空の日記
没入感のある映像と展示
- Kaede Ochi
- Keywords:Video, Immersive, Sky
概要
これは何?
背景と目的
- 背景
美術鑑賞や舞台鑑賞など、文化や芸術が人々の心の健康や人生の意義に与える影響は大きく、文化的な活動や鑑賞は人間らしい豊かな生活を支えている。その中でも、非日常体験はストレス発散や気分転換となるだけでなく、日常を振り返るきっかけとして、人々にとって必要な時間である。また、自然の風景は特に癒しの効果を与える。例えば、ふと日常の中で空を見上げることによって、人に癒しや気づきを与えることがある。そこで、空の映像を使用した没入体験、非日常体験ができる方法を考えた。
- 目的
空の風景を記録したタイムラプス映像を活用し、没入感のある映像制作と空間展示を行うことで、日常の忙しさを忘れ、気分転換ができる場を提供すること。
コンセプト
- 自然の美しい(鮮やかな)映像を使用することで特別感・非日常を演出
- 過去や未来ではなく現在(今)に集中できるような没入空間作り
成果物の仕様
- 時間
30分
- コンテンツ
空
- 試作動画(6分、音なし)
制作ツール
プロジェクトの期間
2024.09.16 - 卒業研究まで
- 情報デザイン研究II 映像試作、技術的なテスト
- 卒業研究I 映像制作、技術的なテスト
- 卒業研究II ブラッシュアップ、展示開催
まとめ
調査
現状調査
- 文化に関する世論調査‐ウェルビーイングと文化芸術活動の関連‐
- 没入感(イマーシブ)について
- 空の色について(本、写真集)
- 武田康男. 青空を歩く本. 株式会社インデックス・コミュニケーションズ, 2006.
- 武田康男. すごい空の見つけかた. 株式会社草思社, 2012.
- 武田康男. 武田康男の空の撮り方. 株式会社誠文堂新光社, 2015.
- 神戸重通. 天空の絵. 東方出版(株), 2012.
- 佐納徹. 天空の舞い. 東方出版株式会社, 2015.
- 小河俊哉. 空の辞典. 雷鳥社, 2018
先行事例
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
- 企画立案
これは何?
背景と目的
テーマ決め
コンセプト
- コンテンツ決め
先行事例
現状調査
技法・技術情報
ガンチャート作成
スケジュール決め
- 展示準備
- 映像制作
中間報告
- 概要作成
- 学期末報告
進捗記録
2024.12.01
最終発表について
- 成果物の欄は成果物のみ(学科サイト)
- 映像作品の場合(3分以上)はダイジェスト版は飛ばし飛ばし見せる
- 発表の順番は最初希望者を募る
今後の作業について
2024.11.25
今後の作業について
- 今まで撮影したものとサンプル素材を使って試作動画を作成する(一次提出)
- 同じ画角、レンジや方角が違ったもの、両方撮影してみる
- 概要資料作り(来週確認していただく)
インターバル撮影方法|技法・技術情報
タイムラプス動画作成方法|技法・技術情報
- Adobe After Effects
- a7 iiiのカメラで撮影したもので作成すると6000*3376の大きさで書き出しされた
- Adobe Premiere Pro
- Imaging Edge Desktop
https://www.myopia-square.com/examination/visual-field/
2024.11.18
今後の作業について
- 撮影テスト
- 作品概要資料作成
- 撮影計画
- 空の色について調査
空の色について|調査
- 本、写真集
- 武田康男. 青空を歩く本. 株式会社インデックス・コミュニケーションズ, 2006.
- 武田康男. すごい空の見つけかた. 株式会社草思社, 2012.
- 武田康男. 武田康男の空の撮り方. 株式会社誠文堂新光社, 2015.
- 神戸重通. 天空の絵. 東方出版(株), 2012.
- 佐納徹. 天空の舞い. 東方出版株式会社, 2015.
- 小河俊哉. 空の辞典. 雷鳥社, 2018.
インターバル撮影テスト
- 日時:11月18日、11月19日、11月24日
- 機材:SONY α7 III
- 編集:Adobe Premiere Pro、Imaging Edge Desktop
- 撮影編集記録
- 気づき
- 作成したタイムラプス動画がカクカクする(撮影間隔が長い、動画データが重い可能性あり)
- YouTubeにアップロードして再生した動画ではカクカクすることはなかった
- カクカクしたタイムラプス動画を0.5倍速で再生すると、少し滑らかに
- タイムラプス動画で長尺(30分)の映像を作るためには動画素材が多く必要になる
- 映像の時間の再検討が必要
- インターバル撮影はその時々で設定が変化するため、撮影が失敗することも考えて撮影計画を立てる必要あり
2024.11.11
今後の作業について
- 何(映像の内容)をどうまとめるのか案を書き出す
- 撮影テスト
- 作品概要資料作成
- 撮影計画
映像の内容
- 何を
空
- どうまとめるか
- 一日の空の様子
- 一ヶ月の空の様子
- 様々な色の空の様子
- 様々な天気の空の様子
- いろいろな場所から撮った空の様子
第二回撮影テスト
夜の暗い景色での撮影テスト
- 日程:11月14日
- 場所:屋外(夜)
- 機材:SONY α7 III
- 撮影記録
2024.10.28
今後の作業について
- 撮影方法テスト
- 場面構成(絵コンテ)作成
- どのぐらいの尺の長さが良いのか
- 先行事例をさらに分析
音楽(BGM)について
- 長尺にする場合、ループ音楽が良いかも
- コンテンツに合わせて音楽を選ぶ
第一回撮影テスト
- 日程:11月6日
- 場所:17号館8階(屋内)、15号館と17号館の間(屋外)
- 機材:SONY α7 III
- 撮影記録
場面構成について
- 時間によって風景の雰囲気が変化することを伝える場合
- 同じ場所で撮影時間をずらして撮影した動画を繋げる
- 一つの動画時間は3分で、朝昼晩それぞれの動画を繋げることで10分程度とする(トランジションも含む)
- 10分の動画を3本繋げ全体の時間を30分とする
- 花火など時間が限定的なものはどのようにするか
- コンテンツが増え、全体の時間が長くなる可能性あり>どのように取捨選択するか
- 季節によって風景の雰囲気が変化を伝える場合
- 季節の変化(春夏秋冬)に合わせて場面を構成する
- 一つの動画時間は5分
- 5分の動画を6本繋げ全体の時間を30分とする
- 絵コンテ
没入型ディスプレイについて|技法・技術情報
撮影方法について|技法・技術情報
先行事例
制作ツール
ハードウェア
2024.10.21
中間報告
- 映像の撮り方、映像の映し方の調査・検討が早急に必要である
- フィックス(固定撮影)長尺の環境映像のようなものでも良いのではないか(30分間撮りっぱなしのような)
- 10分程度で程度で変化していくなど
- どこから見るとより没入しやすいのか(距離)
- 「逃避」ではなく「原点回帰」という視点
映像の撮り方について
- 360度カメラで撮影する方法
- 複数のカメラを固定して、同時に撮影する方法
- 普通にカメラで撮影し、3つの動画を組み合わせる方法
- 普通にカメラで撮影し、3分割する方法
映像の映し方
動画構成について
フィックス(固定撮影)長尺の環境映像にする場合
- 時間
30分程
- コンテンツ
- 青空、夕焼け空、夜空(月)、花火、桜、木漏れ日、紅葉(落葉)
- 雪は要検討
- 同じコンテンツでも時間帯によって見え方が変わるかもしれない
- 朝、昼、夕方、夜など時間帯を変えて撮影すれば、一つのコンテンツで複数のシーンが撮影できる
- 場面展開
- 時間帯、もしくは風景の色味でシーンを分け、同じ割合にする(大きな偏りがないようにする)
- 「朝(夕方):昼:夜=1:1:1」or「緑:赤(黄):青=1:1:1」など
- 時間や季節の流れによってシーンが変化していく
- 同じ場所のシーンだが朝、昼、夜と時間の流れで変化していく
例)昼撮影した空(青空)⇨夕方撮影した空(夕焼け空)⇨夜撮影した空(夜空)
音楽(BGM)について
長尺にする場合どうするか
- Audiostock
- Botanicaというジャンルが自然と合うかも
- アンビエント音楽
2024.10.14
今後の作業について
第二回投影テスト
ストーリーに繋げるため、コンテンツの何が良いのかを考える
なぜその景色が好きなのか?
どのようなときにその景色を見るのか?
その景色から連想することは?
- 映像の時間(尺)を考える
会場の想定図(見え方)
第二回投影テスト
- 日程:10月18日
- 場所:アートギャラリー
- 投影素材
- 投影記録
- 機材
- 気づき
- 立つより座って見る方が落ち着いて見ることができる
- 視線より上に映像があれば自然と視線も上の方になる
- 座って見る場合、壁の床の境界に映像の下辺を合わせて映すことも可能(視線がまっすぐになる)
コンセプト
- 自然の美しい(鮮やかな)映像を使用することで特別感・非日常を演出
- 過去や未来ではなく現在(今)に集中できるような没入空間作り
映像の見え方について
- 投影位置、範囲
- 投影する場所案
- 壁
- 白い布
- 和紙(光が透けることで淡い感じになるのではないか)
動画構成について
- 時間
3分程度(一曲分の長さ)
- ストーリー
- コンテンツが多いためまとまらないのでは?という意見があった
- ストーリーに繋げるため、まずコンテンツの何が良いのかを考える
- コンテンツ
青空、夕焼け空、夜空(月)、雪、花火、桜、木漏れ日、紅葉(落葉)、鳥居
- 場面展開
- 時間帯、もしくは風景の色味でシーンを分け、同じ割合にする(大きな偏りがないようにする)
- 「朝(夕方):昼:夜=1:1:1」or「緑:赤(黄):青=1:1:1」
- 3分間の映像の場合、1シーン20秒程度
- ただ繋げるだけでは面白くない
- ダミー動画
- 音楽(BGM)
- Audiostock
- Botanicaというジャンルが自然と合うかも
2024.10.07
今後の作業について
- 何をどこに映すのか
- 作業、テストしながらどんなストーリーをつけるのか考える
第一回投影テスト
- 日程:10月8日
- 場所:岩田先生ゼミ室
- 投影素材
- 投影記録
- 機材
- XGIMI MoGo
- EPSON ビジネスプロジェクター
- 気づき
- 真上に投影する場合、少し距離が必要(人の目線から投影する場所までの距離)
- XGIMIのプロジェクターを使用する場合は窓の表現(窓から見える景色)が合うかも
- 投影しているところと投影されていないところの境界線がくっきりしているため、そのままでは没入感は感じづらいかも
- 映像の輪郭をぼかすことで没入感を感じやすくなる可能性がある
- 展示をする場合、展示会場での投影テストとその後の映像修正が数回必要であると考えられる
何を映すのか?|コンテンツ
イメージ画像>Pinterestへのリンク
- 空
- 青空(雲)
- 夕焼け空(オレンジ or 赤紫)
- 夜空(月)(花火)
- 雪
- 木
- 神社(鳥居)
コンテンツの魅力
- 時間の流れがゆっくりに感じる景色(場所)
- 心身をリラックスさせるもの
制作方法について
以下の方法が考えられる。
- 3DCG制作ソフト(Blender or Cinema4D)
- AfterEffects(エフェクト&プリセットの使用)(+3DCG)
- 現実世界のリアルな景色を撮影
- 一人称視点(POV)の映像
先行事例
2024.09.30
今後の作業について
- プロトタイプを作ってみる(絵コンテなど)
- 一つに絞らずいくつか案を出しても良いかも
- 今学期中に技術的なテスト(投影)が必要
- コンテンツを具体的にしてみる
- 試作映像を作ってみて映してみると良いかも
スケジュール
- 情報デザイン研究II 映像試作、技術的なテスト
- 卒業研究I 映像制作、第一回映像展示
- 卒業研究II ブラッシュアップ、第二回映像展示
コンテンツ案
2024.09.23
背景と目的
- 背景
文化や芸術が人々の心の健康や人生の意義に与える影響は大きく、文化的な活動や鑑賞が人間らしい豊かな生活を支えている。その中でも非日常体験の機会は、ストレス発散や気分転換となったり、日常を振り返るきっかけとなったり、人々にとって必要な時間ではないかと考えた。
- 目的
没入感のある映像制作し、非日常が感じられる展示を行う。
これは何?
没入感(イマーシブ)のある映像について|現状調査
コンテンツ案
- 神秘的な場所(神社)
- 風で動くもの
- 見上げたときにあるもの
- 見上げないと見えないもの
先行調査
スケジュール
2024.09.16
テーマ案
- 舞台鑑賞に行くきっかけをインタビュー&紹介するサイト
- 舞台にはまったきっかけを物語・映像にして展示
キーワード
- 舞台
- 演技
- 声
- 照明
- 映像
- 没入感
- 展示
- 空間演出
- 体験(体感)
- 展示
- デジタルアート
メモ
- 舞台鑑賞のきっかけを作りたい
- 舞台の魅力とは?
- 劇場の一体感、臨場感
- 非現実的
- 限定性
- 舞台上と観客とのコミュニケーション(感情の対話)
- 感情の解放(心の健康、精神的な豊かさ)
- 居場所
- 生感(人と「テレビ電話をする」のと「直接会う」ことに似ているような)(声、表情、立体感)
- 現実世界に違う世界があること
- まだ舞台鑑賞をしたことがない人に向けて届けたい
- 舞台の魅力をなぜ伝えなければいけないのか?(舞台がなくなるといけない理由)
動画リンク