『HIDE AND SEEK』
" 何か " がいる…・・・・・・・・・・・・・・・・
- 榛葉 啓人
- 'Keywords:Movie, Short Film, Indies Movie,
Overview
Introduction / What is This
- ショートフィルム、短編映画
Background and Purpose
- 日々、映画を見ていく中でどうすれば良い作品が撮れるのか、どうすれば見ている人に恐怖心を与えることができるのか追求したくてホラーショートムービーを作ることにしました。(前期に引き続き)
Concept
- 自分の身近な環境で、本格的なホラー映画を作る。
- 古典的且つオリジナリティーのあるホラー映画を作る。
Output
- 映像
Member
- 個人制作
Tools
- iPhone7
- MacBook Pro
- DaVinci Resolve
- GarageBand
Term
Conclusion / Summary
- 分かったこと
・ホラー映画は " 恐怖の対象 " の実体が見えないほど、観客に与える恐怖の割合は大きい。
・ホラー映画を撮影する上で現場の光の具合、撮影物を囲む周りの環境が、普通の映像作品を撮影する時以上に重要視される。
- 課題点
・自分自身で撮影と演者を両立させるのは、可能な部分も多々あるが、演出によってはやはり限界がある。
・一つのシーンに多くのカットを詰め込みすぎている。
・寄りのショットが多い。
・恐怖の対象を見せがちなため、客観的に観ると凄くチープな映像になってしまっている。
Survey
現代のハリウッド・ホラーの問題点
1.登場するキャラクターのIQが低い
- 家の中に連続殺人犯、モンスター、幽霊などの"恐怖の対象"がいるとき、なぜ彼らは裏庭などの確実に逃げられる脱出路から出ずに2階に行くのか?
- なぜ恐怖の対象を刺した後、彼らは武器を落としたり捨てたりするのか?
- なぜホラー映画の家族はいつも、多くの人が殺された家("事故物件")に引っ越すことを選ぶのか?なぜもっとよく調べて、より安全な他の家を選ぶことはできないのか?
- 好奇心旺盛な子供、もしくは若者はいつも馬鹿なことをする。(大体それが全ての元凶。)
2.予測可能なジャンプスケアによるマンネリ化した演出
- 最近のホラー映画は恐怖とはほど遠い。観客が怖いと感じるのは、予想外のジャンプスケア(いわゆる突発的な音や光、つまりハプニング)で反射的に驚いているだけ。
3.グロテスクな描写が多すぎる、または少なすぎる作品が多い
- 『ソウ/SAW』、『グリーン・インフェルノ』のようなホラー映画は、グロテスクな描写が多すぎるため、見ていて不快になる人も多い。一方で『ヴェノム』、『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』のような"暴力描写"や"グロテスクシーン"が求められる作品において、全くそのような描写が劇中に一つもない作品も問題である。
4.高音の叫び声
- ホラー映画に出てくる女性や子供が何か起きる度、甲高い声で叫ぶため隠れている位置がバレてしまい最悪な展開になる。(いくら何でも自ら危険を招く展開すぎて、ストーリーから一気に気持ちが離れる。)
5.登場人物に個性がない
- 制作陣が作品の側面に集中しすぎて、登場人物のキャラクター性が薄まり、とてもつまらなくなってしまう。
Present Status
Precedent
Technique / Technology
- 撮影
- 映像編集(カラーグレーディングなど)
- ホラー映画鑑賞
Project Management
Schedule
ToDo
- 脚本制作
- 絵コンテ制作
- キャスト探し
- 撮影
- 編集
- 撮影地の選定
- 表現方法の追求
進捗記録
2021.10.27
2021.10.23
試作品の絵コンテ制作
2021.10.22
映画における撮影技法と色彩の重要性
2021.10.15
映画におけるBGMの重要性
- 映像作品に使える FREE BGM
ST Adobe Stock
- 悪夢の楽器」つくったアナログ・ホラー映画音楽職人
「ずっと不快に感じさせたい」ホラー映画音楽職人の“怖い音楽”。二つと無い恐怖の音を生む、怪奇な仕事裏
2021.10.10
映画における色彩の重要性
ホラー映画的カメラワークと編集法
2021.10.06
先生からのアドバイス
- 自分の"本当にやりたいこと"を見つける。
- 自分にとって、"実現可能なもの"と"実現不可能なもの"を分析する。
- 撮れるものからとにかく撮る。
- 人物や場所に最低限の設定を設ける
2021.09.29
登場人物の設定
- 主人公
・身長:約170cm
・容姿:普通の大学生。
2021.09.22
作品のコンセプトと自分のやりたいこと
- Jホラーのじわじわくる恐怖感と、洋ホラーのサプライズ的恐怖感の融合。
- セリフの少ない演出(言語の壁を超える)で、より恐怖感と緊張感を観客にとどける。
人間にとっての恐怖の対象
- 見えない何か(幽霊…?)
- 人類が出会ったことのない未知の物(UMA、妖怪、怪物、宇宙人など…)
- 自分と同じ姿の物(日本人形、カカシ、マネキン、ドッペルゲンガーなど…)
- 科学では説明のつかない物(呪い、魔法、特殊能力など…)
- 宗教的な物(神社、寺、教会、仏像、石像、鳥居、お経など…)
- 自然物(植物、森、木、水、海、川、湖、岩、谷、崖など…)
- 古びた物や建物(廃墟、廃校、古い家など…)
恐怖対象・参考1
恐怖対象・参考2
作品を通して伝えたいこと
- 日本でも条件に縛られない自由なジャンルの映画が作れる‼︎
2021.09.15
やりたいこと…
- 短編映画制作
- ジャンル
・ホラー
- ジャンル
目標と参考作品
- <概要>
- 1979年公開、ジョン・カーペンター監督の名前を世界中に轟かせることになった大ヒット・ホラー。神出鬼没のマイケルのキャラクターは人気を博し、シリーズ化された。
- 1979年公開、ジョン・カーペンター監督の名前を世界中に轟かせることになった大ヒット・ホラー。神出鬼没のマイケルのキャラクターは人気を博し、シリーズ化された。
- <ストーリー>
- 15年前、包丁で自らの姉を殺害したマイケルが精神病院を脱走し、ハロウィンの夜に故郷に戻る。担当医ルーミスの追跡をよそに、白いマスクをつけ、包丁を手にしたマイケルは殺戮を繰り返すことに。ベビーシッターのアルバイトをしていた女子高生ローリーも命を狙われるが……。
- 15年前、包丁で自らの姉を殺害したマイケルが精神病院を脱走し、ハロウィンの夜に故郷に戻る。担当医ルーミスの追跡をよそに、白いマスクをつけ、包丁を手にしたマイケルは殺戮を繰り返すことに。ベビーシッターのアルバイトをしていた女子高生ローリーも命を狙われるが……。
情報収集
- Vimeoで短編ホラー作品を調査。
- 世界各地の映像クリエイターの作品を見て、特徴や手法を分析。
Vimeo
- <ストーリー>
・深夜のコンビニ、夜勤のバイト社員は暇を持て余していた。そこに1人のフードを被った不審な人物がやって来る… - <ポイント>
・監視カメラの映像と現実で起こる現象の対比、そしてそこから感じられる主人公の“心情の変化”と“恐怖の対象との関係性”。
- <ストーリー>
・残業中の1人の男、コピー機で書類を印刷中一枚の黒い丸の描かれた髪が現れる… - <ポイント>
・“人間がもし現実ではあり得ない能力を手に入れたら?”というコンセプトと、私欲的行動に走る主人公の皮肉且つ恐ろしい末路。(社会犯罪と人間の欲に対するメタファー?)
上記の条件からは想像もつかないほどクオリティーの高い作品で、今作を監督したデヴィッド・サンドバーグ氏は、以前これと似たような作品を製作しており、その作品が反響を呼び現在は、ハリウッドでも有数のホラー映画監督として名を馳せている。