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AI_Prompt の変更点


#author("2026-07-15T18:41:06+09:00;2026-04-20T12:11:33+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko")
#author("2026-07-15T18:45:13+09:00;2026-04-20T12:11:33+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko")
*AI Prompt
AIとの対話をスムーズにする記法
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AIに画像やコードを生成させる際、指示(プロンプト)の構造化は生成の精度を劇的に向上させます。LLM(大規模言語模型)や画像生成AIのフロントエンドは、単なる文章よりも''属性(キー)と値(バリュー)''の関係性が明確なテキストを好みます(CSSの書き方と同じです)。

文章でダラダラと書くと、AIは「どの修飾語がどの名詞にかかっているのか」を見失う(トークンのアテンションが分散する)ことがありますが、一般に「構造化記法」と呼ばれる書き方で、指示内容を構造化することで以下のメリットが生まれます。
-要素の孤立化:指示同士の混同を防ぐ。
-重み付けの明確化:何が重要で何が補足的なのかをAIが理解しやすい。
-漏れの防止:人間側も指示の出し忘れに気づきやすい。
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構造化記法には、__[[Markdown]]__記法、YAML記法、__[[JSON]]__記法などがありますが、以下、代表的な__[[Markdown]]__記法 と YAML記法それぞれについて概説します。
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**__[[Markdown]]__記法(コード生成に最適)
Wikipediaの編集、GitHubリポジトリの ReadMeファイル等でも利用される汎用的な書き方です。命令、前提条件、出力フォーマットの区別が視覚的に明確になる点がその強みで、各種プログラミングにおけるコード生成に向いています。

#(見出し)や -(箇条書き)、```(コードブロック)を使うMarkdownは、コード生成AI(ChatGPT, Claude, Geminiなど)に対して最も自然で強力に機能します。AI自体がMarkdownのパース(解析)に極めて最適化されているためです。

いわゆる「要件定義書」を作るイメージでMarkdownを使うと、正確なコードが生成されます。特に「# 制約事項」として除外したいバグや手法を明記すると、手戻りが減ります。
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***コード生成でのプロンプトの記載例
 # 目的
 Pythonで、指定したディレクトリ内の画像サイズを
 一括リサイズするスクリプトを作成してください。
 
 ## 前提条件
 - サポートする拡張子: `.jpg`, `.png`
 - リサイズ後の幅: 1200px(アスペクト比維持)
 - 外部ライブラリは `Pillow` を使用
 
 ## 出力コードフォーマット
 以下の関数を実装してください。
 ```python
 def resize_images(input_dir: str, output_dir: str):
    pass

''付記''(最後の3行について)
-def resize_images...:関数名を指定しています。
-(input_dir: str, output_dir: str):引数と型ヒントの指定をしています。
-pass:Pythonにおける pass は、「中身は空っぽですが、構文としてはこれで正しいです(処理をスルーします)」という意味を持つキーワードです。プロンプトで提示する段階では中身の具体的な処理(ロジック)は未完成なので、エラーを防ぐための「プレースホルダー(仮置き)」として置いています。AIはこの pass の部分を消去して、実際の画像リサイズ処理(Pillowを使ったコード)をごっそり書き換えて出力してくれます。
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**YAML記法(画像生成・複雑な設定に最適)
YAMLは人間にとって最も読みやすく、かつAIにとってもネスト(階層構造)を理解しやすい記法です。特に画像生成AI(MidjourneyやStable Diffusionなど)への指示や、コード生成の前提条件定義で威力を発揮します。
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***画像生成でのプロンプトの記載例
 Target:
   Subject: A female knight in silver armor
   Subject: A boy on a horse
   Action: Standing on a hill, looking at the sunrise
 
 Visual_Style:
   Art_Style: Cyberpunk anime style
   Art_Style: Japanese anime style
   Lighting: Volumetric golden hour light
   Composition: Medium shot, low angle
 
 Technical_Settings:
   Aspect_Ratio: 16:9
   Quality: High, 8k resolution
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//**__[[JSON]]__記法(厳密なデータ連携・自動化に最適)
//JSONは厳密な構文ルールを持つため、AIに「特定のデータ構造でコードを出力させたいとき」の指定に最適です。画像生成のプロンプトとしては冗長(記号が多くトークンを無駄に消費する)なため、あまり向きません。

**プロンプト構成の黄金律
どの記法を使うにしても、以下の4つの要素が整理されていると、AIは迷わず正確な出力を返します。

-''役割 ( Role )'':AIに何者になってほしいか
例:「あなたはWebアプリ開発のスペシャリストです。」
-''文脈・目的 ( Context )'':どのような場面で何のために使うのか
-''明確な制約 ( Constraints )'':制作上の条件や、禁止事項の明記
-''出力例 ( Few-Shot )'':理想の成果物のイメージ
例:ワイヤーフレームや、理想の画像に近い参考テキスト
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