366日の記念日に読んで欲しい本
366日記念日に読んで欲しい本を一日一冊、その日の記念日などに沿った内容の本を紹介する冊子
現代社会において、読書離れが深刻な課題となっています。スマートフォンやSNSの普及により、手軽に情報を得られる一方で、本を読むという行為は「時間がかかる」「面倒だ」といったマイナスの印象を持たれがちです。特に、一般的に社会で経済活動を担うとされている年齢層を中心に読書習慣の希薄化が進行しています。→「『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅 香帆(2024)」
こうした状況に対して、読書への関心を喚起し、本の魅力を再発見してもらうことを目的として、「読書」「記念日」「366日」をテーマにした冊子を制作します。この冊子では、1日1冊、計366冊の本を紹介することで、読者が日々異なるジャンルやテーマの書籍に触れるきっかけを提供します。それぞれの日付にちなんだ記念日や出来事に関連した書籍を選ぶことで、読書体験に日常的な意味やつながりを持たせています。
見直しできる日めくりカレンダー風冊子
プロジェクトの期間|2025.04.09 - 2025.07.15
教育現場では「こどもの読書・活字離れ」が深刻な問題とされていたが、2023年の調査によると、小学校4年生〜高校生の読書量は増加傾向にあるとされる。対して、文化庁の調査では「大人の読書離れ」が浮き彫りとなった。
→大人は読書離れ 子どもは増加傾向 小学生 中学生 高校生は? “情報がノイズ” その意味は?:NHK
この記事を読むと、現代社会では自分に直接関係のない情報を「ノイズ」と感じる傾向が強まっており、これが読書離れの一因だと考えられます。
記念日カレンダーの制作
inDesignの試作
横版試作
選書基準(大まか)
参考
「365日」×「記念日」×「本」