ときめきピンク研究所
ピンクという色彩が個人のアイデンティティに及ぼす影響についてまとめた冊子
メインビジュアル、あるいは
プロジェクトの最新の状態を視覚的に掲載
- ota shion
- Keywords:pink, color, stereotype, identity
概要
これは何?
色彩が個人のアイデンティティ形成にどのような影響を及ぼすのかを、ピンクを通して自分の経験と社会的背景をもとに考察するものである。
社会におけるピンクの扱われ方やイメージの変遷にも触れながら、「好き」という感覚が自己認識にどう作用するのかを視覚的・言語的に整理し、冊子にまとめる。
背景
幼少期において、「ピンク=女の子らしい色」という社会的イメージに対し、無意識のうちに距離を置いていた経験がある。しかし成長とともに、推し文化や周囲の影響により色彩に対する好みが変化し、「かわいいもの」やピンクに対して肯定的な感情を持てるようになった。こうした自身の変化を振り返る中で、色彩と個人の価値観、さらには社会からの刷り込みとの関係性に関心を持った。
目的
- ピンクという色彩に対する社会的な固定観念やジェンダーイメージを再考すること
- 色彩嗜好の変化を通じて、個人のアイデンティティ形成過程を可視化すること
- 「好き」という感覚に素直になることの大切さを提示すること
コンセプト
「ピンクという色彩を通じて自己と社会の関係性を見つめ直す」
ピンクに象徴されるジェンダー的意味合いや感性的価値を再解釈しながら、自らの変化をもとに、「好き」という感情が持つ力と、それが個人の在り方に与える影響を考える。冊子にはポップカルチャー要素を取り入れ、視覚的にも「好き」を肯定する表現を目指す。
成果物の仕様
制作ツール
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop
プロジェクトの期間
プロジェクトの期間|2025.04.11 - 2025.12.26
まとめ
調査
現状調査
- プリキュア歴代のキャラクターイメージカラー
- 19分の17というほぼピンクがセンターで主人公であることがわかる
- 平成20年頃はプリキュアを見ている年齢は〜10歳くらいが平均的であったが、今の時代は世代問わずプリキュアを好きな人が増加していると感じる
- ジェンダーバイアス
- 幼児期からの成長過程で色や形による「男の子らしい」「女の子らしい」という無意識のイメージや固定概念がある
先行事例
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
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ToDo
- 現代が持つピンクに対してのイメージを調査
- ピンクが与える人への影響とは
- 自分がピンクを好きになった理由を思い出す
- メインビジュアルをとりあえずピンクにしてみる
- 何ページにする?
- 台割り考える(無線綴じで)
進捗記録
2025.04.25
冊子について
<台割り>
アンケート作成
写真加工
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- 日常の風景をピンクに加工してみて感じること
✅調査更新
2025.04.18
テーマ決定
ピンク色を通して、『好き』を考える
色彩が個人の感情やジェンダー観にどう影響するかを、ピンクを題材に分析
そこから『好き』という感情の背景を探る
スケジュール管理
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Q.自分はなぜピンクを好きになったのか
- 小学校低学年の時はピンク好きには抵抗があった
- 推しに影響されて好きな色も変わっていった(緑・紫)
- 『かわいいもの』が好きになった(リボン・ガーリー・アイドル)
成長するにつれて自分の中にある価値観が変化したことで、自分の好きなものに対する他人からの意見を気にしなくなった
調査
- プリキュア歴代のメンカラ
- 19分の17というほぼピンクがセンターで主人公であることがわかる
- 平成20年頃はプリキュアを見ている年齢は〜10歳くらいが平均的であったが、今の時代は世代問わずプリキュアを好きな人が増加していると感じる
- アイドルのメンカラ:ピンク
- 男性
- 華やかでかわいらしく、ふんわりとしたイメージのカラー
- 誰からも愛される、グループの華となるような立ち位置
- 姫キャラ、甘えん坊な末っ子キャラ
- 女性
- 女性らしい華やかなイメージのカラー
- 愛されキャラ
- アイドルとしてのプロ意識が高く、自分の魅せ方をわかっていてそれをしっかりとファンに提供
✅ 概要更新
2025.04.11
テーマ案
①ピンクに関すること
- 色の固定概念によるジェンダー問題
- 自分でピンクを作ってみる
- 抵抗感なく使えるピンクを紹介
- ピンク× ◯◯を紹介してコーディネートの提案(ピンクと相性が悪いもので)
- ピンク=可愛いのイメージをひっくり返す(クールさもあることを示す)
- 自分がピンクを好きになった理由を分析し、好きの影響を調べる
- ピンク好きのための研究
②時代による流行りを分析し可視化してみる
- 昭和〜令和のアイドルの衣装の曲の内容を分析し、それにおけるファン層の変化や推し活ブームの実態を明らかにする
③ピクトグラム開発
- スーパーにある商品カテゴリの視認性を上げる
- ライブ時におけるマナーやルール説明の時にピクトグラムを用いて説明「
現状調査
- ジェンダーバイアス
- 性別による固定観念や偏見、差別を意味する
- 女の子は赤、男の子は青といった固定概念
- アイドル年表
- 昭和:清楚で「手の届かない存在」としての偶像的存在感
- 平成:会いに行けるアイドル
- 令和:ファンとの双方向コミュニケーションが当たり前
- ピクトグラム
- 東京オリンピックをきっかけに広まった
- 国によって解釈の仕方が変わってくる
先行事例
技法・技術情報