『やらなかったこと できなかったことノート』
自分を責めずに、ちょっと褒めるノート
概要
これは何?
- この本は、“生きてるだけで偉い”を自分の手で肯定するツール。
できなかったことを書いてもいい。
やらなかったことを残してもいい。
ページが進むにつれて
今日も生きたという証拠になる「行動しなかった自分」をそれも間違いではなかったんじゃない?と肯定する記録ノートの提案
- 書くことで、自分の中にある「静かな前進」に気づける一冊
背景と目的
- SNSでは「頑張った報告」「できた自慢」があふれ、「行動できないこと」に対して罪悪感を抱きやすい社会になっている。また、“自己肯定感の低さ”や“完璧主義による疲労感”は、特に10代〜30代の若者を中心に目立っている。
そうした中で、「できなかった日も意味がある」と記録できるツールは、
心の健康を保つための新しい選択肢として必要とされている。
- 毎日を「やるべきこと」で埋め尽くし、少しでもできなかった日には自分を責めてしまう。そんな人に、“やらなかった日を記録する”という新しい習慣を提案することで、自分を責める代わりに、受け入れる選択肢を与えたい。
日常生活において「何もしなかったこと」や「行動しなかった選択」を肯定的に記録する行為によって、自分を責めることなく感情や生活のペースを可視化し、心の安定や自己肯定感の回復に寄与することを目的とする。
コンセプト
- “生きてるだけで偉い”を自分の手で肯定するツール
- できなかったことを書いてもいい
- やらなかったことを残してもいい
- それでもページが進むってことは、
今日も生きたって証拠になる
成果物の仕様
- ノート(やらなかったこと・できなかったことを記録)
- A5サイズ
- 主要ページは1ヶ月分くらいのページ数
- 後半にカレンダーを入れてやりきれなかった日はシールを貼る
- 背景色
- 薄いグレー、くすみブルーなどの優しい無彩色より
- アクセントとして植物をイメージしたくすみグリーン、くすみピンク、淡いイエロー
- 余白は広めで書くハードルを低く
- デザインはラフに
- だれでも簡単に見れるTikTokに投稿
- 優しいメッセージやイラストをスライド式で投稿
- コメント欄に視聴者のやらなかったことを書いてもらって共感を循環させる
メンバー
- 3〜5人に夏休みに試作ノートを配布し体験してもらう
→終了後に簡単なアンケートを行いフィードバック
制作ツール
- illustrator
- InDesign
- Procreate
プロジェクトの期間
まとめ
調査
現状調査
- メインターゲット候補:
20〜30代の女性(特に働く人、学生)
→ “頑張らなきゃ”が癖になってる世代
日常の中で「疲れてるのに自分に厳しい人」
SNSをよく見るけど、“誰かの成果”に少し疲れている人
→ “安心できる空間”を、心の奥で求めてる人たち
- SNSでは「頑張った報告」「できた自慢」があふれ、
「行動できないこと」に対して罪悪感を抱きやすい社会になっている。
また、“自己肯定感の低さ”や“完璧主義による疲労感”は、
特に10代〜30代の若者を中心に顕著になってきている。
そうした中で、「できなかった日も意味がある」と記録できるツールは、
心の健康を保つための新しい選択肢として必要とされている。
先行事例
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
進捗記録
2025.06.13
発表後の構成案
今日の自分にひとこと
「できた/できなかった」ではなく、"ただの状態"として今日を記録する
天気や感情から入ることで、書くハードルがグッと下がる
- 今日の気分「ぼーっとしてた」
- 今日の空「曇り空だった」
- 今日の一言「今日は体力温存デー」
今日の"しなかった"をラベリング
"できなかった"をネガティブに書かせない、選択式orポジティブ表現で包む
- 無理をしなかった
- 休む時間を選んだ
- ダラダラしてた(でも自分は生きてた)
- 何もしなかった(空を見てた)
今日の心に合う種を選ぶ
その日を「評価」するのではなく、「柔らかく分類する」ページ構成
- まだ芽が出ないけど
- 今日はちょっと休みたかった
- 思いがけずしんどい日だった
- 何もしてないけど、ちゃんといた
- 風まかせで動けなかった、でもそれも自然
2025.06.6
似た作品
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「やめる勇気」をテーマにしていて、考え方を整理する読み物としての側面が強い。
対象:働く大人・家庭との両立に悩む人
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まとめ
既存の「やらない系」書籍は、どれも“人生の選択肢を絞ることで自分らしく生きる”というメッセージを持っており、特に中高年層のキャリアに悩む人向けに論理的な“手放し”を提案している。
一方、私の作品は、もっと感情に寄り添う視点で、「できなかった自分も、ちゃんと存在していていい」と記録を通じて肯定する構造になっている。
書くことのハードルを下げるデザイン、余白を残すページ設計、やさしい言葉づかいを通じて、
“自分を認める”という静かな肯定感を育てる作品として差別化を目指す。
2025.05.30
中間発表
- できなかった日はできなかったと書くと落ち込んでしまう
- 間接的に
- 似た作品を探して、その事例の参考になる部分と改善点を見つけ自分の成果物に取り入れる。
2025.05.16
優しい一言
2025.04.18
主要ページ
キャラクターデザイン
2025.04.11
テーマ案
ページ
- やらなかったことを記入するページ
- 巻頭ページに入れたい言葉(仮)
「このノートは、あなたが今日、
無理に頑張らなかったことを祝福するためにあります。」