文字
Characters (書きかけです)
文字体系
- ピクトグラム 絵文字
- 表語文字 漢字
- 音節文字 かな
- 音素文字 アルファベット
- 参考:人間の用いる言語の最大の特徴は二重分節
文字の歴史
- シュメール(メソポタミア)の楔形文字 紀元前3,500年
- エジプトのヒエログリフ 紀元前3,000年
- イランのエラム文字 紀元前3,000年
- インドのインダス文字 紀元前2,500年
- 中国の漢字 紀元前1,500年
- アルファベット(紀元前1500年頃〜)
- 仮名文字(奈良時代にめばえ、平安時代〜)
- 諸説あって、成立時期がはっきりしない・・というのが実情
誰かがある時期に、計画的(政治的)に制定したものではありません - 仮名書きの有名な文は、古今和歌集仮名序(紀貫之)
- 諸説あって、成立時期がはっきりしない・・というのが実情
文字の存在意義
- 記憶の外在化と蓄積・保存 > 情報のモバイル化
- 情報の時間差伝達を可能に > 非同期コミュニケーション
文字という情報伝達媒体の特殊性
- 文字は視覚情報であると同時に聴覚情報である
目は形から言葉をとらえ、耳は音から言葉をとらえる
日本の文字文化の特殊性
- ひらがな、カタカナ、漢字。3種類も使うのは日本だけ
- 数が多い分、一文字が担う情報量が大きい
- 日本語の符号化には2バイト(216 = 65536)必要*1
- アルファベットの符号化は1バイト(28 = 256)で十分
- 2バイト文化圏ではフリーフォントに限界。大半は有料かつ高額
- 文字変換の煩わしさが日本のIT化の足枷となっている
- にもかかわらず日本の識字率は非常に高い(江戸時代すでに80%)
- 日本語は母音中心の言語
虫の声は欧米人にはノイズでも、日本人には「声」 - 日本の紙面には「縦組み」と「横組み」がある
- 補足:やまとことば
太古より日本人が使い続けてきた言葉。日本語の文章の中の、漢語、外来語、また「〜する」という形の動詞以外のもので、一般に「訓読み」のもの- 訓読み:音を聞いただけで意味が定まる → 歌詞、キャッチコピー
- 音読み:漢熟語、同じ音でも複数の意味(じしん:自身、地震、時針・・)
- 補足:俳句について
- 世界最小の芸術 その情報量は、3B x 17 = 51B
- 時間情報(季語)を必須とすることで、空間と時間を総合的に伝える
- 七五調は、8beatの音楽
|・・・・・- - -|- ・・・・・・・|・・・・・- - -|