LogoMark.png

中村暁成/卒業研究 のバックアップ(No.19)


ゲリラ美術館

些細なところにアートを

渡辺通り_1.jpg


概要

これは何?

日常を切り取るキャプションボード

背景と目的

風景画の展示や年1の桜や紅葉に感動する割に、街行く人は実際の夕焼けや花を見ても誰も足を止めず緊張した面持ちで急いでいる。私達の生活は日々楽になっている筈なのに、それに反比例して気持ちが貧困になりつつあるのはなぜだろうか。
季節ごとに咲く花やきれいな声で鳴く虫など身近な場所に感動関心はあふれている。この研究ではそんな忙しい方、ゆとりの欲しい方に対して癒しとなり得るものに気付く方法を企画し制作しようと考えている。
具体的には美術館にあるキャプションから発想を得、アート作品だけでなく道端の植物や風景にも奇麗だと思える要素がたくさんあり、それらをキャプションボードで作品として認識を促すという方法である。この作品を通して少しでも多くの人が、埋もれている日常の風景に対して安らぎ・感動を感じ立ち止まってほしい。


コンセプト

普段生活していて気づかれないような場所や物にキャプションボードを作成しその素晴らしさに気づき癒やしを得てもらう。
また風景を崩さないような作品にする。


成果物の仕様

福岡県内を制限とした16枚のキャプション
InstagramとYouTube・TikTokいずれかでのビデオ


制作ツール

Adobe Photoshop
Adobe Illustrator
iPhone 13 mini
iPad Air 4
加え、使用材料
アクリル版
スチレンボード
杉端材

試作物

場所

福岡市と志免町の2箇所に加え、

篠栗1.jpg
kaidan.png

篠栗町鳴淵ダム近辺を予定している。

プロジェクトの期間

2023.04.14~2023.12.22


まとめ

前期時点でアイデアに至るまでに時間を要してしまったが、催し物や美術品とその対象とされる自然の扱いの違いに以前から疑問を持っていたこともあって政策方針や現場調査を滞りなく進めることができた。現在は糟屋郡全域からJR香椎線香椎駅まで、天神博多周辺の福岡市、飯塚の一部を調査済み

Instagram・tiktok等活用する予定なので常に写真や映像に収める癖をつける。



調査

現状調査

先行事例

技法・技術情報




プロジェクト管理

スケジュール

9月ーキャプションボード制作、題材収集
10月ーキャプションボード制作、SNS掲載写真作成
11月ーブラッシュアップ、追加制作、SNS運用
12月ーブラッシュアップ、発表準備、追加制作


ToDo

台座作成
キャプション雛形作成
掲載写真の準備
SNSアカウント取得





進捗記録


2023.10.20

進捗報告

2023.09.29

進捗報告

前期からの変更点

・制作数を10点→16点に変更
・タイトルをパラノマゲリラ美術館へ変更
・独自性を出すためにキャプションを物体に取り込み和風テイストにしたが、何を見てほしいのか、何が重要なのかを今一度精査しデザインを修正した。

前期試作物

渡辺通り_1.jpg
微細美十六景_2.png
微細美缶1.jpg
微細美缶裏1.jpg

2023.06.30

進捗報告

キャプションボードの再調査

2023.06.23

進捗報告

作品の仕様を追加
それぞれが有する微細美は生活が豊かであろうが苦しくあろうが常に存在している。しかし簡単に無視されて弱々しいものででもある。これまでの想定としては美術作品に添えられるキャプションボードの様に四角形の淡白な作品を作る予定であったが、空間や対象物によって柔軟に形や展示位置を変える手段に変更する。

散策

場所の選出をすべく、須恵・飯塚方面へ散策した。
現時点では以下が候補。

2023.06.02

進捗報告

2023.05.26

中間発表

2023.05.19

進捗報告

2023.05.12

進捗報告

2023.04.21

テーマ

コンセプト

調査

2023.04.14

テーマ

コンセプト