共感を通じて心に寄り添うショートアニメーション作品
本作品は、創作活動における悩みや葛藤をテーマとしたショートアニメーション作品である。
生成AIの発達により、これまで創作活動に触れる機会の少なかった人々でも手軽に作品を制作できるようになった。 一方で、従来から創作活動を続けてきたクリエイターの中には、将来への不安や収益減少によるモチベーションの低下、燃え尽き症候群などの問題が見られるようになっている。
思うように描けず自信を失うことや、それでも再び描きたくなってしまうことなど、創作にまつわる身近な出来事や葛藤を描くことで、創作に悩む人へ寄り添うことを目的としている。
また、本作品はアニメーションの便利ツールやAIに頼らず、すべて一枚一枚手描きで制作した。制作過程では便利ツールやAIも試したが、自分の描きたいものを表現するために試行錯誤しながら描くことに面白さを感じ、手描きによる制作を選択した。
悩みながらも表現を形にしていく過程そのものに創作の魅力があると考え、その思いを作品に反映している。
本作品は、美大生やデザインを学ぶ学生、イラストや映像制作に取り組むクリエイターが、作品制作の中で経験する悩みや葛藤を題材としたショートアニメーション作品である。 企画にあたり、作品制作を行う学生やクリエイターを対象としたアンケートを実施し、実際に寄せられた体験談や悩みを調査した。その結果、「制作に集中しすぎて生活リズムが崩れる」「思いついたアイデアを忘れてしまう」「途中で別の作品に興味が移り未完成の作品が増える」など、多くの人に共通する経験が見られた。
本作品では、それらの実体験をもとに、作品制作の過程で生じる焦りや達成感、迷い、身体的な負担を映像として表現し、視聴者に共感を届けることを目指した。また、本作品の内容は生成AIによって考案したものではなく、アンケートによって集めた実際の体験談と自身の経験をもとに構成している。そのため、作品制作に取り組む人であれば「自分にも同じような経験がある」と感じられるような、リアリティのある表現を重視した。
ショート動画 最大3分(1080×1920)
Adobe After Effect
Adobe Premiere Pro
ibis paint
プロジェクトの期間|2026.04.09 - 2026.07.16
本作品は、作品制作に取り組む学生やクリエイターの実体験をもとに、共感を生み出すことを目的として制作したショートアニメーション作品である。現在は全8本中2本が完成しているが、今回実施したアンケートでは回答者の傾向に偏りが見られた。そのため後期には再度アンケートを実施し、より幅広い意見を収集する予定である。集めた意見を反映しながら、キャラクターごとに異なる悩みや体験を担当させるなど役割を分担し、より多くの人が共感できる作品へ発展させていきたい。また、映像表現や演出についても改善を重ね、作品全体の完成度向上を目指していく。
あるある
Adobe After Effect
Adobe Premiere Pro
ibis paint
作品概要完成
発表原稿を考える
通年で8種類の動画を描く予定
作品概要にはラフでも8種類載せる、その中の二つは色塗りを完成させる
仕上げた状態がないとゴールが見えないため、前期では一つは完成させる
完成1・色塗り1・線画(ラフ)8で作品概要に載せる
動画コンテ③
ノートに書き込んでるような動きの追加(まばたきも?)
途中で後ろのカレンダーにミスがある
動画コンテ②
よだれ出てる素材だけでいいか?鼻ちょうちんとかいる?膨らませる?
瞬きの途中段階から寝始める方がいいかも?
→BGMと音源探し・色塗り・新しいネタの絵コンテ作成する
作品概要をダウンロード、少し書いた
アンケートの回答ありがとうございました!>https://docs.google.com/spreadsheets/d/1dbKq0jnxcdYF8EkO4aL70ju6aQUL3nMCPXjqqLy3ecg/edit?usp=sharing
試しにAIにお願いしてみたらそれらしいものができた、自分で描きたいが時間がかかる
→先生に相談する
回答者の約8割が創作活動において他者比較による落ち込みを経験しており、その主因は「成長していない感覚」と「SNS上での比較」であった。
一方で、多くの回答者は創作を続ける理由として「好き」「作りたい」という理由が挙げられており、創作活動の継続には評価よりも創作欲求が深く関わっていることが分かった。
発表に向け話まとめる
アンケート結果考察→あるあるを分類分け
試作を作って方向性の確認(少し制作進めていく)
計画立て
比較して落ち込む→キャラが動く→前向きになる
これだけだとなぜキャラが動いて主人公が前向きになるのかわからない、根拠が薄い
→もう少し行動の意味やストーリーの深掘り
考えた結果、ショート動画(実写+アニメーションor4コマ+動作を加える)がいいと思った
→創作あるあるを50個書き出したはいいもののこれとネコをどう絡める?
本作品は、他人と比較することで自信を失ってしまうという創作者の感情に創作物が動き出し、創作者に寄り添うということをテーマにした映像作品である。
主人公は、自分の描いたキャラクターと向き合いながらも、SNSで見た他人の作品や評価に影響を受け、次第に自身が描いた作品について自信がなくなっていく。
作中に登場する黒猫は、主人公の作品そのものを象徴しており、感情の変化に合わせてその形を歪ませていく。しかし、どれだけ崩れても完全に消えることはなく、常にそこに在り続ける存在として描かれる。
本作は、「周りと比較しないで自分の作品を大事にしていいんだよ」ということを発信し、視聴者にそう感じてもらうことを目的とする。
視聴者に寄り添えるような作品にしたい。