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田口怜奈/卒業研究 のバックアップソース(No.44)

#author("2023-10-19T10:57:17+09:00;2023-10-18T12:07:26+09:00","default:member","member")
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インフォグラフィックス化
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-''田口 怜奈''
-'''Keywords:ジェンダーバイアス,啓発広告,インフォグラフィックス'''
//-__[[相互評価シート>https://www.example.com]]__  ← ここからコメントをお願いします。//

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**概要
***これは何?
働き方に関するジェンダー問題のインフォグラフィックス化
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***背景と目的
近年SDGsが定められ、世界中で取り組もうとする影響もあり、ジェンダーに対する関心は昔に比べ高まっている。しかし2003年に目標として掲げられた女性管理職比率の30%未達成や、出産や育休による離職率が未だに高いことなど、女性が活躍できる社会を実現するため解決すべき問題が多くある。これらの原因にジェンダー問題に関わりたくない、と関心を寄せない層がいることが関係していると感じた。このような層に対し、なぜジェンダー問題が世界中で注目されているか実際のデータを取り入れたインフォグラフィックスを作成し、問題と原因を視覚化することで、解決の重要性と制度改革の必要性に気づくきっかけを作る。
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***コンセプト
問題と原因を視覚化することで、制度改革の必要性や解決の重要性に気づくきっかけを作る
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***成果物の仕様
1テーマにつき1ポスター(A1)> 全6枚

''取り上げる問題''
//問題をビジュアルにして、割合をグラフにする
-1. 組織における女性の割合が少ない問題
--企業における管理職の割合
--政治の場における議員の割合
-2. 正規雇用が少ない問題
--短期アルバイトの割合
--パートの割合
-3. 家庭における役割分担問題
--家事にかかる時間
--育児に関わる時間
-4. 男女における賃金格差問題
--正社員の割合
--非正規雇用の割合
-5.  職場におけるハラスメント問題
--企業内の割合
--政治内の割合
-6. 出産における育休、退職問題
--就業形態の割合
--離職した理由の割合

//--ミソジニー(女性蔑視)、マンスプレイニング(女性は男性より劣っているという偏見)
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//公共広告をイメージした縦画面のアニメーション(15秒) > 各6本

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***ラフ

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***制作ツール
-Procreate
-Adobe Illustrator
//-Aftereffect
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***プロジェクトの期間

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***まとめ
//まとめ(前期中間発表まで)
//現状調査や先行事例の調査から関心の低い40代以降の男性をターゲットにする。その結果当初作成していたラフとデザインや方向性が適していないように思われた。よって当初検討していたイラストだけのデザインから、実写を組み合わせたものに変更した没入感を感じさせられる内容、自分ごとに置き換えられるようなデザインに変更することを決めた。前期終了までにポスターの試作を行い、ブラッシュアップとアニメーションの制作に移れるようにする。

//まとめ(中間発表まで)
//-背景と目的の書き直し→なぜジェンダーについての理解が広がっている中でこの研究を行うのか、ターゲットを明確にする
//-テーマと昔ばなしの関連が見出せないものがあった→昔ばなしからや、ビジュアルからなど取り上げるテーマが最適なものか別の方向から再度考える必要がある
//-ビジュアル→女性的、男性的のどちらかだけでなく多様である必要、より多くのIF
//-後期にアニメーションを作成→試作の作成、ビジュアルのデザインを早急に決めたい

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**調査

***現状調査
-女性の働き方に関する問題
--[[第一子出産前後の妻の継続就業率・育児休業利用状況>https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/001101627.pdf]]
--[[男性の育児休業取得率は17.13%ー厚労省が令和4年度>https://media.shaho.co.jp/n/n90474b873d28]]
--[[出産・育児等を機に離職した仕事について>https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/dl/h26-02_itakuchousa02-02.pdf]]
--[[世界「女性管理職比率」ランキング…先進国で圧倒的最下位>https://gentosha-go.com/articles/-/47210]]
--[[非正規雇用で働く女性は男性の約3倍、役職者の女性比率は2割に届かず>https://hrzine.jp/article/detail/3011#:~:text=%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E5%88%A5%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%8120,%E3%81%8C%E5%A2%97%E5%8A%A0%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82]]
--[[女性の賃金、なぜ低い?日本の現実 | Yahoo! JAPAN SDGs>https://sdgs.yahoo.co.jp/special/gender2.html]]
--[[立候補から選挙期間中の課題、現在の議員活動における課題、女性議員が少ない原因として考えられる理由>https://www.gender.go.jp/kaigi/renkei/ikenkoukan/80/pdf/4.pdf]]
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-インフォグラフィックスを使用したジェンダーバイアス広報活動の事例
--[[国際連邦報告センター:持続可能な開発目標(SDGs)報告2023>https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_report/]]
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-ジェンダーバイアスについての調査と活動の事例
--[[公益社団法人ACジャパン2023年度全国キャンペーン:聞こえてきた声>https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_02.html]]
//[[ジェンダーバイアス>https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9]]//
//--[[ジェンダーバイアスとは? 専門家が具体例や国内外の取り組みを解説>https://www.asahi.com/sdgs/article/14854933]]//
--[[わたしの「ふつう」とあなたの「ふつう」はちがう。マンガを使った人権ポスター>https://mag.sendenkaigi.com/brain/201702/stand-the-flag/009922.php?utm_source=dailymail&utm_medium=br_email&utm_campaign=br20170126]]
--[[ポーラ×朝日新聞「10代のためのジェンダーの授業」3万校に寄贈>https://reseed.resemom.jp/article/2022/05/26/3994.html]]
--[[男性が抱える生きづらさ プレッシャーに耐える性>https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00317/111600030/]]
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**プロジェクト管理
***スケジュール
[[前期スケジュール>https://docs.google.com/spreadsheets/d/1_21uzdv9E5VbChvaqqo67CnI8V6jX1CcGzbY2SYeNk8/edit?usp=sharing]]
[[後期スケジュール>https://docs.google.com/spreadsheets/d/1jem9TZ-oZH0tj5azNrR9c-xIAd2zF30_ELmr7It13Us/edit#gid=1115838130]]

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***ToDo
%%-テーマ決め%% 
%%-どの分野に注目した内容にするか%%
%%-現状調査%%
//--主婦は家事分担を望んでいるのか//
//--家庭の家事分担に関する現状調査//
//--グラフィックデザインによる啓発広告の前例調査//
-デザイン案出し
-試作
-ブラッシュアップ
-
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***NotToDo
{やらないこと:何をするかではなく「何をしないか」を考える}

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#hr
CENTER:''進捗記録''
{最新の情報を一番上に記載して下さい(古い記事が下へ沈む)。}
#hr
**2023.10.13
ラフ制作
-メディアや周囲の女性の扱いを自分の中に蓄積してきたことで、これが一般的で当たり前なんだと認識、全ての女性に当てはめてしまう。固定概念の形成(例:女性らしくない、女性なのに、女性なんだから)
-これまでの男性中心社会が女性にサポート的役割やサービスを求めてきた結果(例:コールセンター、ビールの売り子、エレベーターガールなど)
-女性は結婚し、出産すると育児に専念するため退職する、そのため管理職を任せられないという考え方は今も根付いている。そのため低賃金の事務職やパートに女性が多い。経済格差が埋まらない

→顔の見えない女性、女性を連想させるアイテムを使用したイラストなどで女性という"括り"を表現する
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[[インフォグラフィックを作るときに心がける4つのポイント>https://www.3kaku.co.jp/knowledge/?p=83158]]
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**2023.10.06
データ収集、取り上げる内容の検討、ラフ制作
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**2023.09.29
インフォグラフィックスの使用決定、ラフの作成、研究タイトルの変更検討
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**2023.09.22
データ収集、ビジュアルの検討
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**2023.09.15
ジェンダー問題に関わりたくないと関心を寄せない層に対し、親しみやすさを重視したビジュアルでアプローチを試みていたが、見られても内容を受け取られないのではないか→実際に何がどれほど問題になっているか、データや割合を全面に出したビジュアルにすることで解決の必要性に気づくのでは
~
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**2023.07.14
イラストの広告→見るだけで終わってしまうのではないかという懸念
見るだけで終わられず、見たあとに自分ごとに置き換えられる ことを大切にしたい
→__イラストと実写を組み合わせたアイデア__で作成
イラストの親しみやすさ×実写の現実さ 身近で自分ごとに考えられるのではないか

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**2023.07.07
メインビジュアルの更新
概要集制作
タイトル検討
:It's me!(性別を感じさせない,明るい)
:○○でもいいかも!(こういうのもありだよねという投げかけ)
:全部、僕(アイデンティティも好きなものも全て自分の1部だ)
→__I AM ME !__ 主語を男性的か女性的どちらかに決めてしまわない
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**2023.06.30
ポスターラフ作成
現状調査により40代以降の男性をメインターゲットにすることに決定
課題→物語を選ぶ予定から、物語→課題から選び、
若い男子:金太郎
若い女子:かぐや姫
男性:浦島太郎
女性:鶴の恩返し
年配:桃太郎のおじいさんとおばあさん
その他:鬼(または各物語に出てくる動物など)
に決定した。
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**2023.06.23
キャラクターイラスト、ポスターラフ作成
中間発表で男性らしさの反対に女性らしさを描こうとしたが、女性らしさを対比にせず答えは多様であるべきだという意見を受け、色んなIFのパターンでアプローチができるよう考え直す。
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**2023.06.16
案1:お話の中の「こういう場面、実はジェンダーバイアスかも」
案2:元々のお話は~だけどこういうお話もいいよね、というIF展開
案3:登場人物やストーリーを現代版にしたもの
→テーマの課題を指摘するだけでなく、新しい考え方の例を提示できる案2で制作を行うことにした
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**2023.06.09
中間発表3週目
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**2023.06.02
中間発表2週目
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**2023.05.26
中間発表1週目
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**2023.05.19
先行事例の調査
--グラフィックを使用した広告
--ジェンダーへの取り組み
--主婦の家事分担について
--啓発ポスター
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**2023.05.12
-今日考えたこと
--アウトプットで魅力を伝える
私側が作る過程は楽しいが、見る側にどのように魅力を伝えるか
--物事を多方面から見ることを視覚的に表現する
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**2023.04.28 
-今日考えたこと
家事は妻がするものだ 韓国は悪い…など根強い固定概念で新しい考え方を受け入れない人(自分の父親)

→時と場合によって物事を柔軟に考える 多方面から物事を見る見方が広がればいいのにな〜と思う
 他人の立場で物事を考えられたら、行動してみたり、新たな解決方法が生れたりして もっと社会は良くなると思うから 

意識下にない人たちは問題提起すら意識しないかもしれない、
ポスター、広告、訴える動画、講演会 自ら行ったり見たりすることもしない可能性もある
                   ↓
では意識下にない、自分ごとだと思っていない、問題意識を持たない人にメッセージを伝えるためにデザインができることは何か
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**2023.04.21
プロダクトを通して問題提起や気づきを与える 例
-[[SEA you againプロジェクト>https://ojikajima.jp/news/information/16367.html]]
-[[KMNR VOILLD>https://www.voilld.com/post/679564636895477760/kmnr2022]]
問題解決を根本的に考えるために、本当に解決すべき課題がどこにあるのか
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**2023.04.14
***卒業研究テーマアイデア
-自己分析×フォトコラージュ
就職活動の中で自己分析や、自分の魅力を探すことの難しさを体感した。
フォトコラージュを使用した若者向けで、自己分析ができるツール
-不安、感情、思い出、言葉、音楽など目に見えないものを、形にする
***キーワード
-食べ物を感じさせる配色
-逆ミニチュア化
-物事を多方面から捉える
-日常の中のひらめき
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