"ピンク"をもっと自由に楽しむためのSNS発信+デジタル冊子
“ピンクが好き”という色彩嗜好を出発点に、ピンクの持つ多様な印象や価値観を探るビジュアルリサーチである。Instagram「ときめきピンク研究所」では、投稿を通して日常に潜むピンクの魅力を発信。デジタル冊子では、Instagramでの発信をもとにビジュアル中心の構成でファッションブックのような世界観を展開し、“好き”という感覚の自由さを楽しめる冊子とした。
幼少期において、「ピンク=女の子らしい色」という社会的イメージが根付いており、それに対して無意識に距離を置く傾向がみられた。しかし成長とともに、推し文化や周囲の影響により色彩に対する価値観や好みが変化し、ピンクに対して肯定的な感情を抱く人が増えてきている傾向が伺える。こうした変化を通じて、色に対する「好き」といえる感覚の自由さと、それを表現することの難しさに注目した。
ピンクという色彩を通じて個人の色彩に対する”好き”を肯定することができる
ピンクが好きな人同士がときめきを共有したり、ちょっと苦手だった人がそのイメージを見つめなおしたり、自分の好きな色を自由に、そして前向きに受けとめていけるよう目指す。色にまつわる感情や記憶をまるごと受け止め、自分らしさをそっと肯定できるきっかけをつくる。
Instagram
Instagramアカウント▶️ ときめきピンク研究所
<投稿内容>
①日常に潜むピ ンクを切り取り紹介する投稿
②ピンクに関する知識を研究っぽく文字が多めの投稿
③普段ピンクじゃないものを加工してピンクにしてみる投稿
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デジタル冊子
ときめきピンク研究所デジタル冊子▶️🔗
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プロジェクトの期間|2025.04.11 - 2025.12.26
Instagramでは、他者との共有や交流の場として活用し、ストーリーなどでピンクの写真を募集したことで、意外にも多くの人の日常の中にピンクが存在していることに気づいた。それぞれ人によって“ピンクらしさ”の基準や捉え方が異なり、同じ色でも使い方や感じ方に個性が表れることがとても興味深かった。一方でPDF冊子では、より感覚的にピンクを感じることができ、ピンクという色が単なる「かわいい」だけではなく、自分を表現するための大切な要素であると再認識した。人と色彩の関係性の奥深さを改めて実感できる研究となった。
・・・調査結果
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ストーリーにてピンクの画像を収集
見つけた、今日のピンク🩷のサムネ変更
台割変更
| ep.04 | 色相・明度・彩度で印象はどう変化する? |
| ep.05 | ピンクと“かわいい”のつながり |
| ep.06 | ピンクとメイク・ファッションにおける活用 |
| ep.07 | ピンクがもたらす“場”の空気感 |
| ep.08 | ピンクと他の色との関係性 |
| ep.09 | ピンクに対する拒否感の正体とは? |
| ep.10 | ピンクを選んだ瞬間 |
身の回りのピンクを紹介する投稿を更新
ep.02「ピンクの持つジェンダー観って?」を制作
投稿の順番的に先にピンクに加工したビジュアル投稿と身の回りのピンクを紹介する投稿を作成する
「もしも◯◯がピンクだったら!?」のサムネ制作&更新
見つけた、今日のピンク🩷を制作&更新
ep.01「ピンクってどんな色?」を制作&更新
・・・次回更新に向けて
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※制作中(来週の木曜日に投稿ep.2)
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<ターゲット>
変更前:冊子→変更後:SNSアカウント運用
・・・これからの投稿について
<内容>
Qなぜ中綴じである必要があるのか
Q形やサイズについて
<台割り>
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色彩が個人の感情やジェンダー観にどう影響するかを、ピンクを題材に分析
そこから『好き』という感情の背景を探る
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Q.自分はなぜピンクを好きになったのか
成長するにつれて自分の中にある価値観が変化したことで、自分の好きなものに対する他人からの意見を気にしなくなった
①ピンクに関すること