言え...
&size(12){''遺伝子の情報量''&br;人間一人のDNAの情報量...
「情報」というものは、基本的に「複製されること」・「伝わ...
世の中がオープンソース(フリーソフトウエア)へ移行しよ...
&size(12){''著作権''&br;ガードをガチガチにしたシステムは...
音楽にせよ映像にせよ、創作活動に携わる人の大半は、まず聴...
歌う事・描く事・映す事、上手か下手かはそれほど大きな問題...
RIGHT:
2005.03.07
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''参考文献''
J・P・サルトル(1955) 想像力の問題 平井啓之訳 人文書院
J・クリステヴァ (1984) 記号の生成論 中沢新一他訳 せ...
J・モナコ 映画の教科書(1999) 岩本憲児(他)訳 フィル...
K・プリブラム 甘利俊一 浅田彰(1985) 脳を考える脳 朝...
M・シオン(1993) 映画にとって音とは何か 川竹英克・J....
M・マクルーハン(1967) 人間拡張の原理 後藤和彦・高儀...
R・L・ソルソ(1997) 脳は絵をどのように理解するか 鈴木...
R・アルンハイム (1963) 美術と視覚 波多野完治・関計夫...
R・カイヨワ(1973) 遊びと人間 多田道太郎・塚崎幹夫訳...
R・バルト(1984) 第三の意味 沢崎浩平訳 みすず書房
甘利俊一(1970) 情報理論 ダイヤモンド社
安藤由典(1978) 楽器の音色を探る 中公新書
岩本憲児・波多野哲朗 編(1982) 映画理論集成 フィルムア...
岡田晋(1981) 映像学・序説 九州大学出版会
川添登(1971) デザインとは何か 角川選書
川野洋(1982) 芸術・記号・情報 勁草書房
神林恒道編(1987) 現代芸術のトポロジー 勁草書房
岸田秀(1985) 希望の原理 朝日出版社
後藤狷士編(1979) 芸術と言語 日本文教出版社
小松和彦(1985) 異人論 青土社
齊藤勇監修・行場次朗編(1998) 認知心理学重要研究集1視覚...
佐藤良明(1999) J-POP進化論 平凡社新書
澤口俊之(2000) わがままな脳 筑摩書房
杉山 平一(1981) 詩のこころ・美のかたち 講談社現代新書
瀬名秀明(他)(1998) 「神」に迫るサイエンス 角川書店
地球大進化プロジェクト編(2004) 地球大進化16 NHK出版
角田忠信(1981) 右脳と左脳 小学館
中井正一(1975) 美学入門 朝日新聞社
中島義明他編(2004) 心理学辞典 有斐閣
波多野誼余夫(1987) 音楽と認知 東京大学出版会
福井康之(1984) まなざしの心理学 創元社
牧田康雄編著(1976) 現代音響学 オーム社
正高信男(2004) 人間性の進化史 日本放送出版協会
松岡正剛 (1996) 知の編集工学 朝日新聞社
丸山圭三郎(1984) 文化のフェティシズム 勁草書房
村上和雄(2004) 生命の暗号 サンマーク出版
安田武・多田道太郎(1982) 日本の美学 ぺりかん社
山口昌男 (1975) 文化と両義性 岩波書店
養老孟司(1989) 唯脳論 青土社
吉武泰水(1990) 芸術工学概論 九州大学出版会
吉成真由美(1986) サイエンスとアートの間に 新書館
吉本隆明(1982) 共同幻想論 角川文庫
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