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楽しく食事ができる環境づくり
- 西元聖喜
- Keywords: SDGs, 食品ロス, 大学生, 学食, 自炊
- Instagram
概要
これは何?
大学生の食生活に着目し、食事を楽しめる環境を作ることを目標とした研究
背景と目的
- 背景
私は、大学生になってから食事に関する悩みが増えた。外食した際に「量が多い」と感じることが増え、少し無理して食べるか食べ残してしまうことがあった。また、一人暮らしを始めて自炊するようになった際に、作りすぎてしまったり食材を使いきれずに悪くしてしまったりして廃棄してしまうこともあった。もったいないという気持ちはあるが、なかなか上手くいかずに罪悪感を抱きながら食事をするようになった。そういった悩みを持った人が他にもいるのではないかと思い、アンケートを実施すると多くの人が同じような悩みを持っていることが分かった。このことから、食事に関する悩みを軽減し、楽しく食事ができる環境を作りたいと思い、この研究に至る。
- 目的
大学生の食生活を調査し、課題を解決できるような対策を考え、楽しく食事ができるようにする。また、SDGsの食品ロス対策にも通じるものがあると感じたため、食品ロス対策の観点でも研究を進めていく。
コンセプト
「もぐもぐ」という日本人に馴染みのある食事に関するオノマトペを研究テーマとし、楽しく食事ができるような環境づくりのために、学食内の情報周知のためのポスター制作やSNSを活用した自炊に関する情報や食品ロスに関する情報の発信を進めていく。
成果物の仕様
- Instagram
- ポスター
- 食券と一緒に使えるサポートカード
- 卓上ポップ
制作ツール
- Instagram
- Illustrator
- After Effects
プロジェクトの期間
2023.04.14 - 2023.12.22
最終報告まとめ
前期はテーマ設定、調査、試作を行った。調査の結果から、課題を考察し研究を進めていく。今回の調査の結果からは、学食の量を調節できる仕組みがあればいいと感じている人が多いこと、自炊に関する食品ロス対策について情報を知りたいと感じている人が多いことが分かった。しかし、スケジュール管理がうまくできずに研究の進みが難航している。今後は、学食に企画書を持っていき、調査と試作を繰り返していくこととInstagramのアカウント運営を同時進行で進めていく。
中間報告まとめ
テーマを決めることに時間をかけてしまい、取り組みが遅くなってしまった。
遅れを取り返すためにスケジュールを組みなおし、家庭と学食の企画を同時進行で進めるようにする。
また、学食の職員の方に話を伺いに行く。
調査
現状調査
- 食品ロス
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のこと。 日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は523万トン。1日茶碗1杯分の食材を捨てていることになる。 これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当する。
- 事業系食品ロスと家庭系食品ロス
事業系食品ロスとは、製造・卸・小売事業者が製造・流通・調理の過程で発生する規格外品、返品、売れ残りなどのことである。また、外食事業者の作り過ぎ、食べ残しなども含まれる。食品ロスのうち事業系は279万トンである。
家庭系食品ロスとは、食べ残し、手つかずの食品、皮の剥きすぎなどのことである。食品ロスのうち家庭系は244万トンである。
先行事例
プロジェクト管理
スケジュール
こちらから
ToDo
テーマ
タイトル、サブタイトル
メインビジュアル
スケジュール表
- Instagram
- 学食
進捗記録
2023.07.21
進捗記録
最終報告メモ
- 食品ロス対策を全面に押さないほうがいいのでは
- 学食の食券を変化させる必要はないのでは
- 量を変えられることを知っている?
- 伝えるのが恥ずかしい?
- 試作を掲載する
2023.07.14
進捗記録
企画内容
- 学食に関する事前アンケート
- 学食の食品ロス対策の実態調査
- 調査結果の考察
- 食品ロス対策の考案
- 学食内の情報周知のためのポスター
- 食券と一緒に使えるサポートカード
- 食品ロスの現状を周知させる卓上ポップ
- 対策の実施
- 対策後の実態調査
- まとめ
ポスター試作
少なめでといえる環境をつくることとそれを周知させることを目的としたポスターを試作した。「少なめでのひとことを」というキャッチコピーを吹き出しにすることで、意識を向けさせるデザインにした。背景のカラーはSDGsの「目標12 つくる責任 つかう責任」のカラーを使用し、食品ロスとの関連性を表現する。
サポートカード試作
学食は昼食時に混雑が予想されるため、瞬時に判断する必要がある。量が少なくしたい人とそうでない人の差別化を図るために、食券を挟めるカードを試作した。
2023.07.07
進捗記録
企画内容
- 学食の食品ロス対策の実態調査
- 調査結果の考察
- 食品ロス対策の考案
- 対策の実施
- 対策後の実態調査
- まとめ
2023.06.30
進捗記録
- 学科サイト更新
- 概要集制作
- アンケート調査
- ロゴ
- カード試作
アンケート調査結果
アンケートを実施し、約50人の大学生と社会人の人にそれぞれの項目について回答してもらった。
- 学食編
- 100%の人が学 食を利用してことが分かり、学食の量について「少ない」と 感じている人が約 14%、「適量である」と感じている人が約 68%、「多い」と感じている人が約 18% いた。そして、学食 で食べ残した経験がある人は約 30%いて、その理由として 最も多かったのが「量が多い」であった。また、学食の量を 調節できたらいいと感じている人が約 80%いた。
- 家庭編
- 約 90% の人が自炊の 経験があると答えた。そして、自炊で食材を買いすぎたり悪 くしたりして廃棄したことがある人は約 80%もいた。その 理由として、「1 人分を作るのが難しかった」、「食材を使いきれない」という回答が多く見られた。また、食材に適した 保存方法や自炊に関する食品ロス対策の情報を知りたいかと いう質問に対し、約 90%の人が知りたいと答えた。
ロゴ
- 完成品
※色はまだ未定
- 試作
- ”もぐもぐ”というテーマから柔らかい印象を受けたので、丸みのあるロゴを試作した。ローマ字表記とひらがな表記の2パターンを制作してみて、より柔らかさが感じ取れるローマ字表記のロゴに決定した。
カード試作
- 試作
- 学食内は昼食時混雑が予想されるため、”量を減らす”ということを瞬時に判断できるように色で区別を行う。
しかし、まだ分かりづらく食券との併用でのごたつきが考えられるので、試作を繰り返していく。
2023.06.23
進捗記録
中間報告メモ
- 背景が個人的すぎる
- 家庭系食品ロス対策でのレシピ開発は難しい
- 食券ではなく、一緒に出すカードなどのツールを考えるべき
- 調査→対策→実施→結果の流れが必要
2023.06.16
進捗記録
2023.06.09
進捗記録
2023.06.02
進捗記録
2023.05.26
進捗記録
2023.05.19
進捗記録
メインビジュアル
- 完成品
- メインカラー→黄土色、
- サブカラー→赤、黄、緑
SDGs 12のカラーである黄土色と食べ物の三大栄養素のカラーである赤、黄、緑をメインカラーとした。
- 形→丸
沢山のお皿を並べている食事をイメージした。
- 試作
2023.05.12
進捗記録
- 学科サイト更新
- タイトル、サブタイトル
- スケジュール、ToDo
- 調査
タイトル案、サブタイトル案
- キーワード
- SDGs(12)
- つくる責任、つかう責任
- 食品ロス
- 大学生
- 一人暮らし
- 食べる(モグモグ、パクパク)★
2023.04.28
進捗記録
- 学科サイト更新
- テーマ設定のための調査、テーマ案(最終)、概要
テーマ設定のための調査
テーマ案(最終)
- 大学生から始める食品ロス対策(SNS、卓上ポップなど)★
- フレブルのポータルサイト(WEBサイト制作)
- 暮らしと観葉植物(WEBサイト制作)
概要
大学生から始める食品ロス対策
- 家庭編
- Instagram
→家庭内でできる食品ロス対策に関するアカウント運営
- 大学編
2023.04.21
進捗記録
- 学科サイト更新
- テーマ設定のための調査、テーマ案(改)
テーマ設定のための調査
テーマ案(改)
- フレブルのポータルサイト(WEBサイト制作)
- 暮らしと観葉植物(WEBサイト制作)
- 本を五感で楽しむ(動画制作、冊子制作)
2023.04.14
進捗記録
テーマ設定のための調査
テーマ案(3案)
- フレブルグッズかイベントのブランディング(WEBサイト制作)
- 動物ヘルプカードのブランディング(WEBサイト制作)
- 田舎暮らし(WEBサイト制作)