アニメーションとは、少しずつ状態の異なる複数の静止画像を間欠運動によって映像化する技術です。元は「アニマ」すなわち霊魂というラテン語に由来するもので、生命のないものに魂を与えて動かすことを意味します。一コマずつ撮影する…ということからコマ撮りアニメ、ストップモーション・アニメーションという言い方も一般的です。パラパラ漫画のような手描きのアニメからデジタルカメラによるパペットアニメーションまで、今日では、デジタル技術が普及したことで、多くの人がアニメーション制作に関わることができるようになりました。
基本的には、特殊なソフトがなくてもアニメーションは制作できます。紙とペンとデジタルカメラで連番画像を作れば、それをムービー化するのは簡単なフリーソフトウエアでも可能です。
以下のようなソフトウエアを使用すれば、より作業を効率化したり、自動的に特殊効果を加えたりすることができます。ただ、ソフトウエアの特殊機能に依存した作品は、コンペ等でもあまり評価されません。「それはソフトが優秀なだけでしょ・・・」という評価になってしまいます。やはり重要なのは作品の内容と「動き」におけるオリジナリティーです。
ここでは3DCGの紹介は省略しています。
注意)
海外のフリーソフトは日本語のファイル名やディレクトリー名には対応していないものが多くあります。例えば上のPencilでExport先にデスクトップなどを選ぶとうまく保存されません。ドライブ直下に"WorkSpace"のような英数名のフォルダをつくれば正しく出力されます。
一般にYoutube等でチュートリアルが多数紹介されているソフトは、Win Mac Linuxいずれかの環境では、うまく動いているということです。すぐにあきらめないで調べましょう。
連番画像からGifアニメーションファイルを作成するソフトは多数ありますが、皆さんの身近にある Photoshop でも レイヤー=フレーム とみなして、アニメーションを簡単に作ることができます。
以上、この読み込み作業の代わりに、レイヤーを増やしながら、各レイヤーに一コマずつ描いていく・・ということでも同じ状態になります。その場合、一番上のレイヤーが最初のコマになる・・と考えるとよいでしょう。
以上で、タイムラインパネルの下にある再生ボタンでアニメーションのプレビューが可能になっているはずです。個々のフレームの下の「0秒」は一コマの時間です。適宜変更してください(まとめて選択、変更も可能)。
GIFアニメーションファイルは、ブラウザにDrag&Dropすると、アニメーションとして見ることができます。
(随時追加)