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久保絢菜/卒業研究 のバックアップ(No.6)


ヘルプマークの多様性について

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            メインビジュアル、あるいは
            プロジェクトの最新の状態を視覚的に掲載

  




概要

これは何?


背景と目的


コンセプト


成果物の仕様


メンバー


制作ツール


プロジェクトの期間


まとめ




調査

現状調査


先行事例


技法・技術情報




プロジェクト管理

スケジュール


ToDo





進捗記録




2024.04.19

双方の立場の「ヘルプマークに関してのアンケート」

芸術学部に拡散することできますか
2分程度で終わる内容になっています。
卒業研究のためのアンケートです。ソーシャルデザイン学科 4年 久保 

卒業研究の学科サイトにて結果を公開したいと思います。
質問に答えていただきありがとうございました。

ヘルプマークの現状を調べる

ヘルプマークの成り立ち
ヘルプマークは、2012年に東京都福祉保健局によって作成されたピクトグラムです。外見からは分からない障がいを持つ方々が、周囲の理解と協力を得やすくなるために着用するマークです。
ヘルプマークの認知度 | 東京都

ヘルプマークが生まれたきっかけ

ヘルプマークが生まれたきっかけは、2011年3月11日に発生した東日本大震災にあります。この震災では、多くの障がい者の方々が避難や生活に困難を強いられました。その際、外見からは分からない障がいを持つ方々が、周囲に支援を必要としていることを伝えることができないという課題が浮き彫りになりました。

山加朱美都議会議員の提案

この課題を解決するために、当時東京都議会議員であった山加朱美氏が、ヘルプマークの制定を提案しました。山加氏は、自身も人工関節を使用しており、外見からは分からない障がいを持つ方々が日常生活で様々な不便を強いられていることを実感していました。

ヘルプマークのデザイン

ヘルプマークのデザインは、日本グラフィックデザイナー協会が手掛けました。赤色と白色の十字とハートマークのデザインは、以下のような意味を込められています。

赤色と十字マーク:助けを必要としている
ハートマーク:助ける気持ち
ヘルプマークの普及

ヘルプマークは、2012年10月に東京都で初めて導入されました。その後、全国各地の自治体でもヘルプマークを導入する動きが広がり、現在では全国47都道府県で導入されています。

ヘルプマークの意義

ヘルプマークは、外見からは分からない障がいを持つ方々が、周囲の理解と協力を得やすくなるための重要なツールです。ヘルプマークを着用することで、以下のようなメリットがあります。

優先席の利用がしやすくなる
周囲の人に声をかけてもらいやすくなる
困っている時に助けを得やすくなる
ヘルプマークの着用対象者

ヘルプマークは、以下のような方々が着用対象者となります。

義足や人工関節を使用している方
内部障がいまたは難病のある方
妊娠初期の方
その他、外見からは分からない障がいを持つ方
ヘルプマークの取得方法

ヘルプマークは、都道府県の福祉保健局や区市町村の障害福祉課、または医療機関などで取得することができます。

ヘルプマークに関する情報

ヘルプマークに関する情報は、以下のウェブサイトなどで確認することができます。

東京都福祉保健局: https://helpmark.info/tokyo-23/
全国ヘルプマーク普及ネットワーク: https://supportmark.or.jp/
ヘルプマークは、誰もが安心して暮らせる社会を実現するための大切なツールです。


ヘルプマークを実際に使っている人の気持ち

1. 安心感

ヘルプマークを着用することで、周囲の人に自分の状況を理解してもらいやすくなり、安心して外出できるようになるという声が多く聞かれます。

例えば、電車やバスで席を譲ってもらったり、混雑時に優先的に通してもらったりすることがあります。また、困っている時に助けを求めやすくなるというメリットもあります。

2. 感謝の気持ち

ヘルプマークを着用することで、周囲の人から親切にしてもらったことに対して、感謝の気持ちを感じる人も多いようです。

例えば、道を尋ねられた時に丁寧に教えてくれたり、荷物を持ち上げてくれたりした経験があるようです。

3. 複雑な気持ち

一方で、ヘルプマークを着用することに抵抗を感じる人もいます。

自分が特別扱いされているように感じる
周囲の視線が気になる
偽装しているのではないかと思われるのではないか
といった不安や葛藤を抱えている人もいるようです。
NHK | 見えない障害ヘルプマークをつけて外出してみたら
つけるのが恥ずかしい...

4. 社会への理解を求める気持ち

ヘルプマークを実際に使っている人は、社会全体が障がいを持つ人への理解を深めてくれることを願っています。

ヘルプマークを着用することで、周囲の人から理解と協力を得られることが、障がいを持つ人にとって大きな支えとなります。

5. 前向きに生きる気持ち

ヘルプマークを着用することで、自分の障がいをオープンにするきっかけとなり、前向きに生きる気持ちになる人もいるようです。

ヘルプマークは、障がいを持つ人が社会の一員として安心して暮らせるための大切なツールです。

ヘルプマークについて理解を深め、積極的に活用していくことが重要です。

ヘルプマークに関する情報
全国ヘルプマーク普及ネットワーク


2024.04.12

テーマ設定のための調査

参考文献


キーワード