Table Friends
孤食をネガティブなものではなく豊かな時間を過ごす時間に変える
メインビジュアル、あるいは
プロジェクトの最新の状態を視覚的に掲載
概要
これは何?
食事の時間をもっと楽しく、自分らしく過ごすために生まれた
“飾りたくなるようなカトラリー”の提案。
フォークやスプーンなどの機能に、「人のかたち」や「個性」を加え、
まるでテーブルに小さな仲間がいるような感覚を届ける。
使っていないときも、まるで雑貨のように飾って楽しめるデザインを目指す。
背景と目的
一人で食事をとる時間は、私たちにとってとても身近で、日常的なもの。
しかしその時間が、ふとした瞬間に「味気なさ」や「孤独」を感じさせたり、
ただなんとなく過ごしてしまう“空白の時間”になってしまうこともある。
そこで私は、そんな日常の食卓に
“視覚的な楽しさ”と“愛着のある存在”を届けられないかと考えた。
提案するのは、インテリアとしても成立する、ちょっとクセのあるカトラリー。
使っていないときには雑貨のように飾ることができ、
使うときには小さな「ともだち」のようにそっと食卓に寄り添ってくれる存在。
このカトラリーを通じて、
孤食をネガティブなものではなく豊かな時間を過ごす時間に変える事を目指す。
コンセプト
個性的な雑貨やインテリアが好きな人に向けて、
使わないときでも飾って楽しめる視覚的に楽しめるカトラリーの提案。
孤食をネガティブなものではなく、『自分と過ごす豊かな時間』に変える。
成果物の仕様
メンバー
深町 彩海
制作ツール
プロジェクトの期間
プロジェクトの期間|2025.4.11 - 2025.12.19
まとめ
調査
現状調査
孤食の割合
一日の全ての食事を一人で食べている「孤食」の状況
カトラリーの形について
今あるカトラリー
先行事例
今あるカトラリー
技法・技術情報
プロジェクト管理
ToDo
成果物決め
試作制作
進捗記録
2025.05.09
2025.05.02
課題点
- カトラリーで本当に孤食を解決できるのか
- ゆるく始めるアイデア:「食べるたびに変化するWebカトラリー図鑑」
・コンセプト
自分の食事行動(何を食べた、いつ食べた)をWeb上でカトラリーと一緒に記録していく。
食べるたびに、カトラリーの性格やビジュアルが育っていく“デジタル図鑑”。
・できること(現実的な制作範囲)
フォーム入力で「今日のごはん」「気分」「一言メモ」を記録
その内容に合わせて、キャラっぽいカトラリーのイラストや色が変わる
カトラリーが「今日もがんばったね!」とかしゃべってくれる
一覧で「日々のカトラリーの記録」が見られる
作れない弱みを強みにできる案
- 「つくれないからこそ、“あり方”を問うデザイン」
・コンセプト
手に取れなくても、“誰かと道具の関係”を描き出せる視覚体験
・どう社会性がある?
「買えない」「持てない」人にも想像できるように設計されたアクセス可能な表現
・(視覚障害や経済的制約を持つ人も含めて「想像できるデザイン」)
“つくれないこと”を強みにしたデジタル表現として成立
- 「食卓の多様性を肯定する」
・コンセプト
カトラリーの形や色が“人の多様性”を象徴している
・どう社会性がある?
いろんなカトラリーたち=いろんな人、いろんな暮らしを表現
・誰の食卓にも存在していい・合う「多様なスタイル」を尊重するメッセージ
→ LGBTQ+、家族のあり方、ジェンダー、障がいなども連想される余地あり
2025.04.25
テーマ案決定
カトラリー
孤食をネガティブなものではなく豊かな時間を過ごす時間に変えるから広げる
- 人の形をしたカトラリー
- 明るい色
- 柄
- メッセージを入れてみる
- キャラに合わせて食べ物を“服”のように盛れるプレート
(たとえばサラダでスカートを作る)
- カトラリーやプレートに、世界各国の文化や料理・人物がモチーフになってる
食事と一緒に“旅気分”が味わえる
例:モロッコ風スプーン、北欧風フォーク、タイのスープ皿など
成果物案
- Webでの「人型カトラリー」紹介アイデア
① キャラクター紹介ページ
1本ずつ名前・性格・特徴・口ぐせ・得意料理などを紹介する
→ まるで“住人紹介”みたいに!
例:Leo(レオ)
・タイプ:フォーク
・性格:ちょっとツンデレだけど本当は優しい
・口ぐせ:「ちゃんと噛んで食べなよ」
・得意料理:サラダやパスタにうるさい
・趣味:音楽(フォークソング)
②アニメーション・リアクション
ページにマウスを置くと動く(ぴょこんと反応する)
クリックするとポーズが変わる
③使っていないときの姿も紹介
「飾ってるときのレオ」:ブックエンド風
「お休み中のレオ」:壁にぶら下がってインテリアに
→ 使ってないときも可愛いをちゃんと伝えられる
- ミニブック
・キャラクターごとの紹介、1日の過ごし方、レシピとの相性などを描いた小冊子
・絵本風にする?生活風景と一緒に見せるなどで、世界観がぐっと広がる
- SNS or インスタ風
・架空の公式アカウント風に、Table Friendsの投稿を作成
・キャラが日々の出来事を投稿するような内容
- 展示用パネルやポスターで世界観を魅せる
「Table Friendsとは何か?」が1枚で伝わるようにビジュアル構成
使用シーンの合成ビジュアルや、キャラとのひとりごはん風景を作る
孤食について
- 同居している家族と「ほとんど毎日」一緒に食事を食べると回答した人は6割。
年代でみると、孤食が「ほとんど毎日」は70代の女性で26.0%、20代の男性で25.4%と、4人に1人が孤食。(農林水産省の「平成29年度 食育白書」)
- 孤食が増加している原因
現代は共働きも多く、さらには帰宅時間が遅かったり、子どもの塾通いなどで家族の食事時間がバラバラとなり家族全員が一緒に食卓を囲む機会が少なくなっている。
単身世帯や夫婦のみの世帯、ひとり親世帯の増加による「一緒に食べる人がいない」ケースが増加。
2025.04.18
調査、試作、工程表、ToDoリスト
2025.04.11
テーマ候補
- わくわくカトラリー
視覚的に楽しめるカトラリー
孤食をネガティブなものではなく豊かな時間を過ごす時間に変える
- 幼稚園、老人ホームも人たちが気軽に触れ合えるような遊び方
- 架空のカトラリーサイト