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久木田直央/情報デザイン研究II/調査 の変更点


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#author("2025-10-06T14:40:24+09:00","default:member","member")
*情報デザイン研究II|調査
研究ページ
[[久木田直央/情報デザイン研究II]]
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**現状調査
***そもそもオカルト・都市伝説とは?
-「オカルト」とは
--1 超自然の現象。神秘的現象。
2 目に見えないこと。隠れて見えないこと。
[[コトバンク-オカルト>https://kotobank.jp/word/おかると-3146171]]より引用
--一般的には心霊現象や怪談、ホラーなど、人に恐怖を与える怪異現象のことや、それに加えて超能力や未確認モンスター、UFOなどの「非科学的」とアカデミズムから否定されている超常現象全般を含めたジャンル。
最近のSNSなどの言論空間では、科学的に根拠の乏しい民間療法や、ある種の稚拙な政治的・社会的信念に対して烙印を押す、ネガティブな言葉としても使用されています。
[[「オカルト」ってなんだ?夏だからこそ考えるオカルトが存在する意味とは?>https://tenki.jp/suppl/kous4/2022/07/20/31281.html]]より引用
-「都市伝説」とは
--都市化の進んだ現代において口承されている話。出所が明確でなく、多くの人に広まっている噂話。
[[weblio辞書-都市伝説>https://www.weblio.jp/content/都市伝説]]より引用
--1980年代末から90年代初めにかけて、日本で初めての都市伝説ブームが訪れます。きっかけはジャン・ハロルド・ブルンヴァンの『消えるヒッチハイカー』という本が翻訳されたこと。この本に出てくる「アーバン・レジェンド」という言葉の日本語訳が「都市伝説」です。
[[都市伝説は時代を映す。ネットの中で変容する、現代の民話|世界を読む技術>https://note.com/kokugakuin_univ/n/nf7e937eddaff]]より引用
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***オカルト・都市伝説に関する調査
-[[オカルト一覧(Google ドライブ/スプレッドシート)>https://docs.google.com/spreadsheets/d/15HjSbReg33jfH-9lBEkp2c2XIRO_dCbU_Rd94krBkvc/edit?usp=sharing]]
-本一覧は、古今東西のオカルトや都市伝説を題材に調査した内容を整理したものです。
各項目については、【いつ(発祥年や目撃された時期)】【どこで(舞台となった地名や場所)】【何が/誰が(登場する存在)】【何をした(行動や出来事)】という基本情報を抽出し、わかりやすくまとめて掲載しています。
-また、現代における知名度を数値化しました。調査にあたってはChatGPTのdeep research機能を活用しました。
--deep researchで既存の資料やウェブ情報を参照しながら、伝承や目撃例の来歴から大まかな知名度を算出
--「最近バズったゲームに登場した」「展示会やテレビで取り上げられていた」といった、deep researchでは拾いきれない情報などから、人間がチェック、微調整。
-知名度は10から100までの範囲で5刻みとし、老若男女に広く知られているものから、特定の層だけが知るものまで、相対的に評価しました。これにより、単なる一覧ではなく、信頼性と比較のしやすさを兼ね備えた資料となることを目指しています。
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***小学生~中学生世代におけるボードゲームの現状調査
-[[教育現場で広がるボードゲーム、「目的設定」せずに負けも失敗も楽しんで>https://toyokeizai.net/articles/-/744065]]
学校図書室にボードゲームを備えている学校や、児童がボードゲームを持ち込むことを許可している例もあるという報道
-[[授業でボードゲーム、「遊び」と「学び」の中で意欲を育む>https://edu.watch.impress.co.jp/docs/report/1533520.html]]
授業・総合活動・探究学習の一環としてボードゲームを使う学校事例
-[[開智望中等教育学校のボードゲーム部を見学しに行きました!>https://note.com/bg_flyer/n/ne95b193bbebf]]
中学校の部活にボードゲームが導入されている事例
-[[学校の環境教育におけるボードゲーム活用の可能性>https://soil.en.a.u-tokyo.ac.jp/jsidre/search/PDFs/21/[6-11].pdf]]
ルール説明や教員の負担のハードルもある:
-[[アナログゲームは学童と相性がいい!その理由とは?>https://goodus.jp/detail/1/7601]]
学童・放課後児童クラブにボードゲーム・アナログゲームを導入し、子どもたちの遊びとして定着させているという提案・実践例
-[[「前は動画サイトばかりだったけど…」ボードゲームで実感する“子の変化” 世界に1~2万種類 遊んで学べるゲームの魅力>https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1423274?display=1]]
「地域・公民館レベルで子ども・親子を対象としたボードゲーム利用・普及」が一定規模で行われていることを示す事例
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***小学生~中学生におけるボードゲームの現状のまとめ
-現状
--学校や学童での持ち込み・導入が進み、遊びながら学べる教材として注目されている
--UNOや人生ゲームなどの定番に加え、カタン・ナンジャモンジャなど新しいタイトルも人気
--YouTubeやSNSを通じ、子どもたちの間で流行が広がりやすい
-考えられる展開
--授業や探究学習での教材化が進む
--学年に応じた多様な需要(低学年向けの簡単なものから戦略性の高いものまで)が拡大
--アプリ化やオンライン化により、対面とデジタル両方で遊べる形が広がる
--コミュニケーションツールとして確立していく
-小中学生世代におけるボードゲーム人気は一過性ではなく、教育・娯楽の両面で持続的に広がっていく可能性が高い。
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***小学生~中学生世代におけるオカルト・都市伝説の現状調査
-[[怖い都市伝説を読みたい!子ども向け「都市伝説」の本|絵本ナビスタイル>https://style.ehonnavi.net/ehon/2020/02/25_352.html]]
児童書・児童向け読み物のジャンルで、「都市伝説」「怪談」「怖い話」をテーマにしたシリーズや絵本、本が定期的に企画されている。児童層を対象にした紹介記事
-[[史上初の「児童向けムー」が出版されたので読んでみたら、いくら何でも怖すぎた / でもやたら面白い>https://rocketnews24.com/2022/07/21/1659295/]]
『児童向けムー』(オカルト系月刊誌「ムー」の児童向け編集版)が刊行され、古典的都市伝説からインターネット発のものまで幅広く取り扱っているという報道
-[[令和の「学校の怪談」の意外なオチとは? 『全国小学生おばけ手帖 とぼけた幽霊編』>https://web-mu.jp/column/37341/]]
小学生から聞き取りをした最新型の学校怪談・オカルト話を収録した書籍が出ているという報道
-[[【小学生に大人気!】今さら聞けない 現代の都市伝説「SCP」を楽しむための豆知識>https://cocreco.kodansha.co.jp/aoitori/news/56Tx5]]
「SCP(Secure, Contain, Protect)」というホラー・オカルト的世界観を持つコンテンツが、YouTube の実況やゲーム領域で人気を得ており、それをきっかけに、児童書ではSCPをモチーフにした児童向け本も出ている、という報道がある。これにより、オカルト的概念がネット文化から子どもコンテンツに浸透しつつあることを示している
-:[[都市伝説はキミの学校にも!? 最恐の4択、うわさのアイツに1票を>https://kids.gakken.co.jp/kagaku/nandemo/science220630/]]
「学研キッズネット」の、身近な場所(学校等)で起こる都市伝説を紹介する記事。子ども層に対する都市伝説コンテンツの需要が存在する。
-[[口裂け女はいずこへ……かつての「都市伝説」が最近の若者に全くウケない理由>https://urbanlife.tokyo/post/33611/]]
かつて流行した都市伝説が、現代の若年層(中高生・若者層)にはあまり新鮮味を持たれないのでは?という点から、現代における「噂」について考える記事
-[[「学校の怪談」から見えてくる子どもたちの日常と教師との「分断線」>https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02322/]]
拡散様式の変化:地域・グループ内拡散が主流化
かつてのようにある怪談が全国津々浦々に拡散するというよりは、クラスや友人グループ内でそれぞれ異なる怪談が語られる “島宇宙化” が起きているとの指摘がある。これにより、ある話の普及・「流行」の拡がりが限定的になる可能性がある。
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***現代におけるオカルト・都市伝説の現状とまとめ
-現状
--YouTube・TikTokなどで「都市伝説解説」「陰謀論系」「心霊系」の動画が人気を集めている
--大人世代は昭和~平成の「学校の怪談」「心霊番組」から続く文化、小中高生は「ホラーゲーム」「SNS発の怪談」を通じて接触している
--特に若年層では「エンタメ」としての軽い消費、大人世代では「スピリチュアル」「陰謀論」と絡む形で受容される傾向
--怖さや真偽そのものよりも、話題性・共有体験・娯楽性が重視される
-考えられる展開
--デジタル化:AIやメタバースを題材にした新しい都市伝説が生まれる可能性
--エンタメとの融合:映画・ゲーム・イベントなどでのホラー/オカルト需要は継続的に拡大
--社会的機能:不安定な社会状況の中で、「説明できないもの」を物語として消費する需要は続く
--教育・研究対象:世代やメディアによる広がり方の違いが、社会心理学や文化研究の題材となる可能性も高い

-オカルト・都市伝説は世代を問わず支持されており、昔ながらの「怖い話」と、新しいメディアや社会不安と結びついた「現代型の都市伝説」が並行して広がっている。今後も娯楽・文化・社会現象として持続的に消費され続けるだろう。
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**先行事例
***オカルトや都市伝説をテーマとしたアナログゲーム
-UFO(ウフォ)/サイバーダイン社
 [[公式サイト>https://www.cyberdyne.co.jp/ufo]]
 プレイ人数:2〜10人
 プレイ時間:10分
 対象年齢:7歳〜
 販売価格:2500円

--世界的カードゲームUNO(ウノ)のプレイルールを基にした数字並べバトル。 
宇宙人からの侵路を阻止するために、いち早く持ち札の円盤型カードをなくし、迫りくる宇宙人を撃退したプレイヤーが勝ちとなるゲーム。(公式サイトより引用)

-クリプティッド 都市伝説/JELLY JELLY GAMES
 [[公式サイト>https://jelly2games.com/cryptid_ul]]
 プレイ人数:2人
 プレイ時間:20〜40分
 対象年齢:14歳〜
 販売価格:2,750円

--「クリプティッド:都市伝説」は2人用のゲームです。
1人は未確認生物 ( クリプティッド ) となり、科学者に見つかることなく街から逃亡することを試みます。もう1人は科学者としてセンサーを駆使し、クリプティッドを追跡して発見することを目指します。(公式ルールPDFより引用)

-イルミナティ ニューワールドオーダー/スティーブ・ジャクソン
[[出版社の紹介ページ>https://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/9784868010371.php]]
 プレイ人数:2〜6人
 プレイ時間:10分
 対象年齢:8歳〜
 販売価格:2024年に発売された日本語版は定価13200円
      初版は絶版でプレミア価格

--1994年に米国で発売された『イルミナティ ニューワールドオーダー』、通称 "イルミナティカード"。
9.11米国同時多発テロ、コロナウィルスのパンデミック、トランプ大統領の出現まで、世界的な大事件を「予言」する不気味なカードとして、発売から30年経った現在も、ネット上で関心を集め続けている。(紹介ページより引用)
--プレイヤーは9種類のイルミナティカードからひとつを選択し、世界征服を目論む人形使いとなる。自分が選んだイルミナティを使って、世界を裏から支配するための権力構造を発展・強化させ、社会を操りながら、敵対勢力に終末的な打撃を与え、ニューワールドオーダー(新世界秩序)を構築していく。(紹介ページより引用)
--オカルトや陰謀論を扱っているゲームでありながら、これ自体がオカルト・陰謀論になっているという稀有な例
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***傾向分析
オカルトや都市伝説をテーマとしたカードゲームやボードゲームは存在するものの…
 幅広いオカルトを扱っているものが少ない
 古い作品や限定品が多い
 おどろおどろしさや不気味さが前面に出ている
 複雑なルール、一回のプレイ時間が長い
 ゲームを始めるまでのコストが高い
興味を持っていてもハードルが高く、触れにくい特徴があると感じた。
また、特定のオカルト
また、特定のオカルトに注目したものが多く、「一つのゲーム内に、幅広いオカルトが登場する」アナログゲームはほとんどない。
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***作りたいと考えているゲームとルール性が近い事例
-ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~/Azb.Studio|[[公式ページ>https://azbstudio.tokyo/socratesla/]]
 プレイ人数 2~4人
 プレイ時間 15~30分
 対象年齢 10才~

--プレイヤーは召喚士となり歴代の偉人を召喚しながら戦います。
ただ偉人を召喚するわけではなく、それぞれの偉人の「右腕」「胴体」「左腕」を組み合わせて召喚するという「キメラティック偉人バトル」となっています。
「聖杯カード」のルールに則り他の召喚士とバトルを行い、全ての召喚士に勝利した偉人は「殿堂入り偉人」となります。
規定数の「殿堂入り偉人」を一番早く召喚したプレイヤーが勝利となります。
([[レビュー記事>https://kapyochan.com/sokuratesura/]]より引用)

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