AIを使用する際の注意点
- 竹谷匠冬
- '''Keywords:AI, , イラスト, ポスター
概要
これは何?
背景と目的
- 最近よく耳にするAI。私たちの生活にも徐々に溶け込んで来ていて,ヨーロッパのある国ではAIの1つであるChatGPTが禁止になる程の社会問題を引き起こしている。
身近なものでは,Siri.Google翻訳.Chatgpt.顧客情報の管理.マンションオートロックの解除。多くの人が信頼し切って活用している。
しかしAIにも危険性があるので,それらを伝えるためのポスターを大学に貼る。
コンセプト
- 人の目に止まりやすい魅力的な物
- パッと見てすぐわかる物にする
成果物の仕様
ポスター
(サイズ A4 420mm✖️594mm)
制作ツール
プロジェクトの期間
2023.04.11~2023.07.XX
まとめ
調査
現状調査
アメリカ(AI開発国)
イタリア(ChatGPT即禁止国)
- 2023年3月30日,イタリアのデータ保護機関(GDPD)はChatGPTを即刻で禁止にすることを発表(EU一般データ保護規則に準拠するまで)
なぜ?
- イタリアでのプライバシー法に違反する個人データの処理を続けている
- GDPDが,ChatGPT訓練の為OpenAI(ChatGPT開発元)が個人データを大量に収集・処理することに法的正当性はないと主張
- OpenAIがデータ収集したことをユーザーに知らせていない
- ChatGPTには適切な年齢検出の仕組みがないせいで,13歳未満のユーザーに不適切な情報を晒している
- ユーロポールが犯罪者がChatGPTを利用して詐欺やサイバー犯罪を行う可能性があると発表したので,こうした懸念が高まったと思われる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6757727e1a293b03a6691418f6b1161fc220f88f
2023年4月28日ChatGPT使用禁止措置を解除
なぜ?
- イタリアはChatGPTを永久に禁止にしていたのではなく4月30日を期限としてデータ処理プロセスの明確化,年齢確認の仕組みの整備,オプトアウトの仕組みの整備やAIの学習のために情報処理をおこなっていることを知らせる啓発の実施などを,国内外での使用禁止措置を解除する条件としてOpenAIに求めていた
- 上記を踏まえてOpenAIは4月5日AIの安全性への取り組みの公表や,ChatGPTへの「会話履歴オフ機能」の追加,プライバシーポリシーの改訂などをおこなった。
https://ledge.ai/articles/italy-chatgpt-ban-removed/
日本
Siri
- Siriが反応するものの、間違った検索をしたり案内をする不具合が起こることがある。
- Sisiの設定次第ではロックをかけたスマホを落としたのに,個人情報が全て引き抜かれる可能性がある。
対話型AI
- 学習時に生後判定を行なっていない為,時に誤った解答を生成する場合がある。
Google翻訳
- 海外の有名な企業との大事な業務連絡が保存されていて全世界の人が閲覧できる状態であった事件があった。
危ない事例
- 日本の著作権法上は、著作権者の許諾なしに著作物をAIに読み込ませて学習させることは可能だが、生成した画像を販売する際に、既存の著作物との類似性や依拠性が認められた場合などは、著作権法違反となり刑事罰の対象となる可能性もある。
先行事例
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
- インフォグラフィックの勉強
- AIの現状を知る
6.6
- 文字の使わないポスターの作成勉強
進捗記録
2023.07.5
作業内容
- AIに関する注意喚起ポスターを他のものと比べずに作成していると,世の中にあるスマートフォンの個人情報についての注意喚起のポスターになってしまうことがわかった。
- いくら調べてもスマホとAIの違いに明記されているものは一つもなかった。
(スマホの中にAIが含まれていることが主流のため。)
違いを生むには
- 多くの人が知らないことについてのポスター
- 対話型AIはもちろん種類(グレード))が違うと世の中の情報の入っている量,処理できる量が変わってくる。
- 何も課金せずに使えるChatGPTだと2021年9月までの情報までで形成されている。
- AIが学習した引用元を明示しないためどこでいつ学習したかわからない。
- 正確な情報で作成されていても他社の著作物の可能性があり,それで販売などを行うと著作権侵害になることがある。
これまでとは違う
- スマートフォンでの著作権侵害の例で言えば,無料で公開されているコンテンツを著作権侵害していると知りながらダウンロード(スクリーンショット)すると違法。
- しかし今回は確かに自分の手で行っているが作成してもらっている。と言う点
- 安心しきっているAIが著作権侵害。
ポスターに掲載する内容
まだ日本ではほぼ無条件に著作物をAIに学習させることができる。
(〇〇作家のように)など
それに気づかずにAIを用いて作成した作品が元の作品に「類似性」、「依拠性」があると,それを販売した場合著作権侵害になること。https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1512156.html
ポスター文
「AIを使用して作成した作品が元の作品に「類似性」や「依拠性」を持つ場合、その作品を販売すると著作権侵害になる可能性があります。」
試作品ポスター(作成前作戦。)
- 短くインパクトのある見出しと1文とイラスト,シンプルなもの
見出し 赤 「著作権侵害かも!!」
1文 黒 「AIを使用して作成した作品が元の作品に「類似性」や「依拠性」を持つ場合、その作品を販売すると著作権侵害になる可能性あります」
背景 黄色
一次試作品
反省点
- AIがAIと見てもらえるかが心配なので見た人全員に理解してもらえるものにしないといけない
- 縦一列でいいのかが疑問
- ポスターの余白がこんなにあっていいものなのか
- これじゃ作らせるのもアウトだと思われてしまう
- 急いでいても見直そう。誤字を見きれていない。
親に聞いた結果
- AIとのやりとりは理解できる
- 「販売している」が理解できない
- 今のお金のイラストじゃお金が飛んでいっているように見える。
- 人間のイラストはこれじゃダメな可能性がある。
- 上の見出しと下の文で使われている言葉が違う。
解決策
- 横向きのポスターも作成して見比べてみる。
- イラストの改善
横向き試作品(内容改善あり)
前回と違う所
- AIのイラストが違うので前回よりは格段に対話型AIと認知してもらえると思う。
- 横向きにすることでなぜ犯罪になるかの一連の流れが確認できると思われる。
- お金のイラストを変えたのでお金が「飛んでいく」,ではなく貯まるように見られると思う。
2023.07.4
作業内容
ポスター掲載内容
- あなたの個人情報までも学習!
- 誰でもあなたの履歴の閲覧可能!
- 学習したものの正誤判定できてない!
- 気づかないうちに著作権侵害(作成させたから大丈夫かも,という新しい場面)
- AIだからと言って全てのモデルが常に新しい情報をもっているわけではない。
(同じAIでも後継モデルなら最新の情報を持っている場合がある。:例ChatGPT)
注意喚起ポスターどのようなものか?(先行事例のものから考察)
- 多くのポスターが気をつけてほしいところは赤色
- 黄色と赤の組み合わせ
- 派手・大胆・目立つ・もので見出しでわかる注意喚起
- 上記の書体はゴッシク体
2023.07.3
作業内容
- テーマを一旦仮で作成したが,改善する
- 掲載内容をまとめる
(AIに関する過去の事件などが多く,それらに陥らないためには今の私たちにできること,注意できることを挙げる。)
対策方法
- まず利用規約を読むこと
- こまめにAIとの対話記録の削除
- 他者が作成した作品をAIに読み込ませることは大丈夫だけど,それを元に作成し販売したものが既存の著作物との類似性などが見られると違法。
- 一度設定の確認を。
↑上記の全てをA4にまとめることは,情報がとても多くなり何を言いたいかわからなくなる。大学内の学生をターゲットにしているので多くの学生が利用している対話型AIについての作品を制作する。
2023.06.20
作業内容
内容
- 前回に比べて多数のイラスト活用
- 色使いをシンプルに
- 文字数をこれまでみないくらいに少なく
- 意外と伝わるものもある
反省点
- 表現できる幅が少なくなる
- ただの落書きの様に感じる
2023.06.13
作業内容
2023.06.6
作業内容
- 他の人の中間報告で勉強
- 今までの内容の引き継ぎでポスターにすることへの変更作業
2023.05.30
作業内容
- 他の人の中間報告で勉強
- 自分の発表をして反省点があることの自覚
- 今自分が取り組んでいるものは意味のないものだとわかった
2023.05.23
作業内容
- 他の人の中間報告で勉強
- 今自分に足りないものの研究
2023.05.16
作業内容
試作品反省点 (とりあえず作ってみた)
- どうしても文字が多くなってしまう。
- 色使い,もっと見やすい色使いをする。
- 書きたいことをもう少し絞る。
- 「AIに対する世間のイメージ」は本当に必要か?
狙っている層は素人なので,自分と同じような人(AIが何か,もわかっていない人)の割合などが見れると面白いとも感じてくれる可能性もある。
2023.05.9
作業内容
いちばんやさしいAI〈人工知能〉超入門
大西 可奈子
2023.05.2
作業内容
2023.04.25
作業内容
2023.04.18
テーマ決定
- 今話題のものを知ろう〜AIの進化による影響〜
- 概要の文章作成
- 調査の作成のための下調べ
2023.04.11
作業内容
- めも
誰に向けてか、例-中学生、AI素人、どこから情報を得るのか(不確定なものばかりから取ってこない、書籍やサイトでもいいがここから引っ張ってきたっていうのを明記しろ)文章だけだと理解するのに時間と人を選ぶっていうのを背景と目的に書け
https://www.canva.com/