mellow tone
作業用BGVの制作
- 川村 洸太
- Keywords:BGV, Lo-Fi, GenerativeAI,
概要
これは何?
長時間の作業中に「ながら視聴」のためのBGV(Back Ground Video)。その制作を効率的に行うために最新のAIを最大限に活用して制作する。
背景と目的
近年、カフェのような適度な雑音のある環境が、作業効率を向上させるという研究結果が報告されている。しかし、現代社会において、常に最適な作業環境を確保することは容易ではない。Lo-Fi音楽は、その中でも特に集中力を高め、創造性を刺激する効果があると注目されている。そこで場所や時間を選ばずに集中できる環境を提供できるコンテンツを制作しようと考えた。本研究では、制作を効率的に行うために最新のAI技術を活用し、Lo-Fi音楽を基にした高品質なBGVを制作することで、場所や時間を選ばずに集中できる環境を提供することを目的とする。具体的には、長時間視聴可能なLo-Fi コンテンツを制作し、様々な作業シーンに合わせたバリエーション豊かなコンテンツを提供することで、人々のニーズに応えたいと考えている。
コンセプト
「いつでもどこでも、自分だけの集中空間を」
- 「いつでもどこでも」: 時間や場所を選ばず、手軽に利用できることを強調。
- 「自分だけの集中空間」: パーソナライズされた、没入感のある空間を提供することを表現。
- 「集中」: Lo-Fi音楽が持つ集中力向上効果を軸に、作業や学習に最適な環境を提供することを示唆。
成果物の仕様
制作ツール
- 生成AI
┣音源生成AI(Suno AI)
┣画像生成AI(Leonardo.AI)
┣動画生成AI(luma dream machine)
- 動画編集ソフト
┣Wondershare Filmora
プロジェクトの期間
2024.04.12〜
前期まとめ
これまでの制作で大枠であるループ動画ができ、見ている方が一緒に作業をしているように感じられたり、落ち着くことのできるようなコンテンツを作ることが出来たと思う。今後はこの動画にちょっとした変化が起こっている空間と情景一つ一つをイメージした曲の制作に重点をおいて進めていこうと考えている。
後期まとめ
前期から方向性に変化を加えて制作を行なってきたが、この変化によって前期に考えていたコンテンツよりもより良いものが作れていると感じているためこのまま制作を進めていきたいと考えている。
調査
現状調査
先行事例
技法・技術情報
- 生成系AI
┣音源生成AI
┣画像生成AI
┣動画生成AI
- 動画編集
┣カット
┣マスク
┣エフェクト
┣トランジション
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
- 前期
スケジュールの作成
試作の制作
中間審査に向けた準備
作品制作
最終審査に向けたプレゼン準備
- 後期
作品制作
中間審査に向けた準備
- 作品のブラッシュアップ
- 最終審査に向けたプレゼン準備
- 展示準備
進捗記録
2024.11.15
- サイトの編集
┣背景目的の内容の改善
┣コンセプトの改善
- 概要集の制作
- Lofiコンテンツの制作
- 追加でアニメーションの生成
2024.11.8
- 作業内容
- Lofiコンテンツの制作
- 追加でアニメーションの生成
2024.11.1
- 作業内容
- サイトの編集
┣概要の改善
┣背景目的の改善
┣制作ツールの改善
┣制作中の動画のタイトルの改善
- 追加でアニメーションの生成
2024.10.25
- 作業内容
- 追加でアニメーションの生成
┣一度に二つしか生成を行えず生成にかなり時間がかかるため、終わり次第新しいアニメーションを生成する作業を行っている
(また他のアカウントや他の端末での生成を試行してみたができなかったため上記の方法で作業を進めている)
2024.10.18
- 作業内容
- 作成したアニメーションを用いてLofiコンテンツの制作
┣作成した動画と動画の間にトランジションの追加
┣作成したアニメーションをマスクなどを利用して修正
┣アニメーションにエフェクトなどの追加
- 制作中のコンテンツ
2024.10.11
- 作業内容
- 追加で生成aiの「luma dream machine」でアニメーションの制作
- 生成したアニメーションを用いてLofiコンテンツの制作
2024.10.4
- 作業内容
- 追加で生成した画像の中から使えそうな画像をピックアップ
- 生成aiの「luma dream machine」でアニメーションの制作
┣まだアニメーションに乱れなどがあるためそれらの調整も進めている
2024.09.27
- 制作の方向性の改善
┣背景のコンテンツはひとつの画像に様々なアニメーションや時間帯や天気などの情景の変化を加えていく予定であったが、それよりも異なる画像をいくつか用意し様々な映像を作成し曲にあわせてそれらを変化させる方が良いと感じたためそういった方針に変更
- 画像の生成
┣「Leonardo.AI」を使用し追加で50種類ほど画像の生成を行った
2024.09.20
2024.07.19
- 概要集のブラッシュアップ
┣確認をしていただいて概要集の指摘された部分の修正
2024.07.12
- 概要集の制作
┣概要集を制作し、teamsにて概要集の確認を依頼
2024.07.05
- 最終審査を終えて
- 改善点
┣概要が「LoFiの制作」だと伝わりにくいので「LoFiコンテンツの制作」に変更
┣アニメーションが少し騒がしく感じる点
- 今後の制作
┣動画にちょっとした変化が起こっている空間を追加
┣情景一つ一つをイメージした曲の制作
2024.06.28
2024.06.21
- 作業内容
- 画像の作成
┣様々なパターンで画像を生成しその中から一番良いものを選定
- 作成した画像にアニメーションの追加
┣キーボード操作のアニメーションを追加するためにluma dream machineを使用
2024.06.14
- 作業内容
- 追加でオリジナルの曲を10曲ほど制作
┣曲調はコンセプトからはあまりそれないことようにする事に注意して作成した
- 様々な生成aiで背景としてコンセプトに合いそうな画像を作るために試行錯誤
┣試行する中で「Leonardo.AI」という自分の思い描くコンセプトに近い画像を生成できる生成aiを見つけられた為今後はこの生成aiで生成するのが良いと感じた
2024.06.07
- 作業内容
- 背景と目的のブラッシュアップ
┣制作の方向性の改善
2024.05.31
- 中間審査を終えて
- Lo-Fiにおいて背景は曲と同じくらい重要であるが、中間審査ではLo-Fiにおいて背景は重要であるのかと指摘されたため、Lo-Fiの背景の雰囲気やキャラクターなどに今まで以上に力を入れて制作するべきだと感じた。
2024.05.24
- 試作を経て、より良い作品にする為にもう一度現状人気のある様々なLo-Fiにどんな傾向があるか調査
- 見つかった傾向
┣視聴者の傾向としてLo-Fiは作業用BGM、睡眠用BGMとしての需要も高い(その影響かLo-Fi内のキャラクターが寝ていたりするものにも人気がある)
┣人気のあるLo-Fiには夜や夕暮れ時の映像が流れていることが多い
┣一曲を流し続けるのではなく何曲かを流している
2024.05.17
- 試作動画の制作
┣曲はリラックス効果を感じられるような曲調で作成
┣画像はAdobe Fireflyを使用して生成を行いその後にエフェクトを追加
- 改善点
- 自分が思い描いているような画像がAdobe Fireflyでは生成が難しいと感じたため色々な生成AIを使ってみるのがよいと感じた
- 今回は思い描いているような画像の生成が難しかったため、とりあえずエフェクトだけ加えてみたが物足りないように感じたため、本制作では画像のキャラクターや背景などにも動きをつけてみるのもよいと感じた
2024.05.10
- テーマの選定
┣前回のテーマを参考にテーマをLofi制作に決定
- 前期スケジュールの作成
- 調査
┣現状調査
┣先行事例の調査
2024.04.26
- テーマの絞り込み
┣音楽系の研究
┣楽曲制作
┣楽曲の背景となる映像制作
2024.04.19
- テーマ案
┣モーショングラフィックス
┣野良猫の生態について
┣色について(例えば膨張色と収縮色についてなど)
- ToDoリストの作成
2024.04.12
- テーマ案
┣映像作品の制作
┣自分が興味あるものについてのweb制作
┣音楽系の研究