明かりを消したら何が見える
明かりを消したら星が浮かび上がるカレンダー2026ver
先進国である日本は、インフラが整い、生活は非常に便利である。その一方で、夜でも明るい場所が多く、本来見えるはずの夜空や星が見えにくくなっているという光害問題が背景として見られる。
このカレンダーは、忙しい日常から少し離れ、明かりを消して夜空を見上げるきっかけをつくるために考えた。星空を眺めることは、ストレスを和らげたり、気持ちを落ち着けたりする効果があり、メンタルケアの面でも有効だとされている。静かな夜に心を休めつつ、かつて当たり前だった星空の美しさを思い出す。
・インテリアとしても自然に飾れるよう、静かで洗練された空間になじむビジュアル性のデザイン。
・その月に見える星座や月、また一言を添えることで、星空に目を向ける仕掛けにする。
B4サイズ
Illustrator
2025.04.08 - 2025.01.07
今回の研究では、カレンダーというメディアを通して、光害の問題や本来の星空の美しさをどのように伝えられるかを探った。
また、環境問題に関心を持ってもらいたいという願いがありつつも、重たさを感じさせず、日常のインテリアとして自然に取り入れられるデザインとなるよう工夫を重ねた。
反省点としては、蓄光インクについても初めて取り扱いながら、発光色や背景色との相性など、今後さらに学ぶべき点が多くあると感じた。
制作の過程では、背景色や星座の大きさなどを試行錯誤し、最終的に、視覚的な美しさと扱いやすさの両立を目指したカレンダーに仕上げることができたと思う。
・表紙作成
・カレンダーイラストレーター作成
・蓄光インク購入(Amazon)
・蓄光インクでカレンダー作成
〜後期〜
・webカレンダー作成
○カレンダーの吊るし制作完成
【課題点】複数枚のカレンダーを重ねて吊るしたところ、後ろにあるカレンダーが光を反射して見えてしまい、どの月が実際に光っているのか判別しづらくなってしまった。光の演出がぼやけて見え、伝えたい印象がやや曖昧になった。
↓
【改良】1枚ごと飾れるカレンダーにするため制作案①,②,③の内 ③に決定
昼
夜
○カレンダーの吊るし制作案を考える
先行事例
Pinterestカレンダー吊るし
制作案3つ
OneDrive
・カレンダー数字、曜日の間違い訂正
・カレンダーの全体を写す
昼間のカレンダー
・NO LIGHT CALENDARがもたらす良い影響を付け加える、まとめ直す
”NO LIGHT CALENDAR→ 明かりが消えると星が見える”
↓
◎星を見ることでもたらすいい影響とは❓
・ストレス軽減、メンタルケア
◎明かりを消すことでもたらすいい影響とは❓
・環境負荷の影響
・目や心の疲れを和らげる
昼間のカレンダー
夜間のカレンダー
研究室で印刷 (A3サイズ)
蓄光インク塗る→写真
◎夜間にもっと明るく光らせるには❓
先行事例調査
蓄光塗料の中で「よく光る色」は何色?
蓄光の原理
・制作途中カレンダー(1~12月)
プレゼン改善点
①LED化が進み節電は現状解決されてきている
→目的を見直す
②webを同時進行でweb版のカレンダーのイメージを考える
ワイヤーフレーム
・ロゴマーク制作途中
改善点
下地の色が明るいと発光しにくい
◎下地の色を変える
カラー候補 ( #D8C7B2, #D8A7A0, #F9F3B6 )
先行事例:最強の蓄光塗料はどれ?
蓄光とは?
プレゼンテーション準備
2026年・月別 夜に見える代表的な星座を二つずつ載せる
進捗状況
カレンダー制作に取り組む (縦ver,横ver)
・カレンダー表紙
・その月のメイン星座を載せる(1~12月)
・月のイラストも
・今月の夜空解説
先行事例調査
🌃NO LIGHT CALENDAR🌃
暗闇で光るカレンダーを作る
・日中は普通のカレンダー
・暗闇にすると星空が浮かび上がる
💡光害が無かったら見える風景を伝える
*HTMLでも昼間と夜間を切り替えられるサイトを作成
月とカレンダー ➡️ (案)光害カレンダー
地域課題と向き合う
Illustrator、紙媒体
アイディアスケッチ