Table Friends
架空のカトラリーをWebで魅せるための視覚表現と関係性デザインの研究
概要
これは何?
あえて“使いにくい”人型カトラリーを架空の商品としてデザインし、
Webサイトをビジュアルでその魅力を伝えるプロジェクトです。
背景と目的
- 雑貨やインテリアを愛する人に向けて、“使う”だけでなく“飾る”“眺める”ことでも楽しめるカトラリーの在り方を提案。
- 「使えないことに価値がある」というアイデア表現を目指す。
コンセプト
使えないけど、なんだか好きになる。
そんな“愛着”をもたらす、ちょっとクセのあるカトラリーの世界。
成果物の仕様
Webサイト
コンピューターグラフィックス
制作ツール
html
blender
プロジェクトの期間
プロジェクトの期間|2025.4.11 - 2025.12.19
まとめ
中間のまとめ記入
調査
現状調査
孤食の割合
一日の全ての食事を一人で食べている「孤食」の状況
カトラリーの形について
今あるカトラリー
デザートのカトラリーの種類と用途
- カトラリーの種類を調べて、カトラリーは、サイズを変えるこ とで用途を使い分けていることがわかった
先行事例
カトラリーサイト
クリストフル
クチポール
アディルサ
いろんなカトラリー
JR東日本 3D
どういう事を調べて、どういうことがわかったかを記入
技法・技術情報
スプーン3DCG
プロジェクト管理
ToDo
成果物決め
試作制作
イラレでスケッチ
進捗記録
2025.06.27
2025.06.20
サイト試作
- カトラリーにする理由
雑貨はもともと「飾るもの」として扱われますが、
カトラリーは本来「使う道具」であり、使わないときは引き出しにしまわれてしまう存在です。
だからこそ私は、あえて“使えないくらいクセのあるデザイン”にすることで、
「しまいたくない」「見えるところに飾っておきたい」と思えるような存在にしたいと考えました。
カトラリーだからこそ生まれる意外性や、「使う」と「飾る」のあいだを行き来する楽しさを、
日常の中にそっと届けられたらと思っています。
- カトラリーの掲載本数
6~8本
シリーズの世界観や雰囲気をしっかり伝えられる。
6本以上あれば、デザインやキャラクター性のバリエーションを出しやすく、見る人に「こういうシリーズなんだ」と印象づけることができる
2025.06.13
概要集制作
スケッチ イラレ
2025.06.06
中間発表を終えて
- ジャックカレルマン
- 機能性をどうするか
(少しでも使えるものにするのか、使えないものにするのか)
- カトラリーに限らなくてもいいのでは?
孤食について触れるならカトラリーだけでもいいかも
- どこを目指しているのか
- ピントと合わせる
- イラレでスケッチ
指摘を整理して考えるべきこと
1️⃣ 機能性をどうするか
ちょっとは使えるけど不便
2️⃣ カトラリーに限らなくてもいいのでは?
「人型カトラリー」だけでなく
→ 人型の 食卓周りの雑貨
→ 例:人型のマグカップ、人型のお箸置き、人型のナプキンホルダー
3️⃣ 孤食に触れるならカトラリーに絞る
「一人の食事時間をちょっと楽しくする」
これを強めたいならカトラリーだけに絞っても良いのかも
4️⃣ どこを目指しているのかを言語化
ストーリー性のある世界観の演出をしていきたい
2025.05.23
ターゲット、試作
- ターゲット
海外インテリアや個性的な雑貨が好きな10代後半〜30代の女性
WebやSNSで“ビジュアル重視”のプロダクトを楽しむユーザー層
- 制作するカトラリーと本数
- 4人×2セット(8本)+α、展開で深めていく
他サイトを見ているとセットで表示していることが多く見られた
キャラクター性をはっきり打ち出せる
それぞれ1本ずつにキャラ名・性格設定を与えることで、Webページや展示時に「誰が誰か」がハッキリすると感じた。
仮)スプーン、フォーク、ナイフ、箸
- ノーマルスプーンの試作(blender)
- 人型カトラリーのイメージラフ画
2025.05.16
- ストーリー内容はどうするか
例1. スプーンの「ルル」
性格: おっとりした甘えんぼ。よく寝る。
特徴: 丸くてつるつるのおしりがチャームポイント。
寝る前にハチミツを飲むのが日課。
一言セリフ:「スープのお風呂、大好き〜。」
- サイトマップ
- ワイヤーフレーム
- これからの制作について
- もう少しWEBサイトについて研究して改良していく
- カトラリーの研究
- 6月末までにプロトタイプCG 1本完成目標
- 夏休み中にCG全体完成の目安
- 9月にWebデザイン開始
2025.05.09
WEBサイトでどうしたら架空のカトラリーをうまく見せれるかの研究
- 何本提案するのか
- ストーリーを作って、テンション上げ状態を作れるくらいにする
- WEBサイトの表現のやり方の研究(写真、構成)
- WEB 3Dを調べる
- 3Dを使ってみたいので、3Dで表現する
- 海外 カトラリー メーカーのオリジナルサイトお見せかたの研究
2025.05.02
課題点
- カトラリーで本当に孤食を解決できるのか
- ゆるく始めるアイデア:「食べるたびに変化するWebカトラリー図鑑」
・コンセプト
自分の食事行動(何を食べた、いつ食べた)をWeb上でカトラリーと一緒に記録していく。
食べるたびに、カトラリーの性格やビジュアルが育っていく“デジタル図鑑”。
・できること(現実的な制作範囲)
フォーム入力で「今日のごはん」「気分」「一言メモ」を記録
その内容に合わせて、キャラっぽいカトラリーのイラストや色が変わる
カトラリーが「今日もがんばったね!」とかしゃべってくれる
一覧で「日々のカトラリーの記録」が見られる
作れない弱みを強みにできる案
- 「つくれないからこそ、“あり方”を問うデザイン」
・コンセプト
手に取れなくても、“誰かと道具の関係”を描き出せる視覚体験
・どう社会性がある?
「買えない」「持てない」人にも想像できるように設計されたアクセス可能な表現
・(視覚障害や経済的制約を持つ人も含めて「想像できるデザイン」)
“つくれないこと”を強みにしたデジタル表現として成立
- 「食卓の多様性を肯定する」
・コンセプト
カトラリーの形や色が“人の多様性”を象徴している
・どう社会性がある?
いろんなカトラリーたち=いろんな人、いろんな暮らしを表現
・誰の食卓にも存在していい・合う「多様なスタイル」を尊重するメッセージ
→ LGBTQ+、家族のあり方、ジェンダー、障がいなども連想される余地あり
2025.04.25
テーマ案決定
カトラリー
孤食をネガティブなものではなく豊かな時間を過ごす時間に変えるから広げる
- 人の形をしたカトラリー
- 明るい色
- 柄
- メッセージを入れてみる
- キャラに合わせて食べ物を“服”のように盛れるプレート
(たとえばサラダでスカートを作る)
- カトラリーやプレートに、世界各国の文化や料理・人物がモチーフになってる
食事と一緒に“旅気分”が味わえる
例:モロッコ風スプーン、北欧風フォーク、タイのスープ皿など
成果物案
- Webでの「人型カトラリー」紹介アイデア
① キャラクター紹介ページ
1本ずつ名前・性格・特徴・口ぐせ・得意料理などを紹介する
→ まるで“住人紹介”みたいに!
例:Leo(レオ)
・タイプ:フォーク
・性格:ちょっとツンデレだけど本当は優しい
・口ぐせ:「ちゃんと噛んで食べなよ」
・得意料理:サラダやパスタにうるさい
・趣味:音楽(フォークソング)
②アニメーション・リアクション
ページにマウスを置くと動く(ぴょこんと反応する)
クリックするとポーズが変わる
③使っていないときの姿も紹介
「飾ってるときのレオ」:ブックエンド風
「お休み中のレオ」:壁にぶら下がってインテリアに
→ 使ってないときも可愛いをちゃんと伝えられる
- ミニブック
・キャラクターごとの紹介、1日の過ごし方、レシピとの相性などを描いた小冊子
・絵本風にする?生活風景と一緒に見せるなどで、世界観がぐっと広がる
- SNS or インスタ風
・架空の公式アカウント風に、Table Friendsの投稿を作成
・キャラが日々の出来事を投稿するような内容
- 展示用パネルやポスターで世界観を魅せる
「Table Friendsとは何か?」が1枚で伝わるようにビジュアル構成
使用シーンの合成ビジュアルや、キャラとのひとりごはん風景を作る
孤食について
- 同居している家族と「ほとんど毎日」一緒に食事を食べると回答した人は6割。
年代でみると、孤食が「ほとんど毎日」は70代の女性で26.0%、20代の男性で25.4%と、4人に1人が孤食。(農林水産省の「平成29年度 食育白書」)
- 孤食が増加している原因
現代は共働きも多く、さらには帰宅時間が遅かったり、子どもの塾通いなどで家族の食事時間がバラバラとなり家族全員が一緒に食卓を囲む機会が少なくなっている。
単身世帯や夫婦のみの世帯、ひとり親世帯の増加による「一緒に食べる人がいない」ケースが増加。
2025.04.18
調査、試作、工程表、ToDoリスト
2025.04.11
テーマ候補
- わくわくカトラリー
視覚的に楽しめるカトラリー
孤食をネガティブなものではなく豊かな時間を過ごす時間に変える
- 幼稚園、老人ホームも人たちが気軽に触れ合えるような遊び方
- 架空のカトラリーサイト