#author("2023-06-13T12:16:47+09:00;2023-06-13T10:57:22+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") ***福岡市城内地区活性化プロジェクト|付記 *舞鶴公園へのアクセスに関する現状の問題 [[Project/FC2023]]|予備知識のない訪問者の視点から ~ (書きかけです) ~ **はじめに 学生の現地調査において見出された「外国人には評判が良い」という知見と「実際には人がまばら」という現状から、ひとつの疑問が生まれました。それは、「Web等での事前調査や、Googleマップ等による誘導がなければ、目的地にアプローチできないのではないか」という疑問です。 そこで、舞鶴公園に予備知識がないという想定で、自家用車で「舞鶴公園」を目指してみました。本報告は、その際に見出された問題をまとめたものです。 ~ ~ **舞鶴公園の空間構造がわからない問題 -予備知識のない人には、舞鶴公園全体の空間構造が正しく認知できません。 --行政区画としての舞鶴公園:三の丸広場、福岡城址、鴻臚館広場 --視覚的に認知される舞鶴公園:福岡城址のみ -その理由は、様々な認知的不協和があるためだと推察されます。 --車道から見える「舞鶴公園」の表記は「福岡城址」のみをそれと思わせる --''三の丸広場の存在が視覚的に見えない''(詳細後述) --車道(舞鶴公園線)によって東西が大きく分断されているため、三の丸広場を大濠公園の一部と認識している人が多い(現地訪問者聞き取り)。三の丸広場は大濠公園の生態系の一部とみなされてしまうのが自然 --明治通りの道路標識(舞鶴公園線への誘導)が「福岡城趾・舞鶴公園」となっているため、並列の関係に見える(包含関係がわからない) --明治どおりから舞鶴公園線へ入るタイミングで、交差点付近に城郭のようなものが見えるため、それが福岡城の本丸趾と認知される一方、舞鶴公園第一駐車場に最も近いのが福岡城址となっていて、認知的な混乱が生じる ~ ~ **三の丸広場が見えない問題 三の丸広場は、周囲を木々で囲まれていることと、当該空間への間口が少なく、また狭い・・ということから、地図で俯瞰的に確認できたとしても、たどり着けない可能性が大きいと感じました。 ~ ***舞鶴公園線における視界の問題 -車道の西側が木々で覆われているため、広場の存在が見えない -歩行者の重要な入口となる横断歩道上の信号機の表記が「平和台球場前」 視界が開けた平和台球場側へ視線が向くため、三の丸への入口に気づかない ~ ***舞鶴公園線上の駐車場の問題 -第一駐車場の存在が走行中に視認できない(気づいた時には通過済み) -第一駐車場が東側にあるため、福岡城趾のみ=舞鶴公園 というイメージ -第一・第二駐車場よりも第三駐車場の方が圧倒的に広く・近い(想像と逆) -北から南へ走行した場合、第三駐車場の存在に気づかない -南から北へ走行した場合も、第三駐車場の入口からは、中に広大な駐車場があることが見えない(手前の視界を広げてはいるようですが、気づいたときには通過しています)。 -「Timesパーキング」の表記は小規模の民間駐車場をイメージさせるので、公的かつ広いというイメージが湧かない -南から北へ通過後に再度アプローチしようと思っても、左回りで大濠公園の外を一周して戻る必要があり、土地勘のない人はここで諦める可能性大 ~ ***大濠公園からの視界の問題 -公園内東側の歩道から、三の丸広場へアプローチする経路があるが、東側に木々が多いこと、道が直線的に昇っていること、西側の広大な濠の空間に視線が向くなどの理由で、東側奥に広い空間があることに想像が及ばない -大濠公園駐車場からすぐ、大濠公園の遊具広場から三の丸広場へ移動できる通路があるが、柵の存在、木々が生い茂る状況、三の丸広場が数メートル上に位置することから、東側奥に広い空間があることがわからない ~ ~ **その他 ***福岡城址について //-一言でいうと「殺風景」 //-現代美術(立体造形)を展示する、彫刻の森のような演出は可能か? //-石垣を登る階段の色 > 使われている茶色と石垣とのコントラストがない (書きかけです) ~ ***三の丸広場について (書きかけです) ~ ***鴻臚館について 筆者の現地調査においては、結果的に当日辿り着くことができませんでした。 //-鴻臚館、読めない問題 (書きかけです) ~ ~ ~