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Statistics/Descriptive

記述統計

Descriptive Statistics


記述統計とは、収集したデータを要約(平均、分散などを計算)して対象の特徴・性質を語る統計のことで、2変数の相関を求めたり、クロス集計表を作成したりと、多変量のデータを扱う作業もこれに含まれます。また、データを分かりやすく記述するという意味では、グラフや表を作成したり、グラフや表からから様々な特徴・性質を抽出する作業も記述統計の役割になります。なお、記述統計は、推測統計より古くからあるもので、標本と母集団を同一視して考えます。推測統計の登場後は、古典統計といわれるようにもなりました。



統計量

記述統計における統計量

得られたデータに何らかの計算を行って得られる値を統計量と言います。例えば、平均分散は代表的な統計量で、具体的な計算について以下の節で順次紹介します。

代表値(measure of central tendency)

データの分布の特徴を表す値

散布度 (dispersion)

データの散らばりぐあいを表す値

参考:Excelでの関数表記

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GUIDE

DATA


*1 例えば、平均年収という数字は、実感とは合いません。理由は「一部の大富豪が平均値を押し上げる」ためで、年収のような数字を代表するには、中央値の方が実感に近いものになります。近年の日本全体の平均年収は445万、中央値は396万で、大きな開きがあります。
Last-modified: 2023-10-05 (木) 15:25:53