🟦卒業研究Iのプレゼンテーション用ページです
縹 -hanada-
映像投影と空間演出で魅せる選択型オンライン演劇
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- Keywords:オンライン演劇,プロジェクションマッピング, 空間演出
背景
- 新型コロナウイルスの影響により、演劇界は大きなダメージを受けている
- 劇場での公演が難しいなか、オンラインを使用した演劇の形が生まれた
調査
- オンラインを使用した演劇の形
スマホやパソコンといったスクリーンを舞台設定にした、フルリモートの演劇。
劇場に赴くことなく、観客と演者が時間・空間を共有できるライブ感を味わうことが出来ることこそ、リモート演劇の魅力である。 🔗
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- 目的
オンライン配信を使用した演劇鑑賞の認知度について
- 方法
Instagramのフォロワー内の20代に男女にストーリー機能を使用
- 結果
56名の方から回答を得た。56人中38人、約7割の方が「オンラインを使用した演劇鑑賞があることを知らない」と回答した。ロナによってオンライン配信やリモートが身近にある若者でも、オンラインを使用した演劇鑑賞については、あまり認知されていないということが調査から分かった。
- 先行事例
- zoom演劇
劇団ノーミーツ主催2020年上演の「それでも笑えれば」では、「選択」をテーマにし。観客がzoomのチャット機能とアンケート機能を使用し、観客側にストーリーの展開を選択してもらう「観客選択式演劇」という、オンラインならではの演劇の取り組みを行っている。
劇団ノーミーツ |「それでも笑えれば」予告編
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- オンライン・イマーシブシアター
イマーシブシアター(没入型演劇)とは、観客側が建物内を自由に回遊しながら鑑賞するスタイルの演劇である。「泊まれる演劇」では、すべてのシーンをリアルタイムの生配信で行い、視聴者が登場人物とチャットや会話をすることで物語が動いたり、8つの配信ルームから好きな部屋を覗き見ることが可能である。
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- 調査結果
- オンラインを使用した演劇鑑賞の方法が普及しきっていない。
- zoom演劇とオンライン・イマーシブシアターの課題点として、観客数が挙げられる。zoom演劇では、劇場同様の観客数を見込めるが、演者側とコンタクトを取ることはできない。反対に、オンライン・イマーシブシアターでは演者とのコンタクトが可能な代わりに、演目に差はあるものの集客人数は十数人に絞られるといった課題がある。
目的
- オンライン配信を使用することで、若者の身近な媒体で演劇鑑賞が行えることの周知を行う
- 大人数の集客と、演者との会話やコンタクトが可能にした、観客側の選択で話を展開させていく、選択型の演目を行う
コンセプト
- 舞台演出
- プロジェクションマッピングによる映像投影
選択による分岐のための仕様として、プロジェクションマッピングによる映像投影を行う。
映像投影を使用することにより、分岐により展開する話に対応して、舞台転換を行うことができる。
- YouTube Live
大人数とのコンタクトを可能にするための設定として、YouTubeの配信画面を舞台とする。リアルタイムなコメントに対して、演者側がリアクションを行っていく。
- 舞台設定
- ページを見つけた人だけが視聴できる配信サイトに辿り着くと、一人芝居形式で女の子が物語りを語ってくれるという設定でリアルタイム配信のオンライン演劇に誘導する。
- 彼女が一人芝居の形式で3つお話りを語る順番を観客側に選択してもらい、語る物語の順番によって、最終的な舞台の展開が決まっていく。 🔗
成果物
プロジェクションマッピングを投影した試作を行った。複数の背景映像を連続して切り替えを行った。人物が立つ舞台情景のスムーズな変換が、プロジェクションマッピングを使用することで可能になる。
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まとめ
プロジェクションマッピング使用した映像投影により、1配信画面で場面転換をスムーズに行え、複数の話を構成した演目を上演することが可能であることが分かった。今後は、空間演出による効果の実験と、実験配信を行っていく。最終的にYoutubeLiveでリアルタイム配信を行い、実際にアンケートとチャット機能を使用した公演を行う。