鴻上早紀/卒業研究
2025.06.13
概要
これは何?
「自分を責めずに、やさしく対話する」ことを目的にしたオリジナルセルフ占いカードとデジタルコンテンツを制作し、そのカードとカードを制作した作家のブランディングをしたもの
背景と目的
- 背景
- SNSで個人作家が注目を浴びる:新型コロナウイルスの影響でリモートワークが一般化し、SNSやオンラインプラットフォームを活用した自己発信の重要性が増している。特にクリエイティブ分野では、ポートフォリオや作品をSNSで公開する個人作家が支持されたり直接依頼を受けたりするケースが増加している。
- 若者・女性のメンタルヘルス悪化: 近年、世界的に若者世代のこころの健康が悪化し危機的状態にあると警告されている。特に10代後半から20代前半の女性では、慢性的な悲しみや絶望感を抱える割合が大幅に増加しており、不安やうつ症状の割合も高まっている。日本でもコロナ禍以降、うつ病有病率が2013年の7.9%から2020年に17.3%に倍増し、若年層の自殺者数や女性の自殺者数が増加するなど深刻化している。
- タロットカードの難解性:タロットはモチーフにさまざまな意味が込められているが、抽象的すぎて解釈が場合によって異なり初心者には難しい。また「死神」などの怖いカードも含まれていて、ポジティブに考えるのは上級者向けである。
- 目的
- HSPや自己肯定感が低い若年層・女性を対象に、癒やしとポジティブな言葉を統合した見ただけで占い内容がわかりやすいカードを制作し、実際に体験してもらい効果を検証する。
- 作家として自己表現をもとにした制作物を作り、実際に使用した方に思いが伝わるか検証する。
コンセプト
人々に癒やしを届ける商品と作家のブランディング
成果物の仕様
- 私のブランド展開
- オリジナル占いカード(自作イラスト22枚)
- Web版サイト(「今日の1枚」などの自動引き機能+簡易診断)
- 使用体験モニターの声・改善記録
メンバー
制作ツール
- notion
- Illustrator
- Clip Studio
プロジェクトの期間
2025.04.11 - 2025.12.26
まとめ
中間
作品に込める思い(芸術性を大切にしながらも誠実で真面目)が伝わるようなキャラクターとカラー展開をすることができた。今回の審査を元にもう一度修正を行い、占いカードを制作していく。
調査
現状調査
- 若年女性のメンタルヘルスの現状
メンタルヘルスの悪化が若年層、特に女性に顕著であることが国内外の調査から示されている。東京大学などの追跡調査では、中学生以降で男女差が生まれ、男子は改善傾向、女子は悪化傾向が明らかになった。米国の研究では、18〜25歳女性の約11%が「絶望的な状態」にあり、25歳以下の女性で「30日間ずっと不調」だった割合が2009年の5.6%から2022年には10.6%と倍増している。日本の研究では、HSP(繊細で感受性の高い人)傾向の若年女性は自己肯定感が低くなりやすいことが示され、繊細な人へのきめ細かな支援の必要性が指摘されている。
- セルフケア市場の拡大
コロナ禍を契機に若者を中心に「セルフケア」への関心が急増し、市場も拡大している。例として、「不眠・ストレス対策」市場は2019年から約13%成長。
アロマセラピー市場は、2024年の約300億円から2033年には約590億円へ、年平均7.1%の成長が見込まれている。
瞑想アプリなどマインドフルネス分野も拡大しており、2030年には現在の約2倍の市場規模が予測されている。
若年女性の間では、アロマ・瞑想・ヨガ・ジャーナリングなどの多様なセルフケア手段が浸透している。
- 占いやオラクルカードの活用実態
占いは単なる「未来予測」ではなく、自己理解や心の整理に役立つ心理的サポートとして活用されている。
調査では、**全体の32.8%、Z世代の84.6%が「占いで行動に影響を受けた経験あり」**と回答。
特に「健康管理(26.3%)」「仕事・学業(24.0%)」といった日常的な行動にも影響を与えている。
オラクルカードなどは「自己対話ツール」としても注目されており、自分の気持ちを整理したり、自分を励ます手段として多くの若年女性に支持されている。
- 個人で活躍するクリエイター表現者も増加。例えばVTuberと呼ばれるIPを使用した匿名で活躍するアーティスト市場は急速に拡大している。2024年時点で、世界のVTuber市場規模は約28.6億ドルと推定され、 また、VTuberの総数は2025年初頭で約6万人と報告されている。VTuber関連の動画数や企業とのタイアップ案件も年々増加しており、2022年末にはVTuber関連動画数が約47万件に達するとの予測もある。
- フリーランス推移
SNSやオンラインプラットフォームを活用した自己発信の重要性が増している。特にクリエイティブ分野では、ポートフォリオや作品をSNSで公開し、直接クライアントとつながるケースが増加している。
先行事例
- カードを引けるサイト
- カードを引けるサイト2
- オラクルカード
アファメーションカード: ルイーズ・L・ヘイ氏の「パワーカード」など、肯定的な言葉を書いたカードを引くことで自己対話を促すアイテムがある。日本版「パワーカード」(全64枚)は、毎日1枚引いたり自分に刺さるカードを複数選ぶことで潜在意識や自己対話に働きかける使用法が紹介されている。
占い・オラクルカード: タロットやオラクルカードなど、メッセージ性のあるカードで運勢や助言を得る商品も癒しツールとして人気がある。特にセルフケア目的の占いでは、ネガティブな思考への気づきを促し、前向きなメッセージで心を支える例も見られる。
- CI(コーポレート・アイデンティティ)とは企業が社会に対してどのような価値を提供したいのか、どのような存在であるか、企業の独自性を内外にを明確にする伝えるための企業戦略。
- CIの構成要素には
- MI(マインドアイデンティティ:企業の理念や価値観)
- VI(ビジュアルアイデンティティ:視覚的な表現)
- BI(ビヘイビアアイデンティティ:企業の行動や文化)
と3つの異なる側面があり、企業が自分たちのアイデンティティを表現するために使用される。
自己肯定感、自己効力感などを目標にする
打つとかの内容は重すぎるもっとライトにしていく
調査ネガティブ思考とかで調べる
カーどVIを考えるテイスト
試作の評価は形がわかった段階でいいと思う
一個はどのクオリティにするのかにする
他は線画とかにする
見た目やテイストがイメージできるようになったら評価してもらう
- カードのVIを考える
タロットになぞられているけど、、、
カードであるとどのようなメリットがあるのか、カードの需要、カードの効果
深刻な問題だけどライトな層を取り入れるためには?
うつ病を治すわけではないから、もうちょっとライトな層に届けるには
ネガティブ思考の人のデータ調査したら
自己肯定感?、自己効力感?
目指すあたりはこの辺り
自己肯定感、自己効力感などを目標にする
打つとかの内容は重すぎるもっとライトにしていく
調査ネガティブ思考とかで調べる
カーどVIを考えるテイスト
試作の評価は形がわかった段階でいいと思う
一個はどのクオリティにするのかにする
他は線画とかにする
見た目やテイストがイメージできるようになったら評価してもらう
2025.05.16
テーマを変える検討
「わたしをいたわる やさしい占い」
これは何?
「自分を責めずに、やさしく対話する」ことを目的にしたセルフ占いツールの開発。
タロット・色彩心理・動物・数字などを組み合わせた“多感覚”体験を重視し、オリジナルカード・デジタルコンテンツとして制作。
背景と目的
背景
若者・女性のメンタルヘルス悪化: 近年、世界的に若者世代のこころの健康が悪化し危機的状態にあると警告されている。特に10代後半から20代前半の女性では、慢性的な悲しみや絶望感を抱える割合が大幅に増加しており、不安やうつ症状の割合も高まっている。日本でもコロナ禍以降、うつ病有病率が2013年の7.9%から2020年に17.3%に倍増し、若年層の自殺者数や女性の自殺者数が増加するなど深刻化している。
HSPと自己肯定感: HSP(Highly Sensitive Person)は「感覚処理感受性(SPS)」が高い人々で、周囲の光・音・匂いなどに過敏に反応しやすく、深い共感力と豊かな内面を持つ一方でストレスを受けやすい気質である。研究でも「HSP気質があると自己尊重感(自尊感情)が低下しやすい」と指摘されており他人の顔色や変化に敏感すぎて遠慮しがちになり、必要以上に相手を優先してしまう傾向がある。こうした背景から、HSPや繊細な性質の若年女性では「自分には価値がない」「周囲に合わせすぎて疲れる」など自己否定的な思考に陥り、自己肯定感が低下しやすいと考えられる。
タロットカードはモチーフにさまざまな意味が込められているが、抽象的すぎて解釈が色々あり初心者には難しい。また「死神」などの怖いカードも含まれていて、ポジティブに考えるのは上級者向けである。
目的
HSPや自己肯定感が低い若年層・女性を対象に、心地よいビジュアルデザイン、ポジティブな言葉(アファメーション)を統合した見ただけで占い内容がわかりやすくポジティブになれるカードを制作・提供し、使用者に実際に体験させて効果を検証する。
コンセプト
やさしさを届ける自己肯定感を高めるセルフワークカード
成果物の仕様
- オリジナル占いカード(自作イラスト22枚)
- Web版サイト(「今日の1枚」などの自動引き機能+簡易診断)
- 使用体験モニターの声・改善記録
現状調査
若年女性のメンタルヘルスの現状
若年層を中心にメンタルヘルス悪化が指摘されている。東京・ロンドンの追跡調査では、中学期以降に男女差が生じ、男子のメンタルはやや改善傾向にあるのに対し、女子は悪化傾向と報告されている。また、米ダートマス大の研究によれば、18~25歳の若者層で幸福度が世界的に急低下し、特に若い女性の約11%が「絶望的な状態」にあるという結果が出ている。
さらに米国のBRFSS調査では、25歳以下女性の「絶望感(過去30日間ずっとメンタルが不調)」が2009年の5.6%から2022年には10.6%へと倍増し、若年女性の割合が最も高いことが示されている。これらを背景に、不安や抑うつの訴えが増加し、心理的支援ニーズも高まっている。日本の研究では、HSP(高感受性)傾向の人は自己肯定感が低くなりやすいことが示されており、繊細な若年女性へのきめ細かい支援の重要性が指摘されている。
日本・海外の調査: 東京大学などの追跡調査で「中学期以降、男子は改善傾向、女子は悪化傾向」との結果。
幸福度・絶望感: 18~25歳女性の約11%が「絶望的な状態」(幸福度がU字型関係から外れ低下)と報告。
米国データ: 25歳以下女性の「絶望感(過去30日間ずっと不調)」は2009年5.6%→2022年10.6%とほぼ倍増。
HSPと自尊感情: 日本の研究ではHSP特性と低い自己肯定感が関連するとし、HSP若年者のネガティブ面への注目が続いている。
セルフケア市場の拡大傾向
コロナ禍を契機に自分自身のケア(セルフケア)意識が高まり、市場拡大が続いている。若者世代に注目したマーケティング記事でも「若い世代を中心にセルフケア需要が拡大している」と指摘されている。実際にインテージの調査では、2019年と比較してコロナ禍後に「不眠・ストレス対策」市場が約13%伸長したと報告されており、ストレス・睡眠関連商品への需要が顕著に増加している。特定ジャンルではアロマセラピー市場の成長が顕著で、国内市場は2024年に約2.75億米ドル(約300億円)だった規模が2033年に約5.35億米ドル(約590億円)と予測され、年平均7.1%成長と見込まれている。同分野の世界市場でも、2024年の92億米ドルから2033年に142億米ドルに拡大すると予測され、CAGR 8.9%と高い成長率が報じられている。またマインドフルネスや瞑想関連も急成長中で、グローバルでは瞑想アプリ市場が2023年約1.06億米ドルから2030年約2.19億米ドル(年率約10.8%成長)へ倍増すると予測されている。これらに加え、マインドフルネス企業や瞑想アプリの登場、ヨガや呼吸法講座、ジャーナリング(日記)など多様なセルフケアサービスが市場に投入されており、若年女性の間で浸透が進んでいる。
若年層を中心とした需要増: 「若い世代を中心にセルフケア需要が拡大」とマーケティング記事でも報告。
ストレス対策市場の成長: インテージ調査で「不眠・ストレス対策」市場は2019年→2023年で約13%成長。
アロマセラピー市場: 国内は2024年2.745億USD→2033年5.352億USD(CAGR7.1%)と予測。
グローバル・アロマ: 世界市場は2024年92億USD→2033年142億USD規模に拡大(8.9%成長)。
瞑想・マインドフル: 世界の瞑想アプリ市場は2023年約1.064億USD→2030年約2.187億USDと倍増見込み(CAGR10.8%)。
占い・オラクルカードなどの活用実態
若年層の心理ケア手段として占いが広く利用されている。調査では、全世代で約32.8%が「占いで行動が影響された経験あり」と回答し、特にZ世代では84.6%と圧倒的多数が影響を実感したと報告されている。占いが影響を与えた具体分野としては「健康管理」26.3%、「仕事・学業」24.0%などが多く挙げられた。恋愛占いに特化した調査でも、利用者の47.4%が「良い影響を感じた」と回答し、20代の53.9%がポジティブな変化を実感していた(「気持ちの整理」など精神面での効果が最多)。このように占いは単なる予言としてだけでなく、自身の心情整理や行動の後押し、安心感の提供など心理的サポートとして機能している。オラクルカードなど占い用カードについても、「単なる占い用具ではなく、コミュニケーションや自己対話の有効なツール」として用いられる例が報告されており、自己の内面と向き合う手段として注目されている。行動への影響: 全体の32.8%が「占いで行動が影響された経験あり」と回答。Z世代では84.6%が影響経験ありと答え、月1回以上占い利用者では「よくある」が40.4%に達した。
影響項目: 占いの影響で最も多かった行動分野は「健康管理」26.3%、次いで「仕事・学業」24.0%。
自己対話・癒し: 占い用カード(オラクルカード)は「自己対話のツール」としても機能するとされる。多くの若年女性が占いを用いて心の声を聞いたり自分を励ましたりする手段と捉えている。
先行事例
- カードを引けるサイト
- カードを引けるサイト2
- オラクルカード
アファメーションカード: ルイーズ・L・ヘイ氏の「パワーカード」など、肯定的な言葉を書いたカードを引くことで自己対話を促すアイテムがある。日本版「パワーカード」(全64枚)は、毎日1枚引いたり自分に刺さるカードを複数選ぶことで潜在意識や自己対話に働きかける使用法が紹介されている。
占い・オラクルカード: タロットやオラクルカードなど、メッセージ性のあるカードで運勢や助言を得る商品も癒しツールとして人気がある。特にセルフケア目的の占いでは、ネガティブな思考への気づきを促し、前向きなメッセージで心を支える例も見られる。
2025.05.09
プレゼン準備
フリーランスに必要なセルフブランディング
スケジュールを後半も書き加えろ
2025.05.02
プレゼン準備
背景と目的
コンセプト
成果物の仕様
ロゴ(icon)ヴィジュアルを絶対に作る、紙、SNSでの名刺リットリンク?notion?folio?、X,note,SNSの運用(立ち振る舞いでどう依頼が変わるのか、日頃の発信、動画制作、1カットなどを投稿)
- 書籍の先行事例、現状事例も取り入れてみる
スケジュール管理
2025.04.18
memo
- どんな映像にするのか
- モーションなどもあるなぜAe?
- Aeということを打ち出さなくてもいいのではないのか
- 自分が作りたい作品を作ってみる
- 実際にAeでインフォグラフィックスで仕事をやっている人は目的や問題を解決する人
- 今回は発注されるわけではない
- こういう仕事の仕事の需要がありそうだ→先行事例を参考にじぶんならの提案をする
- 受注ということならば勝手に仕事を作っていこうセルフブランディングははじにおいてインフォグラフィックで作品を作る
- 大学グラフィック、専門行って映像専門学校コンピューターグラフィックスした文字しか動かせない
- カメラハードル高いから3DCGに行った
- 就活せず卒業動画制作CM制作の会社に行った
- お仕事もらった、健康食品の映像を作った
- いい仕事がいい仕事を生む
- CMから番組オープニングなど広がっていく
- 何か作品を作ったほうがいい
- 仕事をもらわないといけない、宣伝力がなくても就職したら仕事できる
- 作っては映像を駆け込みで持っていく
- 現在は逆にコンテンツで溢れているからいかに目立たせるか
- 当時の僕に言いたい。職場に入って、仕事もらえる環境にいたほうがいいよ
- 空気kookiモーショングラフィックス
- テープ持っていった、教えてもらった、仕事もらった。そうやって教えてもらえる人がいればいいと思う
- 自分でテーマを設定してみる、幅がある情報を要約しないといけない
- EX.高齢化とは?インフォグラフィックスで表現
- 何を題材にするのかインフォグラフィックスのテーマを決める
- どういうものにするのか→不動産会社の動画
- 不動産の会社に困っていることを聞く
- 発信したいこと、業界が抱える問題
- 何に困っているかを聞いて提案で解決していくことがデザイン→アウトプットでAeにしました。
- 間取り図でモーショングラフィック
- 岩田教授、当時自分でも自分で武器を掴めなかったbut芸大でグラフィック専攻→文字に知識があった、文字組みの需要、デザインの需要に気づいた
- 独学Ae初学者のブランディング
- 自分を売り込む技術の研究になり得る
- 成果物として何が最適か考える必要がある(広がりすぎる)
- 商品(映像作品)で差別化して実際にCIを活かすことができるのかが課題
- 動画制作に早く着手したほうがいい
- SNSや他社のサービスを使用していくのもいいが、サービスに依存しない自分独自のサイトや情報保管方法を制作すべき
- 自分がやりたいだけ?現状調査を深める
- プロモーションとのコミュニケーション方法、この人に頼みたいと思われるコツなども大事
- どういうふうに相手とコミュニケーションをとることで仕事をつなげられる評価されるのか
- AIに変わってしまう危険の危惧、顧客は離れていく?淘汰される職業?Aeではどうなのか
- インフォグラフィックによるプロモーションビデオの制作例、コツをまとめたnote記事制作
- 「コツ」の細分化
- 制作する側か依頼する企業に向けたものか
- 依頼したい企業の担当者に向けて?
- フリーで作る立場にある人に向けて?
- どこまで汎用性があるかどうか
- 発注を受ける側で一般化がどこまでできるのか
- 不動産会社を想定したインフォグラフィックによるプロモーションビデオ制作
- 汎用性はない。この会社にしか適応されない可能性がある
前のブランディング方針
Miasy2025
グラフィックデザインとイラストを主体とした作家におけるSNSを活用したセルフブランディングの戦略を提案
#image(): File not found: "スクリーンショット 2025-05-22 120019.png" at page "鴻上早紀/卒業研究/Memo"
- Saki Kougami
- Keywords:SNS, After Effects, Design,illustration,GraphicDesign,PV
概要
これは何?
グラフィックデザインとイラストを主体とした作家のSNSによるセルフブランディング戦略をまとめたもの
背景と目的
- 研究の背景
1. コロナ禍以降のSNSの重要性
新型コロナウイルスの影響でリモートワークが一般化し、SNSやオンラインプラットフォームを活用した自己発信の重要性が増している。特にクリエイティブ分野では、ポートフォリオや作品をSNSで公開し、直接クライアントとつながるケースが増加している。
2. 組織に依存しない働き方の台頭
従来の終身雇用制度が揺らぎ、個人が主体となってキャリアを築く必要性が高まっている。フリーランスとしての働き方は、自分のスキルや価値を市場に直接提供する形であり、特に若年層を中心に注目されている。
- 研究の目的
1. フリーランスとして活動するために必要なセルフブランディング戦略を明らかにする。
2. SNSを活用した自己発信の活用方法を提案する。
コンセプト
2025年現在のSNSを活用したセルフブランディングの戦略を提案
成果物の仕様
- 私のブランド展開
- SNS(YouTube/X)での運用記録、戦略まとめ(notion)
メンバー
制作ツール
- X
- note
- notion
- Illustrator
- Clip Studio
- After Effects
プロジェクトの期間
2025.04.11 - 2025.12.26
まとめ
中間
作品に込める思い(芸術性を大切にしながらも誠実で真面目)が伝わるようなキャラクターとカラー展開をすることができた。今回の審査を元にもう一度修正を行い、次の審査では実際にSNSアカウントを運用させていく。
調査
現状調査
- 動画広告市場
動画広告市場は、コネクテッドテレビ向け動画広告や縦型動画広告への需要の増加が大きく寄与し、2024年は昨年に続き、インターネット広告市場を上回る水準で成長を遂げている。
- フリーランス推移
SNSやオンラインプラットフォームを活用した自己発信の重要性が増している。特にクリエイティブ分野では、ポートフォリオや作品をSNSで公開し、直接クライアントとつながるケースが増加している。
先行事例
- 参考作家
- 映像参考
映像作品を掲載しているサイトでは、企業が商品説明やプロモーションのために映像を利用するケースが多い。これは、視覚的な要素が商品の魅力を引き立てるため、効果的なマーケティング手法として広く用いられていることがわかる。
- CI(コーポレート・アイデンティティ)とは企業が社会に対してどのような価値を提供したいのか、どのような存在であるか、企業の独自性を内外にを明確にする伝えるための企業戦略。
- CIの構成要素には
- MI(マインドアイデンティティ:企業の理念や価値観)
- VI(ビジュアルアイデンティティ:視覚的な表現)
- BI(ビヘイビアアイデンティティ:企業の行動や文化)
と3つの異なる側面があり、企業が自分たちのアイデンティティを表現するために使用される。
- 映像クリエイターとしての戦略
SNSへ毎日投稿することによりaftereffectsに触れることができる。人に見られることに耐性をつける。
作品を投稿することが怖いということは自分の気持ちを閉じ込めているということ、「書く習慣」から身につける。
自分でコンテンツを制作してストック収入をもつ。それはnoteなどのサブスクリプションなども含まれる。
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
-改めてこの題材でいいか考える
-不動産の会社に困っていること,発信したいこと、業界が抱える問題を調査事前に少し把握しておく
- モーショングラフィックスを使用した作品を色々探す
- 映像を100本みて、自分の好みや演出を探す
- MI(マインドアイデンティティ:企業の理念や価値観)をつくる
- VI(ビジュアルアイデンティティ:視覚的な表現)をつくる
- イメージボード作る
- VI試作
- Ae基礎試作に取り組む
- Ai基礎試作に取り組む