働き方に関するジェンダーバイアスの課題のインフォグラフィックス化
#
働き方に関するジェンダーバイアスの課題のインフォグラフィックス化
近年SDGsが定められ、世界中で取り組もうとする影響もあり、ジェンダーバイアスに対する関心は昔に比べ高まっている。しかし反対にジェンダー問題に関わりたくないと関心を寄せない層がいることも事実である。このような層に対し新しいアプローチが必要だと感じた。
新しいアプローチを試みる取り組み
1テーマにつき1ポスター(A1)> 全6枚
ジェンダーバイアスとは
ジェンダーバイアスとは男女の役割に無意識に固定的な観念を持つことや、 そのために社会的な評価や扱いが差別的になることを指す言葉です。
引用>ジェンダーバイアスとは?専門家が具体例や国内外の取り組みを解説
-テーマ決め
-どの分野に注目した内容にするか
-現状調査
{やらないこと:何をするかではなく「何をしないか」を考える}
インフォグラフィックスを使用することに決定、ラフの作成、研究タイトルの変更検討
データ収集、ビジュアルの検討
ジェンダー問題に関わりたくないと関心を寄せない層に対し、親しみやすさを重視したビジュアルでアプローチを試みていたが、見られても内容を受け取られないのではないかと危惧→実際にどれほど問題になっているかデータの出ている数字を全面にアピールする
イラストの広告→見るだけで終わってしまうのではないかという懸念
見るだけで終わられず、見たあとに自分ごとに置き換えられる ことを大切にしたい
→イラストと実写を組み合わせたアイデアで作成
イラストの親しみやすさ×実写の現実さ 身近で自分ごとに考えられるのではないか
メインビジュアルの更新
概要集制作
タイトル検討
:It's me!(性別を感じさせない,明るい)
:○○でもいいかも!(こういうのもありだよねという投げかけ)
:全部、僕(アイデンティティも好きなものも全て自分の1部だ)
→I AM ME ! 主語を男性的か女性的どちらかに決めてしまわない
ポスターラフ作成
現状調査により40代以降の男性をメインターゲットにすることに決定
課題→物語を選ぶ予定から、物語→課題から選び、
若い男子:金太郎
若い女子:かぐや姫
男性:浦島太郎
女性:鶴の恩返し
年配:桃太郎のおじいさんとおばあさん
その他:鬼(または各物語に出てくる動物など)
に決定した。
キャラクターイラスト、ポスターラフ作成
中間発表で男性らしさの反対に女性らしさを描こうとしたが、女性らしさを対比にせず答えは多様であるべきだという意見を受け、色んなIFのパターンでアプローチができるよう考え直す。
案1:お話の中の「こういう場面、実はジェンダーバイアスかも」
案2:元々のお話は~だけどこういうお話もいいよね、というIF展開
案3:登場人物やストーリーを現代版にしたもの
→テーマの課題を指摘するだけでなく、新しい考え方の例を提示できる案2で制作を行うことにした
中間発表3週目
中間発表2週目
中間発表1週目
先行事例の調査
→時と場合によって物事を柔軟に考える 多方面から物事を見る見方が広がればいいのにな〜と思う
他人の立場で物事を考えられたら、行動してみたり、新たな解決方法が生れたりして もっと社会は良くなると思うから
意識下にない人たちは問題提起すら意識しないかもしれない、
ポスター、広告、訴える動画、講演会 自ら行ったり見たりすることもしない可能性もある
↓
では意識下にない、自分ごとだと思っていない、問題意識を持たない人にメッセージを伝えるためにデザインができることは何か
プロダクトを通して問題提起や気づきを与える 例