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存在と科学

存在と科学

私たちが認知する3つの「存在」レベル

CONTENTS


心理的な存在|個人の幻想

その人にのみ認知される「意味」のあるモノ・コト(当人以外の人には「無」)
社会的には共有されていない存在
個人的な記憶、個人的な「言葉」によって喚起される存在

社会的な存在|共同幻想

複数の人に共通に認知される「意味」のあるモノ・コト
その社会で共有された「言葉」が喚起する存在
言葉をもたない他の生物にとっては無意味な存在

物理的な存在

科学的な分析、操作の対象となるモノ・コト
社会や経済が破綻しても、その意味・効果が変わることのない存在
言葉によって喚起された概念も含んでいるが(例えば「引力」など)、
言葉を持たない他の生物にも、明らかに意味あるものとして存在している

APPENDIX

存在の認知に関わる「意味」

私たちの視覚や聴覚は、対象を捉えるために「意味」を利用します。「意味」があるものとしてそれを認知する方が情報処理効率が上がるからです。

ネッカーキューブは、紙の上の2次元の線の集合ですが、私たちは、それを立方体として認知します。バラバラな線の集合として分解すると、情報量があがってしまう。私たちの脳は、最も少ない情報量でそれを捉えるように、存在を対象化するのです*1

立方体をジャスト斜め45度から見た形として2次元に描かれた場合は、立方体という認知と「正三角形が6つ集合した形」という認知、いずれも成立します。簡単に言語化できる状態のものであれば、認知はスムーズになるということです。

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DATA


*1 2次元の光のまだら模様が、3次元的な世界として認知される・・映像の認知もまさに、私たちの脳の「効率を好む性質」によって成立しているといえるでしょう
Last-modified: 2019-08-03 (土) 19:06:05