Uniform Distribution
離散一様分布とは、確率変数が n 個の値 k1, k2, …, kn について同じ確率でとる場合の分布で、例えば、(正しい)サイコロを振った場合に出る目の分布などがこれにあたります。
連続一様分布とは、確率変数の任意の値に対して、確率密度関数が一定の値をとる分布のことをいいます。例えば、プログラミング等で使う RAND( ) 関数は、 0.0 ≦ X < 1.0 の範囲の連続一様分布乱数を発生します。
確率変数 X が、 \(a \leq X \leq b\) における連続一様分布に従うとき・・・
連続一様分布の場合は、確率の計算に注意が必要です。例えば、「5.0 ~ 1.0 の間で一様な連続分布において 7.0 が出る確率」は実質的に 0 です。確率を求めるには累積分布関数を用いて「面積」を求める必要があります。