#author("2026-03-12T14:58:48+09:00;2026-03-12T14:54:27+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") #author("2026-03-12T15:03:38+09:00;2026-03-12T15:01:31+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *Long vs. Wide Data Formats データの「縦持ち」と「横持ち」 ~ データを表形式で扱うには大きく2つ、「縦持ち」と「横持ち」があります。 データベース的に活用する業務の「川上」では「縦持ち」、レポートとしての視認性を重視する業務の「川下」では「横持ち」を採用するのが一般的です。 ~ ~ **縦持ち(Long Format) 1つの項目(列)に対して、データが縦方向に積み重なっていく形式です。 #image(縦持ち.png) ~ ***メリット -集計・分析に強い Excelの「ピボットテーブル」やBIツール、SQLでの集計が非常に容易 データベース同様のレコード単位の記録となるため集計・分析が容易 -データの追加が楽 項目の種類が増えても列を増やす必要がなく、行を追加するだけで済む -フィルタリングが容易 特定の条件(例:特定の月だけ、特定の商品だけ)で抽出するのが簡単 ~ ***デメリット -人間には見づらい 同じ項目名が何度も並ぶため全体の傾向を把握するのが困難 -行数が多くなる データ量が多いと、Excel等では行数制限に達する可能性がある ~ ~ **2. 横持ち(Wide Format) 時間軸(月など)や項目を横方向に並べる、人間が読み取るための形式です。 #image(横持ち.png) ~ ***メリット -一目で比較できる 時系列の推移などを理解するのに適しており、そのまま会議資料に使える -入力が直感的 1行が1対象にまとまっているため、手入力がしやすい ~ ***デメリット -再集計が困難 「過去3年分の平均を出したい」といった場合、列を横断して計算式を組む必要があり、メンテナンス性が低い -拡張性がない 項目の種類が増えると右側に列を挿入する必要があり、管理が煩雑になる ~ ~ **まとめ #image(縦横まとめ.png) ~ ~