Webサイトというかたちで世界へ向けて情報を発信するにはサーバーが必要です。ここではまず、学内の練習用のサーバーの使い方、そして、アカウント取得が簡単なフリーのレンタルサーバーの活用について紹介します。
尚、手元(ローカル)のファイルをサーバーへアップ(FTP転送)する方法についてはこちらのページをご覧下さい。
一般にWebサイトを公開するには、ドメイン名すなわちWebサイトのアドレスと、サーバーすなわちファイル置き場の2つを取得する必要があります。この2つはセットでイメージされることが多いのですが、別のものです。「ドメイン名は同じまま、サーバーを引っ越す」ことができるくらいですから、本来は別々に契約されるものだと理解して下さい。
ただし、フリーのレンタルサーバーでは、希望のアドレスの取得と同時にサーバースペースが確保されるので、「セット」で考えても問題ありません。
レンタルサーバーに手を出す前に、大学に用意された練習用のディレクトリとURLを使ってみましょう。本学では学生個々人にメールアドレスとホームページ作成用のエリアがすでに用意されています。学内のネットワークからは、
http://www.ip.kyusan-u.ac.jp/~ (あなたのユーザID)
というアドレスで閲覧可能です。以下の情報を利用して、自分が作成したWebコンテンツをFTPでアップロードしてみて下さい。
以上の情報は、九州産業大学、造形短期大学部ともに共通です。
小さく広告が入るなどの条件がありますが、アカウントの登録だけで簡単にサイトが開設できます。PHPやMySQLが利用できるサービスでは、CMSをアップして動的なサイトを構築することも可能です。
アカウント取得には、メールアドレスが必須です。まず、メールで本人確認した後、正式なアカウント登録となるケースが多いようです。適宜説明にしたがって、手続きを進行させて下さい。一般に以下の情報が必要になります。しっかりとメモをとって残すようにして下さい。
ページを独立させました。> RentalServer/Account?
レンタルサーバーを使ったWebの公開で、最終的に必要となるのは、FTP接続情報です。これは、当該サービスのサイトでログインすると「管理情報」などの画面で確認することができます。接続には、以下4つの情報が必要です。
登録時に自分で入力したIDやパスワードは、メモ帳などに同時に
Copy&Pasteするなどして、しっかりと管理してください。
また、試しにつくってみただけ、というような使い方は先方に失礼ですので、
不要なものについては、必ず削除の手続きを行って下さい。
きちんとしたドメイン名を取って、本格的にサイトを運用するケースです。
月額数百円程度で、広告などの無いWebサイトを持つことができます。一般にサーバーそのもののレンタルと、ドメインの取得に関わる契約とは別になりますので、フリーのレンタルサーバーに比べて手続きは多少煩雑になります。大半のサービスでPHPやMySQLが使えますので、動的なCMSサイトもつくることができます。
GitHubアカウントを作成し、Webサイトのプロジェクトファイル(HTML, CSS, JavaScript, 画像データ)を丸ごとアップすると「GitHubページ」という機能によって、サイトを公開することが可能です。
無料のアカウントの場合、プロジェクトはオープンになりますが、そもそもWebのソースコードはオープンな仕様なので、有力な選択肢の一つになると思います。