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InformaticsAndPhysics のバックアップ(No.3)


物理学と情報学

情報とは何かではなく、情報とは「何ではないか」を考える

(未整理状態・・書きかけです)

物理学とは、文字どおり「物」を扱う学問です。我々の身の回りにある大半のものは、物理の原理・法則に従うものですが、「情報」は物とは異なるという点で、それを扱うには別の思考が必要になります。



物理学|Physics

物理学とは、物質の性質やふる舞い、物質間に働く作用について、普遍的な原理・法則を実験・観察といった経験的事実にもとづいて探求する学問分野です。

物質をできるだけ単純な要素に分割し、要素間に働く作用を数式モデル化することで、素粒子から宇宙まで、自然現象を統一的に説明しようと、その研究が続けられています。一般に、要素還元主義的な思考を採用します。


原理・法則・定理

理論物理学と実験物理学

古典物理学と量子物理学

要素と全体

ニュートンの力学、マクスウエル電磁気学、アインシュタインの相対性理論、ハイゼンベルク・シュレジンガー・ディラックの量子力学・・、成功した理論はいずれも、物事を基本的な「要素」に分解して、その性質、構造、運動に還元して説明したもので、物理学は基本的には「要素還元主義的」な思考を好むといえます。

一方で「総合的」な思考を必要とする分野では、現在でも現象の記述や予測が難しいとされます。例えば、気象・気候・生態系・地震、また生体で生じている身体的・精神的な現象などは、要素に分解しても全体のふるまいはわからない・・という難しさがあります。いわゆる「複雑系」・・


自然界における4つの力(相互作用)

統一理論

時空

ニュートンは、時間と時空は絶対的なもの(絶対時間と絶対空間)と定義して、物理現象を記述しました。私たちの世界観としては違和感のないものです。

時間とは、その本質において外界とは何ら関係することなく一様に流れ、
これを持続とよぶことのできるもの。
空間とは、その本質において外界とは何ら関係することなく
常に均質であり揺らがないもの。

プリンキピア(自然哲学の数学的原理,1687 )におけるニュートンの定義

しかし、アインシュタインの特殊相対性理論(1905)の登場によって、この世界観は一変しました。切り離されていた空間と時間の概念は、どちらも観測者の運動状態に依存するとして「時空」の概念が導入されました。

これらは、私たちの日常の感覚では理解しにくい現象ですが、ニュートン力学が矛盾をきたす光速に近い速度で運動する物体の力学的挙動の実験事実によく整合するもので、現代物理学ではこの考え方は標準的なものとして受け入れられています。



情報学|Informatics


(書きかけです)