夏の香り
音楽とモーショングラフィックスで夏の魅力を伝える映像作品
- 奥田 真矢
- Keywords:音楽,モーショングラフィックス
概要
これは何?
夏の魅力を伝えることを目的とする音楽とモーショングラフィックスを合わせた映像作品
背景と目的
- 背景
現在、日本は四季の一つである夏を迎えようとしているが、日本では未だコロナ禍で外出自粛しなければいけない状況が続いている。その中で、私達は近年夏を満喫できていないと感じるとともに夏らしさを味わいたいとも感じている。今年の夏も自宅で過ごす人が多いと考えられる。
また、近年日本では外出自粛の影響でYouTube等で動画を見る人が増加し、それに伴い映像を見る機会も増加している。音楽についても、ストリーミング型音楽配信サービスの利用者、動画配信サイトでのMV・PV投稿の増加によって、私達は気軽に音楽を聴けるようになった。また、人々の音楽の聴取方法は動画配信サイトが最も多く、YouTubeではMVやPVを含む音楽が最も視聴されている。モーショングラフィックスは、表現の幅が広く静止画では伝えきれない情報を分かりやすく伝えられるため、説明動画やOP、CMなどで多く活用されるようになっており、そのほとんどが音楽に合わせて制作されている。また、人が五感によって受け取る情報のうち、視覚は最も割合が高く87%を占めており、次に聴覚が7%を占めている。このように、現在様々な観点から「モーショングラフィックス×音楽」による情報伝達の効果が高くなっている。また、私は昔から音楽が好きで以前から自分で曲を作ってみたいと考えていた。
- 目的
夏を満喫しづらい中で、気軽に目と耳で「夏らしさ」を味わってもらう。
情報を伝える上で、文字だけだと幼い子供や高齢者などは情報を受け取りづらい。子供から大人まで多くの人に分かりやすく情報を伝えられ、より印象に残りやすくなるように、視覚効果・聴覚効果を利用したモーショングラフィックスと音楽を合わせた作品を制作し、効果的に夏の魅力を伝える。
コンセプト
- 人々の夏に対するイメージをよく理解してモーショングラフィックスで分かりやすく夏らしさを表現する
- 夏を連想させるような配色を使用する
- 作品の全体の流れを「朝→昼→夜」と決めて夏の一日を表現し、夏の魅力が伝わりやすくする
- 親しみやすいような曲を制作する
成果物の仕様
制作ツール
- ソフトウェア
- Illustrator
- After Effects
- GarageBand
プロジェクトの期間
2022.04.14 - 2022.07.15
まとめ
- 現状
- 曲の制作はほとんど完了している
- モーショングラフィックスは絵コンテを制作し全体の流れを決めた
- 課題
- 曲については、細かな調整が必要である(音の大きさ、音の加えなど)
- モーショングラフィックスについては、どう動きをつけるかもう少し細かく決めていく必要がある
- 今後の流れ
AfterEffectで実際に曲も加え音に合わせて制作し、細かな流れや動きを決めていく
↓
曲の細かな調整をして、映像の調整もしていく
調査
調査の目的
- コロナ禍で人々が夏に対してどう感じているのか、現状について知り自分が人々に何を伝えるべきなのか理解を深める
- 人々の夏に対するイメージを知り、どのようなイメージで制作すると人々に夏らしさを伝えやすいのか明確にする
- モーショングラフィックスの先行事例について知り、夏の魅力を伝えるための最適な表現方法を見つける
調査の方法
インターネットとYouTubeを活用して調べる
現状調査
- 夏に対する人々の現状
現在、日本ではコロナ禍で外出自粛しなければいけない状況が続いている。その中で、私たちは夏を満喫できていないと感じるとともに夏を楽しみたいとも感じている。
- 外出自粛による映像と音楽にまつわる影響
YouTube等で動画を見る人が増加している。ストリーミング型音楽配信サービスの利用者の増加や、動画配信サイトでのMVやPV投稿の増加によって、私達は気軽に音楽を聴けるようになった。また、人々の音楽の聴取方法は動画配信サイトが最も多く、YouTubeではMVやPVを含む音楽が最も視聴されている。
- モーショングラフィックスについての現状
モーショングラフィックスとは、ロゴやイラスト、文字、図形、写真などに動きや音を加えて動画にしたもののことである。例えば、YouTubeのオープニング映像、動画広告、テレビCMなどでよく活用されている。YouTubeでは、ほとんどが音楽に合わせて制作されている。
先行事例
夏がテーマの先行事例作品は、夏に対するイメージやモチーフなどがよく表現されており夏を連想するような配色も効果的に使用されている。また、緩急が効いていたり音楽に合わせてリズミカルに動かしたりしている。
技法・技術情報
調査の結果
様々な現状から、情報を伝える上で音楽とモーショングラフィックスが与える効果は高いことが分かった。また、先行事例や技術調査からモーショングラフィックスの効果的な表現方法を学ぶことができ、どうすれば夏の魅力を伝えられるのかアイデアを貰えた。
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
テーマを明確にする
夏のイメージを考える
タイトルを決める
メインビジュアルを作成する
作品の時間尺を決める
曲のイメージ、構成を考える
絵コンテを制作する
全体の構成を考える
- 細かな色味を考える
- 素材を制作する
- 映像を制作・調整する
- 曲を制作・調整する
進捗記録
2022.05.19
作業内容
- ページの整理
- スケジュールの更新
- 曲の試作
- モーショングラフィックスの試作(絵コンテ制作)
- 中間報告の準備
試作
2022.05.12
作業内容
- メインビジュアルの再制作
- サブタイトルの変更
- ページの整理
- スケジュールの更新
- 曲の試作
メインビジュアル
- 元のメインビジュアル(左)、今回制作したメインビジュアル(右)
試作
2022.04.28
作業内容
- ページの整理
- 調査
- タイトル決め
- メインビジュアルの作成
- 曲の試作
メインビジュアル
試作
- 曲の試作(途中) ⇦Googleドライブのリンク
- 時間尺は約1分に決定
- 進捗は約70%
- これから音の追加や修正を重ねていきたい
調査
2022.04.21
作業内容
- スケジュールの更新
- テーマの明確化
- アイデア出し
- 調査
テーマ
『夏の魅力を伝える』(音楽+モーショングラフィックス)
- コロナ禍で近年夏を満喫できない状況が続いている中で、日本ならではの四季の一つである夏の魅力を音楽と映像で伝える
試作(アイデア出し)
調査
2022.04.14
作業内容
- 赤字のコメントアウト、ページの整理
- スケジュールの作成
- テーマ案を考える
- 調査、試作スケッチ
テーマ案
- 音楽+モーショングラフィックス
- 「夏」をテーマにした数十秒間の映像作品を制作する(時間が足りなさそうであればモーショングラフィックスのみ)
- イラスト+映像
- イラスト+Webサイト
調査
- モーショングラフィックス参考
- 音楽制作 参考
試作
スケジュール