(書きかけです)
物理学とは、文字どおり「物」を扱う学問です。我々の身の回りにある大半のものは、物理の原理・法則に従うものですが、「情報」は物とは異なるという点で、それを扱うには別の思考が必要になります。
物理学とは、物質の性質やふる舞い、物質間に働く作用について、普遍的な原理・法則を実験・観察といった経験的事実にもとづいて探求する学問分野です。
物質をできるだけ単純な要素に分割し、要素間に働く作用を数式モデル化することで、素粒子から宇宙まで、自然現象を統一的に説明しようとするもので、要素還元主義的な思考を採用します。
古典力学では、アインシュタインが「神はサイコロを振らない」と言ったように、確率・統計的に語ることを嫌う傾向があって、量子力学や、などは、非線形物理学(Nonlinear physics:要素が複雑に絡み合う非線形な系を扱うカオス理論や、線形な方程式では記述できない流体力学分野)は、古典力学とは異なる思考が採用されます。
これら4つの力は、宇宙が生まれたばかりの頃は、同じひとつの力だったと考えられています。