Blender 3.0
レンダリングとは、素材・データを一定の手続き(プログラム)によって静止画・動画・音声などを生成することを言います。
Blenderのレンダリングは、Topbar > MainMenu > Render から行います。
静止画の場合は、レンダリング後にメニューから画像ファイルとして保存、動画の場合は指定されたディレクトリに自動的に書き出されます。
レンダリングを中止したい場合 [ESC] キーです。
レンダリングエンジンとは、最終出力を得るためのプログラムのことで、Blenderには、Eevee、Cycles、Workbench という3つのレンダリングエンジンが搭載されています。処理時間・品質・可能な表現等に違いがあるので、目的に応じて、ユーザ自身で選択することになります。レンダリングエンジンを変更すうとマテリアルの設定等に違いが生じることがあるので注意が必要です。
OpenGL を用いたリアルタイムレンダリングエンジンで、 PBR(Physical Based Rendering)マテリアルのレンダリングが可能です。3D Viewport の中でインタラクティブに使用できるとともに、高品質なファイナルレンダーとして使うことも出来ます。
Cyclesは、プロダクションレンダリング用の物理ベースのパストレーサーで、反射や屈折を扱うことができます。高品質な出力に対応する柔軟なシェーディングノードを備えています。
モデリング・アニメーションプレビュー中の高速レンダリング用に最適化されたレンダリングエンジンです。主に 3D Viewport内の表示で利用されます。
レンダリングエンジンの選択や、品質に関わる設定は、PropertyEditor の RenderProprety パネルで行ます。
出力サイズやファイル形式等の設定は、PropertyEditor の OutputProprety パネルで行ます。
Topbar > MainMenu > Render > RenderImage
RenderWindow > Menu > Image > Save
Topbar > MainMenu > Render > RenderAnimation