Ticket with You
思わずとっておきたくなる架空の映画の当日チケットのデザイン、および、それらをまとめたWebサイト
概要
これは何?
架空の映画の当日チケットとそれらをまとめたwebサイト
背景と目的
映画を鑑賞する際に受け取る紙の当日チケットは、その場限りの証明として扱われることが多く、鑑賞後すぐに捨てられてしまうことが一般的である。
しかし一方で、コレクションという趣味は幅広い年齢層に親しまれているが、年代別に見ると、年代が上がるにつれてコレクターの割合は下がっている。またコレクションをしている人の多くが自身の興味の対象に対して時間や金銭を惜しまず注いでいます。
本研究では、映画のチケットをただの消耗品として捨ててしまうのではなく、記念品やコレクションとしての価値に着目します。映画鑑賞の思い出を残す手段として、チケットの保存・収集を推奨し、その魅力を広めるための方法を探ることを目的とする。
コンセプト
思わずとっておきたくなるようにグラフィック要素を取り入れた上で統一感を持たせ、コレクション性を加える
成果物の仕様
架空の映画のチケットを4案×色違い4種 計16種
架空の映画のチケットをまとめたサイト
メンバー
堀玲二
制作ツール
illustration
VScode
Procreate
プロジェクトの期間
4月29日〜7月1日
まとめ
成果物の変更の可能性はあるがチケットのデザイン16案までは確実に作ろうと考えていて現在はデザイン案のスケッチまで終わっている。
チケット案のスケッチに時間がかかってしまっているので、ガントチャートの予定よりも早くデザインを完成させようと考えている。
調査
現状調査
先行事例
ピンタレストのボード
技法・技術情報
デザインの心理学
プロジェクト管理
スケジュール
情報デザイン研究lガントチャート
ToDo
チケットのデザイン案を計4案考える
デザイン案をもとにチケット作成
ジャンル別に使う色を考える
サイトマップを考える
ワイヤーフレームを考える
コーディング
進捗記録
2025.05.27
テーマ案再考え
- 映画の当日チケットはその場限りの入場証として扱われ、鑑賞後すぐに捨てられる。
- 捨てた時の問題点
- SNSや24時間で消えるストーリー機能へと変化している。これにより、「あとから振り返る」「形として残す」といった行為が減少し、体験が記憶として積み上がりにくくなっている。結果として、個人の記憶や文化的な価値が継承されにくいという課題が生じている。
- 映画のチケットを集めさせるのが目的
- 集めさせる手段として新しいデザインの提案
- オリジナルチケットを作成できるサイトを作る。
デザインされたチケットをテンプレートとして実際のタイトルや時間、スクリーンの番号や席の番号などを入力、オリジナルチケットを作成し画像保存できるようにする。
- これによりオリジナルチケットとして、映画鑑賞という体験を形にして残すことができる。
サイトマップ考案
2025.05.20
デザイン案(モノクロ)のイラレデータほぼ完成
テーマの調整
モノとして記録することに、どんな意味があるのか?
- 問題点を考えてみる
個人が体験を記録・保存する方法が、アルバム→ブログ→SNS→ストーリー(消える)へと変化している。
↓
何が問題点なのか
後から振り返る、見返す、保存する、といった行為がされにくくなり、記憶が積み上がらない。
体験はされても、それが文化として定着しにくくなる。
2025.05.13
テーマ変更案
変更理由
・webページまで作っていたら作業量が多くなりすぎる。→前期後期で制作を分ければ可能。
・デザインしたチケットをwebサイトにまとめる必要が感じられない。
↓
- webサイトにまとめたときのメリットを考える
webサイトをデジタルアルバムにしたら面白いかも
日記機能を追加したら面白いかも
あらかじめ登録してある画像をチェッカー機能などで写真アルバムのように一覧表示にする。一覧表示されたものを画像出力してダウンロードできるようにする
中間発表準備
・背景
・目的
・コンセプト
・研究成果:調査(現状調査・先行事例・技術など)
・研究成果:試作(アイデアスケッチ・サイトマップ・イメージボード・プロトタイプなど)
・まとめ(これまでの成果の振り返り・今後について)
- 背景
研究のテーマを考えていたときに映画の当日チケットを集めるのが好きだということに着目。
映画の当日チケットについて、一般的に映画のチケットは映画を観終わったら捨てる。
コレクションという行為について、多くの人が自分の興味の対象に対して時間や金銭を惜しまず注いでいる。
この研究は
映画鑑賞の思い出を残す手段として、チケットの保存・収集を推奨し、その魅力を広めることを目的とする。
- コンセプト
グラフィック要素を取り入れた上で統一感を持たせ、コレクション性を加える
- 研究成果:調査(現状調査・先行事例・技術など)
現状調査
普通のチケットは映画を見るために必要な情報を伝えることを最優先としているため、そのほかの要素が削ぎ落とされている
普通のチケットとは別でムービーチケットという物がある。
ムービーチケットは映画のポスターがそのままチケットに印刷されていて作品ごとに統一感が失われる。
ピンタレスト先行事例
- 研究成果:試作(アイデアスケッチ・サイトマップ・イメージボード・プロトタイプ
チケットのグラフィックは映画や映像に関係のある要素を入れました。
2025.04.29
デザイン案作成
チケットに記載する情報
- タイトル
- 日付
- 上映時間
- スクリーン
- 席番号
- チケットの値段
サイト構成
サイトに載せる情報は少ない
トップページ
- このサイトについて
サブページ
- チケットを一覧表示
このサイトについてをトップページに載せる。
トップページを一番下までスクロールするとボタン
そのボタンを押すとチケット一覧が表示される
- サイト作成については、サイトに表示する情報が少くなることが予想されるので、できるだけアニメーションを使うなどして、退屈なサイトにならないようにする。
チケット案スケッチ
2025.04.22
テーマ
思わずとっておきたくなる架空の映画の半券のデザイン、および、それらをまとめたWebサイト
- 成果物
チケットの形状ごとに違うデザインを考える計4案
デザインをされたチケットをまとめたサイト
デザイン詳細
ユナイデットシネマ
TOHOシネマ
Tジョイシネマ
イオンシネマ の4つの会社のデザインを考える。
各映画会社でデザインを考える。
さらに各映画会社のデザインの色違いを作り、色によるジャンル分けを行いデザインの種類を増やす
アクション
恋愛
サスペンス
ファンタジー
テーマ候補
- A案:映画のジャンルごとの半券デザイン定番スタイルの分析
- B案:思わずとっておきたくなる架空の映画の半券のデザイン、および、それらをまとめたWebサイト
- 案1:映画会社ごとにリニューアル案1点 > 全 X 点
- 案2:形状ごとにリニューアル案1点 > 全 X 点
TODO作成
チケットのデザイン案を計4案考える
デザイン案をもとにチケット作成
ジャンル別に使う色を考える
サイトマップを考える
ワイヤーフレームを考える
コーディング
サイトの構成
- TOP:このサイトについて
- トップページからジャンル別に分けられたページに飛ぶ
何故映画の半券を集めるのが好きなのか
- 何の映画を見たかの記録(思い出)になる
- 統一感があり、集めたものが増えたことによる視覚的な充実感がある。
- 映画を見るという行為にお金を払っているので、チケット自体は無料
- 集めることに特別な労力がかからない
- 物自体のサイズが小さい
懸念事項
- webサイトにまとめる事で物が増えるのが嫌と言う人にも良いかも
- 実物があるわけではないので、視覚的な充実感が薄れるかも
- 作業量が多くなる可能性大
2025.04.15
取り組み
- テーマ案
現段階で決まっていること
素材はイラスト
手段はweb
テーマ案の続き
- 集めることが好き
なぜ→
物が充実する感じがする
統一感が出る
イラストのステッカーなどはアクセサリーのような役割になることがある。
↓
集めるものに何か共通点があるはず
- イラストを描くことが好き
なぜ→
自分の中の好きを表現できるから
イラストの技術が上達していることの喜びを感じられるから
時間を忘れられるから
人に喜んでもらえるから
承認欲求
- イラストのどこが好き
何→
- イラストの何が好き
何→
ステッカーや名刺
キャンバスプリントされたイラスト
額縁に入っているイラスト
見るのが好き
- なぜイラストが好き
なぜ→
自分の好きを表現し自分の好きを人に見てもらうことができるから
自分の表現した好きに共感してもらうことができるから
好きになる共通点
テーマ案候補
イラスト x ステッカー x Web
イラスト x ステッカー x コレクション xWeb
イラスト x ステッカー x x Web
イラスト x ステッカー x 映画の半券x Web
イラスト x 漫画 x Web
イラスト x ポスター x Web
2025.04.08
取り組み
テーマ案
論文調査
イラストの印象を構成する画風要素の研究
vessel コンプレックスを題材にした作品制作