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GraphicDesign の変更点


#author("2019-07-15T12:37:20+09:00;2019-07-15T10:31:15+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko")
*グラフィックデザイン
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グラフィックデザインとは、主としてポスター、広告、チラシ(リーフレット、フライヤー)、商品パッケージ、ロゴマークなど、文字や画像を主な素材として、それらを平面上に構成する作業のことを言います。現在では、PC上で作業が完結するDTP(デスクトップパブリッシング)が一般化したため、より多くの人にその実践の機会が与えられるようになりました。
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-[[Typography]]
-[[Photography]]
-[[Illustration]]

-[[Layout]]

-[[CorporateIdentity]]

-[[Infographics]]
--[[Pictogram]]
--[[Icon]]
--[[Sign]]
--[[Chart]]
--[[Table]]
--[[Graph]]
--[[Map]]

-[[JapaneseGraphics]]

-[[GraphicDesign/Links]]



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#hr
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*グラフィックデザイン入門
&small(初めての方が、とりあえず数時間で腕を上げるための基礎知識);
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**はじめに
文章ばかりですが、いずれも重要です。読み飛ばさずお付き合い下さい。
デザインにはセンスも大切ですが、論理的な思考も大切です。
自分にはセンスがない、経験がないからわからない・・と思っている人でも、理屈を学べば、出来上がりはガラリと変わるので、是非ご一読ください。
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#contents2_1


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**情報の設計

***誰のためのグラフィック(目的)
初心者の多くが、見た目をカッコよく作ろうとします。で、それ違います。
カッコよくつくっても読者は喜びません。うれしいのは作った本人だけです。
読者視点で''「情報がいかに見やすく、わかりやすいか」''ということを最優先に考える。プロとアマの違いは、この意識の違いです。読者にとって見やすい・・ということが、結果的に「情報としての美しさ」を生み出すのです。まず、それに気づくことで出来栄えは大きく変わります。
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***情報の洗い出し(現状分析)
ポスターにせよ、フライヤーにせよ、''はじめに掲載すべき情報をすべて洗い出す''ということが大切です。クライアント(発注者)がいる場合は、十分な聞き取り調査が必要です。あとになって「やっぱり◯◯を加えて欲しい」とかなると、そこでバランスの見直しとなって、それまでのレイアウト作業がすべて台無しになります。

以下のように、5W2Hがきちんと含まれているか、確かめてください。
どれかが抜けると「ポスターらしさ」がなくなります。

-''What'' これは何?(商品名、イベント名など)
-''Why'' なぜ・目的(商品を世に出す理由、開催の主旨など)
-''When'' いつ(時間:開催日時など)
-''Where'' どこ(空間:所在地、会場など)
-''When'' 誰(メーカー名、主催者、出演者など)
-''How'' どのように(申し込み方法など)
-''How much'' いくら(価格、入場料など)

Illustratorなどで作業する場合は、情報要素をひとつづつ入力しながら配置を考える・・というのではなく、これらの文字情報と画像をとにかく全部先に入力して、ワークエリアにばらまいてください。掲載するすべての情報を置いてから、最適な配置を考える・・というのが賢明です。
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***5W2Hの役割と表示の仕方

-What / Why:「◯◯展」とか「◯◯募集」などのタイトル、そしてその説明となるリード文は、このポスターが何のためにあるのかを端的に示すものです。「そもそもこれは何のポスターなの?」と、見る人を混乱させることがないよう、伝えたいことを、しっかり大きく打ち出します。
--タイトルもリードも、それぞれ一行に収まるのがふつうです。
--タイトル>メインビジュアルぐらいのつもりで、目立たせて下さい。

-When:「日付」は非常に重要です。読者はまずこれを見て、自分の都合と照合し、その続きを読む意味があるか否かを決めるわけですから、真っ先に目に飛び込むようにする必要があります。例えばその日に別の用事があれば、行けません。その時点で、その他の大半の情報は、読者にとって読んでも意味が無い情報になります。最初に「いつ?」をはっきりさせるのが親切な伝え方です。以下、日付の表記に関する補足です。
--2012.03.24 と書いても日時のことだとわかります。「年、月、日」といった文字は必須ではない・・と考えるだけで、表現の可能性は広がります。
--平成24年 とか 2012年 といった情報は、直近に出すポスターではあまり意味がありません。月日のみ大きく、年号は省略あるいは縮小可能です。
--無駄をそぎ落とせば、必要な情報を大きく書くスペースが確保できるということが重要です。


-Where:「場所」も同様です。九州に住む私たちにとって、「会場:東京都・・」という時点で、すでに大半は縁の無い話になります。これも視覚的に早めに目に飛び込むようにしましょう。また、地図を掲載する前提であれば、そのスペースをはじめに確保する必要があります。
以下、場所の表記に関する補足です。
--地図と住所表記はセット(近くに配置)で書くのがふつうです。
--会場の電話番号も、会場の住所とセットで書く方がいいでしょう。
--092 673 5700 だけでも電話番号とわかります。字面をすっきりさせたい場合は、「TEL:」 やハイフンは省略しても大丈夫だということです。


-Who:情報の発信者、つまり商品であればメーカー名、イベントであれば主催者名・・などは必ず明記してください。学生さんのグループ展などの展示案内に、これが無いケースが散見されます。作品展の場合、読者の最大の関心ごとは主催者つまり「出品者」なので、必ず明記しましょう。
--ライブ等であれば、出演者名は読者の関心ごとなので大きく書きます
--協力団体(これもWho)などは、読者にとっては重要ではありません。主催者側がその立場上、記載しなければならない・・というものなので、可能な限り(協力者が許す限り)小さく書く方がいいでしょう。


-How:「申し込み方法」などは、ポスターの内容に興味を持った人が、さらに詳しく・・という意識で読む部分です。よって、大きく書く必要はありません。見出しと箇条書きをうまく活用して簡潔にまとめましょう。
--募集記事などの場合は、「募集資格」というものをタイトル直下に大きく書くのが親切です。資格に該当しない人が、詳細を読んでも意味がないからです。
--問合せ先の電話番号は、How の部分、場合によっては主催者のところにまとめて書きます。書き方については上述。

-How much:「価格・料金等」は、読者にとって最後に重要な情報です。絶対に忘れないようにしましょう。無料の場合、何も書かないのではなくて「無料」と書きましょう。学生さんのグループ展等(入場無料のケース)で、「入場無料」の明記の無いものを多く見かけます。日本では、展覧会といえば有料が多いので、「ただで観ていいの?」と疑問に思う人も多くいます。「入場無料」を明記すべきです。台風情報のWebページで「現在台風は発生していません」という表示が出るのと同じで、無いなら「無い」ということが明記されていないと、読者は不安になるのです。
--日付について述べたことと同様、通過単位としての「円」は小さくても構いません。お店のチラシなどをよく見て下さい。''980円'' は ''980''&small(円); と表記することで、余ったスペース分、数字を大きくしています。

-その他:Webサイトがある場合は、''QRコード''
最近では、QRコードで詳細情報へ誘導するのが一般的です。Webサイトがあるのであれば、必ずQRコードを入れましょう。

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**ビジュアルデザイン
さて、ここからようやくビジュアル(見た目)の話です。
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***構図を意識する
よくできたポスターというのは、全体の構図がしっかりしていて、ポスターをサムネイルサイズにまで小さくしても、その絵柄がはっきりわかります。

基本的に「見るところはひとつ」、読者の視点を最も強くひきつけるものを置いて下さい。紙面の中に見るところが2つ、3つとあると、全体がバラけてしまいます。一枚のグラフィックとして、まとまりが感じられることが必要です。

-[[GoogleImage:poster]] ← &small(構図がしっかりしています。);
-[[GoogleImage:ポスター 中学生 交通安全]] ← &small(ごちゃごちゃしています。);

この2つを、ブラウザの画面をどんどん縮小して見比べてみてください。Firefoxなどでは、[command]+[-] でコンテンツが縮小します( [command]+[0] でリセット)。小さくすると、その差が歴然とすると思います。縮小したときに、ごちゃごちゃと見えるのは、構図があまり意識されていない証拠です。

''補足'':構図の良し悪しは理屈で見極められる
Googleイメージ検索では、なぜ綺麗な画像が優先的に出るのか(中学生の交通安全ポスターも比較的いいものが上位に出ます)。ひとつはページランクを元に、ランクの高いサイトにある画像をセレクトすることで、結果的に質の高い画像が選ばれるということが言えます。もうひとつ、構図がしっかりしているかどうかというのは、それが低い空間周波数成分をもつか(画面の中に大きくしっかりとした明暗の波があるか)という観点からもある程度判定可能で、Googleがそれを利用しているかは不明ですが、人間の感性に頼らずとも計算によって判断できることを意味します。構図の良し悪しは理屈である程度見極められるのです。
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***構図上のNG
以下、たいへんざっくりした話ですが、構図上のNGといわれるものです。念のためご留意ください。

-中心の喪失・・・ものがバラバラになって重心がない。要するにどこを見て欲しいのかわからないような構図。

-勢い・流れを止める交差・・・画面には中心があり、流れはその中心へ、あるいは中心から外へ向かいます。その線を殺すような交差物がくると、中心が勢力を失ってしまいます。

-頭打ち/壁ぴったり・・・事物の頂点が画面の端にくるような配置。無理やり画面内におさめたような印象を与えます。また、印刷の際には、画面の端ギリギリに境界や頂点が来る構図は、裁ち落としが難しくなります。

-串刺し・・・人物の真後ろに電柱があるような構図。

-首切り ・・・人物の首の位置に水平線がくるような構図。
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***視覚要素を揃える
まずは、紙面に置かれる視覚要素について用語の確認から・・。

-メインビジュアル:紙面の視覚的な主役。一般に写真・イラスト。
-キャッチ / リード:伝えたいことを端的に表現した言葉。
-ボディ:いわゆる本文。段落の小見出し、箇条書きも同じグループです。
-ヘッダー/フッター:紙面の上と下。ロゴ・マークや、発信者情報など。

これらの要素について、様々な観点で「揃える」ということを意識すると、全体に統一感がもたらされ、美しいレイアウトに仕上がります。

-位置を揃える:例えば、左に揃える、中心に揃える(放射状に揃える)
-サイズを揃える:例えば、配列する写真の幅を統一する(高さはナリユキ) 
-色相を揃える:例えば、写真の主調色を拾って他の要素にも適用する
-明度を揃える:例えば、同明度の複数の色で背景を賑やかに塗り分ける

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***レイアウトグリッドを使う
上記の「揃える」という作業において、最も威力を発揮するのがレイアウトグリッドです。きれいにレイアウトできるのはもちろん、「もうちょい上」とか「もうちょい左」とか迷うことなく、「ここに置けばいい」ということになるので、作業効率も大幅にアップします。

-[[GoogleImage: Grid System]]

紙面の基調は本文文字サイズと行間です。画面全体の基本的な空間リズムは、本文文字のサイズと行間設定によって決まると考えるとよいでしょう。本文が画面全体を埋め尽くす状態をベースに、そのリズムを崩さないように他の要素を配置する。この考えをカタチにしたのがレイアウトグリッドです。

こちらをご覧下さい > &ref(Layout/Sample.pdf);
このサンプルは 本文8.5pt、行送り15ptを前提としています。

本文の文字サイズを最小単位に、最適な一行文字数×数行分の矩形を1ブロックとして、紙面を分割しています。ブロック同士の間隔は、横方向では本文2文字分あるいは3文字分、縦方向では本文が複数ブロックに連続しても整うように、行間+文字高+行間の分だけ空けます。

繰り返しますが、重要なのは本文の文字サイズと行間です。

はじめにグリッド線をひくのではありません。まず、 紙面を構成する基本単位である、文字の大きさと行送り(あるいは行間)を決め((文字サイズと行間はターゲットとなる年齢層にとっての読みやすさを考慮して決めます。子供や高齢者の場合は大きめの文字サイズと行間をベースにします。))、そして、その本文記事が紙面を埋め尽くすイメージをつくって、例えば、18文字×5行分で1ブロックとか、22文字×4行分で1ブロックなどとなるように、線を引くのです。

よくある間違いが、上のようなフォームを下敷きにして、「本文12pt、行送り18pt」の記事を割り付ける・・・という類のものです。あくまで「本文8.5pt、行送り15pt」となる記事でなければ、グリッドには合いません。グリッドが成立する根拠をふまえなければ、グリッドを使う意味がないのです。

くりかえします。自分で独自のグリッドを作るときは、線を先に引くのではなく、読者にとって読みやすい本文文字サイズと行間を先に決める。はじめに読みやすい本文の設計ありきということです。
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***レイアウトグリッドを意識した文字のジャンプ率
紙面にはふつう数種類のサイズの文字が載ります。情報要素によっていろんなサイズを使いたくなるものですが、それをすると画面全体の統一感が損なわれてしまうので、その種類は、キャッチ、リード、見出し、本文、キャプションの5つ程度にします。

使用する文字間のサイズ比をジャンプ率といいますが、基準となるのは、本文の文字サイズや行送りです。

''注意'':「行間」と「行送り」とは異なる用語です。
-行間:行と行の間の隙間の距離
-行送り:行の頭から次の行の頭までの距離、つまり「文字高+行間」。

例えば、「文字高+行間+文字高 - α」サイズのタイトル文字は、2行分相当の文字高で、ベースグリッドに載せやすいサイズです。また例えば、本文の行送りが15ptの場合、行送り10ptの詳細説明文は、本文に対して3:2という簡単な整数比になるので、ベースグリットとの親和性が高くなります。

異なる文字サイズを選択するときは、常に、それがベースグリッドにうまく調和するかどうかを考える・・ということです。
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***文字をうまく使うコツ
文字サイズの種類を少なくして、様々な要素の差別化(もちろんそれが必要な場合の話ですが)をするにはどうするか。

一部を目立たせる=文字を大きくする、と単純に考えるのではなく、文字のウエイト(太さ)や色を変える・・と考えれば、ベースグリッドのリズムは崩さずに済みます。
 まずは、サイズを変えずにウエイト(太さ)だけ変える・・ということを検討してみて下さい。数種類のウエイトが用意されたフォント(ファミリー)があれば、これを変えることで、強弱をつけることが可能です。
 また、初心者の方は「文字色=黒」を疑わないものですが、黒は絶対ではありません。例えば、本文文字を70%グレーとすれば、見出し文字を黒にするだけで、見出しと本文を差別化できます。文字の大きさは本文と変わらないので、ベースグリッドのリズムを乱しません。

音楽と同じです。リズムが狂うと音楽として成立しなくなりますが、要素の音量や音色を変えるということには問題はありません。キック(バスドラム)とベースは、ほぼ同じリズムを刻んでいますが、音量や音色は自由に変えられます。
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***フォントはできるだけいいものを
プロとアマの避けられない制作環境の差。それがフォントです。本格的な仕事に使えるきれいな文字をというのは非常に高価で、学生さんがそこに投資するのは難しいでしょう。ただ、普通のPC環境でも使える文字とそうでない文字があるので、その違いを知って作業すれば、結果には差がでます。
 Light, Medium, Boldなどのウエイトが選べるものを使いましょう。Macであれば、標準のヒラギノにW6とW3の違いがあります。Windowsの場合、新しい Yu Gothic UI はウエイトを選べます。古い標準フォントには、ウエイトがなく、太字というのも単に輪郭を太らせるだけなので使えません。
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***メインビジュアルは必須
メインビジュアル(キービジュアル)とは、紙面・画面上の視覚要素の主役となるイラスト、写真、絵などの画像を意味します。初心者の方は主役級の要素を紙面内に複数配置してしまうことがあるようですが、原則、見るところはひとつ。はっきり差別化してひとつに絞りましょう。

さて、メインビジュアルの選び方ですが、画像であれば何でも使える・・というわけではありません。使いやすいものとそうでないものの差は歴然としています。以下の2つを見比べてみて下さい。

-[[GoogleImage:stock photos]] ← &small(文字を置くスペースがあります。);
-[[GoogleImage:祭り スナップ]] ← &small(文字を置くスペースがありません。);

ポスター全面に画像を使用する場合、「文字が上に載る」ということに注意が必要です。通常はある程度完成イメージを意識して、撮影(あるいはイラストを依頼)する段階で「このへんに文字が載るから、左上の方が空になるように・・」ということをカメラマンと共有します。
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***メインビジュアルには様々な使い方がある
風景、人物、商品など、画像の使い方は以下のように整理できます。

-画像全体を紙面全体に使う(最も一般的)
-画像全体を紙面の一部に使う(初心者の方に最も多いパターン)
&small(この方法自体がよくないのではなく、おそらくソフトが使いこなせないがゆえに、この置き方しかできない・・というケースが多いようです。);
-部分を拡大して紙面全体として使う(全体では構図が?という場合)
-部分を拡大して紙面の一部に使う

どれが最も適した使い方か?ということについては、目的によって異なります。

-伝えたいことが文字で表現されているのであれば、ビジュアルは背景として
-商品写真のように、それそのものが主役の場合は、前面に出るように

といったぐあいです。

よく、料理の写真等で、皿全体をフレーム内に入れたものがありますが、見せたいのが料理であれば、皿はフレームからはみ出しても構いません。このように、何を見せたいかによって、画像の使い方は変わります。
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***メインビジュアルは必要に応じて加工する
画像処理他、ツールを使いこなす技術が必要になりますが、以下のような手法で様々な演出が可能になります。

-画像を分割して両サイドに再配置する
-画像を回転させて使う
-グレースケール化して使う(文字の色を生かしやすくなります)
-レベル分布を変えてつかう(全体に明るく、あるいは暗く)
&small(黒い文字や、白抜き文字を見やすくするための処理です。);
-水彩画フィルタなどで加工する
&small(フィルタ加工は簡単ですが、その分、雑な仕事に見えることがあるので要注意です。);
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***メインビジュアル内の要素の向きに注意
メインビジュアル内の要素が持つ「方向」は、レイアウトに大きく影響します。
例えば、人物の顔写真がある場合、その視線は読者の視点を誘導する効果があるので「視線の先に、キャッチコピーの先頭を持ってくる」といった手法がよく使われます。逆にいうと、これに気付かないと、読むのにギクシャクした印象を与えてしまいます。文字要素は単に空いている場所に置くのではなく、これらビジュアル内の要素が持つ力をうまく利用しましょう。

-被写体のまなざし
-被写体の示す方向・向き(例えば拳銃、指差し)
-被写体の演出(例えば「正面」の扱い、安定・不安定など)
-撮影の構図・パースぺクティブ
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***余白について
最後になりましたが、余白(マージン)について。情報を見やすくするために余白は必須の要素です。以下、要点をまとめます。

-まず、紙面全体の余白についてですが、レイアウトグリッド上で本文文字を置くエリアを一般に版面(はんづら)といい、その外側の余白をマージン領域といいます。掲載する情報量によってその比率は異なりますが、それは紙面全体の印象に大きく関わります。
 背景、画像、見せるためのキャッチなどは、版面から(さらに紙面から)はみ出すような置き方も可ですが、読ませる文章としての本文は、マージン領域まではみ出すことがないようにするのが原則です。

-次に要素間の余白についてです。画像の横に本文がくる場合は2文字分程度の余白をとります。画像の下に本文がくる場合も同様「行間」あるいは「行間+文字高+行間」分の余白をとります。これはグリッドの例を見ていただければわかると思いますが、画像・文字間に余白がないと、単純に読みづらいからです。

-ロゴ・マークなどの要素については、それを周囲から孤立(アイソレーション)させるためにアイソレーションエリア(ゾーン)を設けます。VIマニュアル等が整備されている場合は、マニュアルにそのサイズが指定されています。

-Webでは、ボックス要素の外側につくる余白をマージン、内側につくる余白をパディングと呼んで区別します。余白というのは、それだけ重要な役割を担っている・・ということです。

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以上、たいへんざっくりしたお話でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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**参考

***関連リンク

-[[The Grid System>http://www.thegridsystem.org/]]
-[[Grid System イメージ検索>http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1G1GGLQ_JAJP288&q=grid+system&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=ZOcqTIuxNceHcY6_yYsD&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=4&ved=0CD8QsAQwAw]]
-[[Image now>http://www.imagenow.ie/gallery/]]

-[[PDF Gridder>https://pdfgridder.org/gridder/]]  グリッド生成支援ツール

-[[GoogleImage: karl gerstner]]
-[[GoogleImage: Helmut Schmid Typography]]
-[[GoogleImage: joseph muller brockmann]]
-[[GoogleImage: Massimo Vignelli]]
-[[GoogleImage: Ellen Lupton]]
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***書籍紹介
-[[Grid Systems in Graphic Design>http://www.amazon.co.jp/Systems-Graphic-Systeme-Visuele-Gestaltung/dp/3721201450]]
-[[Balance in Design Kimberly-Elam>http://www.amazon.co.jp/Balance-Design-%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%BF%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%89%87-Kimberly-Elam/dp/4861003245]]
-[[Typographic Systems  Kimberly Elam>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861005140/webdesignrecipes-22/ref=nosim/]]
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***データ入稿について
最近では、インターネットでデータ入稿するケースも多くなりました。
ネット印刷のサイトにある、入稿手順に関する記事は、
実際に印刷データを入稿する際のデータのまとめ方の参考になります。
-[[印刷通販JBF テクニカルガイド>http://print-jbf.jp/html/technical.html]]
-[[印刷通販JBF テンプレート>http://print-jbf.jp/html/templete.html]]
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