WordPress をローカルサーバーで動かす方法(練習用・試験用)
WordPress はPHPで動くWebアプリケーションです。また記事はMySQLというデータベース管理ソフトによってサーバーに蓄積されるので、「ファイルをブラウザにドラッグして表示」といった、通常のHTMLファイルと同様の動作確認はできません。PHP と MySQL が動く環境を、すなわちローカルサーバー環境を、あなたのPC内に実現する必要があります。
大変面倒ではありますが、CMSの本格運用には、クライアントとサーバーの関係を理解し、さらに「PHPとは何なのか?」ということまで(ざっくりでいいので)知っておくことが必要です。
本格的な自力運用には、この体験は必須のものとなります。
ローカルサーバー環境を実現するためのソフトウエアパッケージに XAMPP があります。オープンソースなので誰でも自由にダウンロードしてインストールすることができます。詳細を以下のページで解説していますので、まずはこれを準備して下さい。
アプリケーション > XAMPPマネージャーを起動して、以下のサービスを Runnning の状態にして下さい。
Webサーバーが配信するファイル(index.html 等)を設置する場所のことをドキュメント・ルートと言います。XAMPP のドキュメントルートは、アプリケーション > XAMPP > htdocs で、そこに置いたファイルは、以下のようにアクセスすることで閲覧できます。
WordPress はひとつのフォルダにまとめられたファイルセットとして提供されるので、ローカル環境で、WordPress を試す場合は、htdocs 以下にフォルダごと投入します。そして、閲覧アドレスは、以下のようになるのが普通です。
http://localhost/wordpress/
WordPress は、記事情報を MySQL データベースに保存します。したがって、WordPress をインストールする前に、データベースを1つ、事前に準備する必要があります。この作業は、 phpMyAdmin というデータベース接続クライアントツールを用いて行います。以下、その手順です。
http://localhost/phpmyadmin/
WordPressはその大半がPHPで記述されたプログラムファイルで、サーバー上に置いて動かす Webアプリケーションと言えます。入手したパッケージは、そのままサーバーのドキュメントルートに置くのが一般的です。
PHPはプログラムなので、サーバー内でそれが動けるようにファイルやフォルダのパーミッションを変更することが必要です。乱暴ですが、ローカル環境の場合は、すべてに 777(ユーザーの制限なく、読み・書き・実行可能)を設定するとよいでしょう。
「パーミッションって何?」という方は > FilePermission
Macの場合は、以下の手順で変更できます。
以上で下準備が整いました。次に WordPressを使うための初期化を行います。
#image(): File not found: "wp-install.jpg" at page "WordPress/LocalServer"
http://localhost/wordpress/
http://localhost/wordpress/
http://localhost/wordpress/wp-login.php
WordPress自体の基本的な操作については WordPress/Basics をご覧下さい。