Compositing
Blender 3.0
コンポジットとは、3DCG、2D画像、実写映像などの複数の素材を合成する作業を意味します。一般にコンポジット処理には、After Effects やPhotoshop等を利用しますが、Blenderのコンポジット機能でも基本的な処理は可能です。
通常のレンダリング結果をもとに、Compositer(コンポジット エディター)上で、合成プロセスを定義した後、再度 Rendering すると、合成結果が得られて、ImageEditor 上には、View Layer と Composite の切り替えで、比較ができるようになります。
- View Layer:コンポジット前の出力イメージ
- Composite:コンポジット後の出力イメージ
レンダリングエンジンに Cycles を使うと時間がかかるので Eevee で確認することをお勧めします。
(書きかけです)
KeyWords
- Use Nodes:ノードエディタ ーを利用する
- Backdrop:レンダリング結果を背景に表示(要 Viewer Node)
- Input
- Render Layers:レンダリングされたシーンを読み込む
- Image:画像を読み込む
- Texture:テクスチャのデータブロックを読み込む
- RGB:指定した色を読み込む
- Output
- Composite:合成結果
- Viewer:ビューアに結果を表示
- Color
- RGB Curves:全体またはRGBごとに明度やコントラストを編集
- Mix:2つの画像をブレンドする
- Bright / Contrast:明るさ・コントラスト調整
- Filter
- Filter:エンボス、ソフト、シャープなどの効果を掛ける
- Blur:ぼかし。XY方向へのぼかしの度合いを入力
- Defocus:被写界深度によるぼかしの効果を出す
- Convertor
- ColorRamp:グラデーションで明度・しきい値を調整して白黒出力
- RGB to BW:白黒画像に変換
- Set Alpha:白黒マスク画像から透過画像を生成
- Matte
- Difference Key:選択された色空間による透過
- Chroma Key:いわゆるクロマキー合成
- Color Key:色相、彩度、明度による透過
- Distort
- Transform:移動、回転、拡大縮小を同時に設定
- Flip:XY方向に反転
- Crop:出力画像サイズの変更
- Lens Distortion:レンズ歪み