Python/Syntax
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開始行:
* Python Syntax
Python の基本文法
~
***CONTENTS
#contents2_1
~
~
**変数・数値・文字列
***変数
Pythonの変数には、オブジェクトの代入が可能です。数値も文...
>>> x = 256
>>> a = "hello"
対話型の操作では、変数名+ [Enter] で変数の内容が表示され...
>>> a
"hello"
~
***数値
整数と浮動小数点数の2種類があります。
-整数の範囲に事実上上限がありません。
-浮動小数点は 64bit幅です。
~
***文字列
-文字コードは Unicode です。
-文字列を囲む記号には、シングルクォート、ダブルクォート、...
>>> text = """ I have a pen.
. . . You have a notebook."""
>>> print(text)
I have a pen.
You have a notebook.
-+演算子で文字列の連結ができます。
>>> text ="abcdefg"
>>> text += "hijklmn"
>>> text
'abcdefghijklmn'
-*演算子で繰り返しが可能です。
>>> text ="abc"*3
>>> text
'abcabcabc'
-[ ]を使うと文字列のスライス(抽出)が可能です。
形式 [ 開始位置 : 終了位置 : ステップ ] )
>>> text = "ABCDEFG"
>>> text[1]
'B'
>>> text[2:]
'CDEFG'
>>> text[3:5]
'DE'
>>> text[1:7:2]
'BDF'
-その他、.split、.join、.find など様々なメソッドがありま...
[[Google:Python 文字列処理]]
~
***コレクション型
コレクション型とは、複数の値をまとめるデータ型で、一般の...
-''リスト''|list
リスト型は [ ] 内に複数要素をカンマ区切りで定義します。...
x = [ ] (空のリスト)
data = [ 60, 70, 85, 40, 65 ]
colorlist = [ "Blue", "Red", "Green" ]
person = [ 25, "Yamada", True ] (異なるデータ型の指定...
-''タプル''|tuple
タプル型は ( ) 内に複数要素をカンマ区切りで定義します。...
x = () (空のタプル)
data = ( 5, 8, 2, 9, 3 )
colorlist = ( "Blue", "Red", "Green" )
person = ( 100, "Tokyo", True ) (異なるデータ型の指定...
-''辞書''|dict
辞書は「キー: 値」という連想配列の形式で要素を管理します...
>>> data = { "left":100 , "right":80 }
>>> data["left"]
100
参考:[[JSON]]
~
***付記:Pythonの配列について
Python で言う「配列」は 「リスト」のことで、[ ] を使って...
-空の配列(リスト)を初期化して、要素を追加していく例
x = []
for i in range(10):
x.append( i )
print(x)
[0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
-一定数の配列(リスト)を「0埋め」で初期化する例
x = [0] *10
print(x)
[0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0]
-連続する整数配列で初期化する例( range とlist を組み合わ...
x = list( range(0,10) )
print(x)
[0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
~
~
**演算子
***算術演算子
Python で用意されている演算子には以下のようなものがありま...
|演算子|意味|例|出力|h
|+|加算|2+1|3|
|-|減算|3−4|-1|
|*|乗算|4*5|20|
|/|除算|7/8|0.875|
|%|剰余|8%3|2|
|//|切り捨て除算|9/2|4|
|**|指数|7**2|49|
|divmod|商と余り|divmod(8,3)|(2,3)|
~
***比較演算子
Python で用意されている比較演算子は以下。結果は True また...
|演算子|意味|h
|x == y|x と y が等しい|
|x != y|x と y が等しくない|
|x > y|x は y よりも大きい|
|x < y|x は y よりも小さい|
|x >= y|x は y と等しいか大きい|
|x <= y|x は y と等しいか小さい|
|x in y|x という要素 が y に存在する|
|x not in y|x という要素 が y に存在しない|
~
***論理演算子
Python で用意されている論理演算子は以下。結果は True また...
|演算子|意味|解説|h
|x or y | 論理和|どちらか 1 つが True なら True それ以外...
|x and y|論理積|x と y がどちらも True なら True それ以外...
|not x|否定|x が True なら False、 x が False なら True|
~
~
**制御文
***ブロックとインデント
if 文や for 文などの制御では複合文の記載が必要になります...
if 条件式:
ブロック内の処理1
ブロック内の処理2
インデントの位置をさらにずらすことでブロックの「入れ子」...
if 条件式:
ブロック内の処理1
ブロック内の処理2
if 条件式:
ブロック内の処理1
ブロック内の処理2
~
***条件分岐|if
if 条件式1:
条件式1が真の時に実行する文
...
elif 条件式2:
条件式1が偽で条件式2が真の時に実行する文
...
else:
すべての条件式が偽のときに実行する文
...
~
***繰り返し| for
-for 文は一定回数処理を繰り返します。基本的な書式は次の通...
for 変数 in イテラブルオブジェクト:
実行する文 1
実行する文 2
実行する文 3
-イテラブルオブジェクトとは「要素を順番に取り出すことがで...
-記載例1:リストを使った一定回数の繰り返し
x = [ "Orange", "Apple", "Lemon" ]
for val in x:
print( val )
Orange
Apple
Lemon
-記載例2:range関数を使った一定回数の繰り返し
for i in range(10):
print( i )
0
1
:
~
***繰り返し|while
-while 文は条件が真の間処理を繰り返します。基本的な書式は...
while 条件式:
条件式が真の時に実行する文1
条件式が真の時に実行する文2
条件式が真の時に実行する文3
-条件式が真の間、その後に記述された「ブロック」の実行を繰...
-記載例
n = 0
while n < 6:
print( "n = " + str( n ) )
n += 1
n = 1
n = 2
n = 3
n = 4
n = 5
~
~
**関数
***関数の定義
-関数は以下のように定義します。
def 関数名( 引数1, 引数2, ... ) :
関数内で実行する処理1
関数内で実行する処理2
関数内で実行する処理3
:
return 戻り値
-関数名に続く ( ) の中に仮引数を記述します。仮引数が不要...
-関数が呼び出されると、ブロック内の処理が順に実行されます。
-関数は return 文を使って関数の呼び出し元に値を返すことが...
~
***関数の利用
定義した関数は、以下のようにして主たるプログラムで利用で...
-記載例
# 自作関数の定義
def MyFunc(x): # 入力:引数(ひきすう)として x を受け...
y = 2*x+1 # 処理
return y # 出力:戻り値として y を返す
#自作関数を利用したメインプログラム
s = input("数を入力して下さい >>>") # 入力
x = float(s) # 処理(文字列を数...
y = MyFunc(x) # 処理(計算)
print("計算結果:", y) # 出力
--- 実行結果 ---
数字を入力して下さい >>> 2.5
計算結果: 6
~
~
**クラス
オブジェクト指向プログラミングでは、プロパティ(属性)と...
プロパティやメソッドは、以下のように [ . ] 接続で記述しま...
-インスタンス名 . 変数名:プロパティ
-インスタンス名 . 関数名( ):メソッド
~
***クラスの定義
-クラスは以下のように定義します。
class クラス名 :
# ここにコード
-クラスのコード部分には、一般に ''プロパティ(変数)'' と...
~
***インスタンス変数
-インスタンス変数は、''インスタンス.変数名'' のかたちで表...
class MyClass:
def __init__( self ): # コンストラクタ
self.name = "" # インスタンス変数
myInstance = MyClass()
myInstance.name = "John"
print( myInstance.name )
------実行結果-------
John
~
***クラス変数
-クラス変数は、''クラス名.変数名'' のかたちで表現されるも...
class MyClass:
PI = 3.14 #クラス変数
print( MyClass.PI)
------実行結果-------
3.14
-以下は、クラス変数の活用事例で、インスタンスが生成される...
class MyClass:
count = 0 # クラス変数を初期化
def __init__( self ): # コンストラクタ
MyClass.count += 1 # クラス変数をカウントア...
myInstance1 = MyClass()
myInstance2 = MyClass()
print( MyClass.count )
------実行結果-------
2
~
***メソッド
メソッドとはクラスが持つ関数です。メソッドの第一引数には...
class MyClass:
def setName( self, name ): # 第一引数は self
self.name = name
myInstance = MyClass()
myInstance.setName("John")
print( myInstance.name )
------実行結果-------
John
~
***サンプルプログラム
# クラスの定義
class myClass:
def __init__( self ): # コンストラクタ(メ...
self.a = 0 # インスタンス変...
self.b = 0 # インスタンス変...
def add( self , a, b ): # メソッド
self.a = a # インスタンス変...
self.b = b # インスタンス変...
s = self.a + self.b # 合計を計算
return s
# メインプログラム
obj1 = myClass() #初期化
obj2 = myClass() #初期化
print("初期のインスタンス変数:", obj1.a , obj1.b, obj2...
sum1 = obj1.add( 3 , 5 ) #メソッドの実行
sum2 = obj2.add( 7 , 8 ) #メソッドの実行
print("実行後のインスタンス変数:", obj1.a , obj1.b, ob...
print("実行後の戻り値:", sum1, sum2 )
--- 実行結果 ---
初期化時点の変数: 0 0 0 0
メソッド実行後の変数: 3 5 7 8
メソッド実行後の戻り値: 8 15
~
~
**モジュール
Pythonが機能を分類する単位をモジュールといいます。例えば...
~
***モジュールの利用
-import 文 の形式
import モジュール名
import モジュール名 as 略称名
--例えば・・
import math
import pandas as pd
-モジュール内の関数を利用するには、
モジュール名.関数名()
略称名.関数名()
--例えば
y = math.sin(x)
df = pd.read_csv(https://・・・・・.csv)
~
***自作関数のモジュール化
自作関数は、以下のように別ファイルとして利用することがで...
以下、myModule と main.py が同じフォルダ内にある場合の例...
-''myModule.py''
def myFunc( a, b ):
s = a + b
return s
-''main.py''
import myModule as mm
a = input("数を入力して下さい a = ")
b = input("数を入力して下さい b = ")
x = float(a)
y = float(b)
s = mm.myFunc( x, y )
print( "計算結果:", s )
-実行結果
数を入力して下さい a = 5.2
数を入力して下さい b = 2.8
計算結果: 8.0
~
~
**コメント
Python では # 記号以降はコメントとして扱われます。プログ...
~
***インラインコメント
#から行末までは実行時に無視されます。#より前のコードは有...
a = 1 # comment
~
***ブロックコメント(行全体)
行頭に#を書くと、行全体コメントとなり、実行時には無視さ...
a = 1
# b = 2
# c = 3
d = 4
~
~
終了行:
* Python Syntax
Python の基本文法
~
***CONTENTS
#contents2_1
~
~
**変数・数値・文字列
***変数
Pythonの変数には、オブジェクトの代入が可能です。数値も文...
>>> x = 256
>>> a = "hello"
対話型の操作では、変数名+ [Enter] で変数の内容が表示され...
>>> a
"hello"
~
***数値
整数と浮動小数点数の2種類があります。
-整数の範囲に事実上上限がありません。
-浮動小数点は 64bit幅です。
~
***文字列
-文字コードは Unicode です。
-文字列を囲む記号には、シングルクォート、ダブルクォート、...
>>> text = """ I have a pen.
. . . You have a notebook."""
>>> print(text)
I have a pen.
You have a notebook.
-+演算子で文字列の連結ができます。
>>> text ="abcdefg"
>>> text += "hijklmn"
>>> text
'abcdefghijklmn'
-*演算子で繰り返しが可能です。
>>> text ="abc"*3
>>> text
'abcabcabc'
-[ ]を使うと文字列のスライス(抽出)が可能です。
形式 [ 開始位置 : 終了位置 : ステップ ] )
>>> text = "ABCDEFG"
>>> text[1]
'B'
>>> text[2:]
'CDEFG'
>>> text[3:5]
'DE'
>>> text[1:7:2]
'BDF'
-その他、.split、.join、.find など様々なメソッドがありま...
[[Google:Python 文字列処理]]
~
***コレクション型
コレクション型とは、複数の値をまとめるデータ型で、一般の...
-''リスト''|list
リスト型は [ ] 内に複数要素をカンマ区切りで定義します。...
x = [ ] (空のリスト)
data = [ 60, 70, 85, 40, 65 ]
colorlist = [ "Blue", "Red", "Green" ]
person = [ 25, "Yamada", True ] (異なるデータ型の指定...
-''タプル''|tuple
タプル型は ( ) 内に複数要素をカンマ区切りで定義します。...
x = () (空のタプル)
data = ( 5, 8, 2, 9, 3 )
colorlist = ( "Blue", "Red", "Green" )
person = ( 100, "Tokyo", True ) (異なるデータ型の指定...
-''辞書''|dict
辞書は「キー: 値」という連想配列の形式で要素を管理します...
>>> data = { "left":100 , "right":80 }
>>> data["left"]
100
参考:[[JSON]]
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***付記:Pythonの配列について
Python で言う「配列」は 「リスト」のことで、[ ] を使って...
-空の配列(リスト)を初期化して、要素を追加していく例
x = []
for i in range(10):
x.append( i )
print(x)
[0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
-一定数の配列(リスト)を「0埋め」で初期化する例
x = [0] *10
print(x)
[0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0]
-連続する整数配列で初期化する例( range とlist を組み合わ...
x = list( range(0,10) )
print(x)
[0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
~
~
**演算子
***算術演算子
Python で用意されている演算子には以下のようなものがありま...
|演算子|意味|例|出力|h
|+|加算|2+1|3|
|-|減算|3−4|-1|
|*|乗算|4*5|20|
|/|除算|7/8|0.875|
|%|剰余|8%3|2|
|//|切り捨て除算|9/2|4|
|**|指数|7**2|49|
|divmod|商と余り|divmod(8,3)|(2,3)|
~
***比較演算子
Python で用意されている比較演算子は以下。結果は True また...
|演算子|意味|h
|x == y|x と y が等しい|
|x != y|x と y が等しくない|
|x > y|x は y よりも大きい|
|x < y|x は y よりも小さい|
|x >= y|x は y と等しいか大きい|
|x <= y|x は y と等しいか小さい|
|x in y|x という要素 が y に存在する|
|x not in y|x という要素 が y に存在しない|
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***論理演算子
Python で用意されている論理演算子は以下。結果は True また...
|演算子|意味|解説|h
|x or y | 論理和|どちらか 1 つが True なら True それ以外...
|x and y|論理積|x と y がどちらも True なら True それ以外...
|not x|否定|x が True なら False、 x が False なら True|
~
~
**制御文
***ブロックとインデント
if 文や for 文などの制御では複合文の記載が必要になります...
if 条件式:
ブロック内の処理1
ブロック内の処理2
インデントの位置をさらにずらすことでブロックの「入れ子」...
if 条件式:
ブロック内の処理1
ブロック内の処理2
if 条件式:
ブロック内の処理1
ブロック内の処理2
~
***条件分岐|if
if 条件式1:
条件式1が真の時に実行する文
...
elif 条件式2:
条件式1が偽で条件式2が真の時に実行する文
...
else:
すべての条件式が偽のときに実行する文
...
~
***繰り返し| for
-for 文は一定回数処理を繰り返します。基本的な書式は次の通...
for 変数 in イテラブルオブジェクト:
実行する文 1
実行する文 2
実行する文 3
-イテラブルオブジェクトとは「要素を順番に取り出すことがで...
-記載例1:リストを使った一定回数の繰り返し
x = [ "Orange", "Apple", "Lemon" ]
for val in x:
print( val )
Orange
Apple
Lemon
-記載例2:range関数を使った一定回数の繰り返し
for i in range(10):
print( i )
0
1
:
~
***繰り返し|while
-while 文は条件が真の間処理を繰り返します。基本的な書式は...
while 条件式:
条件式が真の時に実行する文1
条件式が真の時に実行する文2
条件式が真の時に実行する文3
-条件式が真の間、その後に記述された「ブロック」の実行を繰...
-記載例
n = 0
while n < 6:
print( "n = " + str( n ) )
n += 1
n = 1
n = 2
n = 3
n = 4
n = 5
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**関数
***関数の定義
-関数は以下のように定義します。
def 関数名( 引数1, 引数2, ... ) :
関数内で実行する処理1
関数内で実行する処理2
関数内で実行する処理3
:
return 戻り値
-関数名に続く ( ) の中に仮引数を記述します。仮引数が不要...
-関数が呼び出されると、ブロック内の処理が順に実行されます。
-関数は return 文を使って関数の呼び出し元に値を返すことが...
~
***関数の利用
定義した関数は、以下のようにして主たるプログラムで利用で...
-記載例
# 自作関数の定義
def MyFunc(x): # 入力:引数(ひきすう)として x を受け...
y = 2*x+1 # 処理
return y # 出力:戻り値として y を返す
#自作関数を利用したメインプログラム
s = input("数を入力して下さい >>>") # 入力
x = float(s) # 処理(文字列を数...
y = MyFunc(x) # 処理(計算)
print("計算結果:", y) # 出力
--- 実行結果 ---
数字を入力して下さい >>> 2.5
計算結果: 6
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~
**クラス
オブジェクト指向プログラミングでは、プロパティ(属性)と...
プロパティやメソッドは、以下のように [ . ] 接続で記述しま...
-インスタンス名 . 変数名:プロパティ
-インスタンス名 . 関数名( ):メソッド
~
***クラスの定義
-クラスは以下のように定義します。
class クラス名 :
# ここにコード
-クラスのコード部分には、一般に ''プロパティ(変数)'' と...
~
***インスタンス変数
-インスタンス変数は、''インスタンス.変数名'' のかたちで表...
class MyClass:
def __init__( self ): # コンストラクタ
self.name = "" # インスタンス変数
myInstance = MyClass()
myInstance.name = "John"
print( myInstance.name )
------実行結果-------
John
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***クラス変数
-クラス変数は、''クラス名.変数名'' のかたちで表現されるも...
class MyClass:
PI = 3.14 #クラス変数
print( MyClass.PI)
------実行結果-------
3.14
-以下は、クラス変数の活用事例で、インスタンスが生成される...
class MyClass:
count = 0 # クラス変数を初期化
def __init__( self ): # コンストラクタ
MyClass.count += 1 # クラス変数をカウントア...
myInstance1 = MyClass()
myInstance2 = MyClass()
print( MyClass.count )
------実行結果-------
2
~
***メソッド
メソッドとはクラスが持つ関数です。メソッドの第一引数には...
class MyClass:
def setName( self, name ): # 第一引数は self
self.name = name
myInstance = MyClass()
myInstance.setName("John")
print( myInstance.name )
------実行結果-------
John
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***サンプルプログラム
# クラスの定義
class myClass:
def __init__( self ): # コンストラクタ(メ...
self.a = 0 # インスタンス変...
self.b = 0 # インスタンス変...
def add( self , a, b ): # メソッド
self.a = a # インスタンス変...
self.b = b # インスタンス変...
s = self.a + self.b # 合計を計算
return s
# メインプログラム
obj1 = myClass() #初期化
obj2 = myClass() #初期化
print("初期のインスタンス変数:", obj1.a , obj1.b, obj2...
sum1 = obj1.add( 3 , 5 ) #メソッドの実行
sum2 = obj2.add( 7 , 8 ) #メソッドの実行
print("実行後のインスタンス変数:", obj1.a , obj1.b, ob...
print("実行後の戻り値:", sum1, sum2 )
--- 実行結果 ---
初期化時点の変数: 0 0 0 0
メソッド実行後の変数: 3 5 7 8
メソッド実行後の戻り値: 8 15
~
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**モジュール
Pythonが機能を分類する単位をモジュールといいます。例えば...
~
***モジュールの利用
-import 文 の形式
import モジュール名
import モジュール名 as 略称名
--例えば・・
import math
import pandas as pd
-モジュール内の関数を利用するには、
モジュール名.関数名()
略称名.関数名()
--例えば
y = math.sin(x)
df = pd.read_csv(https://・・・・・.csv)
~
***自作関数のモジュール化
自作関数は、以下のように別ファイルとして利用することがで...
以下、myModule と main.py が同じフォルダ内にある場合の例...
-''myModule.py''
def myFunc( a, b ):
s = a + b
return s
-''main.py''
import myModule as mm
a = input("数を入力して下さい a = ")
b = input("数を入力して下さい b = ")
x = float(a)
y = float(b)
s = mm.myFunc( x, y )
print( "計算結果:", s )
-実行結果
数を入力して下さい a = 5.2
数を入力して下さい b = 2.8
計算結果: 8.0
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**コメント
Python では # 記号以降はコメントとして扱われます。プログ...
~
***インラインコメント
#から行末までは実行時に無視されます。#より前のコードは有...
a = 1 # comment
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***ブロックコメント(行全体)
行頭に#を書くと、行全体コメントとなり、実行時には無視さ...
a = 1
# b = 2
# c = 3
d = 4
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