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― お互いを知るきっかけをつくる現代版プロフィール帳 ―
- いわもと あゆ
- Keywords:profile, communication, link,
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概要
これは何?
大学生向けの現代版プロフィール帳
背景と目的
- 背景
大学では、授業やゼミ、グループ制作、サークル活動などを通して新しい人と出会う機会がある。一方で、高校までのようにクラス単位で日常的に関わる場面は少なく、自主的に動かなければ関係が生まれにくい。そのため、同じ学科・同じ学年のクラス内であっても、きっかけがなければお互いのことを知らないままになりやすい。
- 課題
学生同士であっても、初対面のコミュニケーションにはいくつかの難しさがある。まず、大学では日常的に関わる機会が限られているため、関係づくりの最初のきっかけが生まれにくい。次に、自己紹介の場面があっても、自由な形式では何を話せばよいか、どこまで自分のことを伝えてよいかがわからず、負担を感じやすい。さらに、相手との距離感がまだつかめない中では、自分からどのように関わればよいか迷いやすい。また、その場で自己紹介をしても一度きりで終わってしまうと、あとから内容を思い出しにくく、相手のことを知るきっかけが続きにくい。そのため、自分のことを無理なく伝えられ、お互いを知るきっかけが残るような仕組みが不足していることが課題である。
- 目的
本研究では、同じ学科・同じ学年のクラス内における初対面のコミュニケーションに着目し、自己紹介の負担を軽くしながら、自分のことを無理のない範囲で伝えられるプロフィールツールを提案することを目的とする。また、自己紹介をその場限りで終わらせず、後から見返せる形で共有することで、相手の人柄や興味を知るきっかけをつくり、関係づくりの入口をやわらかく支えることを目指す。
コンセプト
本研究は、同じ学科・同じ学年のクラス内で新しく関わる学生同士を対象とした、現代版プロフィール帳を提案するものである。自由な自己紹介では、何を話せばよいかわからなかったり、どこまで自分のことを伝えてよいか迷ったりして、負担を感じることがある。そこで、質問に答える形式を取り入れることで、何を書けばよいかをわかりやすくし、自分のことを無理なく伝えられるプロフィールツールを目指す。
また、名前や趣味などの基本的な情報に加えて、「MY FAVORITES」「ベスト3」「どっち派?」といった少しくだけた質問も取り入れることで、その人らしさや雰囲気が自然に伝わるようにする。昔のプロフィール帳の仕組みを現代の大学生向けに再構成し、自己紹介の負担を軽くしながら、お互いを知るきっかけにもなるプロフィール帳として提案する。
(同学科・同学年の50人程度を想定)
成果物の仕様
- プロフィール帳風のテンプレート用紙をIllustratorで制作
- 色や雰囲気の異なるデザインを数案展開し、ユーザーが選べるようにする
- 記入方法は、印刷して手書きする方法と、PDF化してデータ入力する方法を比較・検討する
- プロフィールは学科WEB上でまとめて閲覧できる形にし、一覧ページと個別ページの構成を考える
⬆️一覧ページ完成イメージ
制作ツール
Adobe Illustrator
プロジェクトの期間
2026.04.10-2027.01.08
まとめ
- 今後
- レイアウト
- テンプレート数案
- 記入済みサンプル
- 閲覧用webサイト
調査
現状調査
1. プロフィール帳について
プロフィール帳は、名前や誕生日、好きなもの、趣味などの項目に答えることで、自分のことを相手に伝える自己紹介ツールである。もともとは子ども同士で交換する文化の中で広まり、相手を知るきっかけになること、自分らしさを表現できること、後から見返せる記録になることが特徴だった。近年は平成レトロブームの中で、プロフィール帳も再び注目されている。
2. 大学生のコミュニケーションの特徴
大学では新しい人と出会う機会は多いが、高校までのような固定的なクラス関係は弱く、関係づくりが個人の行動に委ねられやすい。そのため、出会う機会はあっても、自然に関係が深まるとは限らない。大学内の友人関係は、大学生活の充実度や適応にも大きく関わる要素とされている。
3. 若者の人間関係と孤独化
若い世代では、孤独感や「親しい人がいないこと」への不安が課題となっている。大学生に限らず、若者の人間関係には、つながりたい気持ちはあっても、実際にはつながりにくいという傾向が見られる。
4. 現在の大学生の交友関係事情
近年の大学生は、友人関係に対して慎重さや気遣いが強まっていることが指摘されている。表面的にはつながっていても、悩みを相談できる相手や、深く関われる相手がいないと感じる学生も増えており、関係づくりの難しさがうかがえる。
5. 自己開示について
自己開示は人間関係を築くうえで重要だが、誰に対しても同じようにしやすいわけではない。特に初対面では、相手との親密さや信頼感がまだ十分でないため、自分のことを話すこと自体に心理的なハードルが生まれやすい。
6. 大学生活における最低限のコミュニケーションの必要性
大学は自由度の高い環境である一方、授業やグループ制作、ゼミ活動などを進めるうえでは、まったく他者と関わらずに過ごすことは難しい。深い友人関係までは求めなくても、最低限の関わりの入口があることは、大学生活を送りやすくするうえで意味があると考えられる。
7. 今、どうやって友達になっているのか
現在の大学生は、授業や教室の場だけで自然に友達になるというよりも、入学前オリエンテーションやSNS、グループLINEなど、事前の接点やオンライン上の接点をきっかけに関係を築くことが多い。つまり、対面の場だけでは関係づくりのきっかけが生まれにくくなっている。
8. この研究とのつながり
以上の調査から、現在の大学生には、人と出会う機会はあるものの、関係づくりの最初のきっかけが弱く、自己開示にも心理的なハードルがあることがわかる。また、友人関係や孤独感は大学生活の満足度にも関わっている。そこで本研究では、プロフィール帳が本来持っていた「相手を知る」「自分らしさを表す」「記録として残す」という役割に着目し、それを現代の大学生向けに再構成することで、無理なく自分のことを伝え、お互いを知るきっかけをつくるツールとして提案する。
先行事例
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
ガントチャート
ToDo
テーマの整理(背景・課題・目的・コンセプト)
現場調査
- メインビジュアル
- 質問項目の検討
- テンプレート
- サイズ・レイアウト
- デザイン展開(色や雰囲気違いを何案か?共通ルール)
- 記入済みサンプル(手書きかPDF入力か)
- 学科WEB掲載用のページ(一覧・個別)
進捗記録
2026.05.22
テンプレートイメージ
- A4横サイズ
- 色違い何案か→ピンク/水色/赤/青/黄/緑/紫/黒/白・・・
サイトイメージ
- 同学科・同学年の50人程度を想定
- 構成は、一覧▶︎個別の2階層(トップページは無し)
1.一覧ページ
・アイコン
・名前/ニックネーム
・学科/学年
・ひとこと
・小さいタグ1〜2個
[役割]
・誰がいるかを一覧で見られる
・個別ページへ飛ぶ
(一覧用に情報を絞ったカードにする)
2.個別ページ
▶︎A4横のプロフィール帳をそのまま見せる
・「一覧に戻る」
・前後のプロフィールを見る
みたいな導線を置く
[役割]
人柄や雰囲気を感じる
一覧より詳しく知る
参考
2026.05.15
- 重い・抽象的で答えにくい・踏み込みすぎるものは避ける
SNS情報/家族構成/恋愛系/チャームポイント/長所・短所/将来の夢
- もしもコーナー/どっち派?/〇〇ベスト3/MY FAVORITES/好きなもの
- 書き方
(わたし・ぼく)の名前は〜です。
朝食は(パン派orごはん派) に丸つけ
ーーーーー⚫︎ー メーターみたいにするとか
☆☆☆☆★ マーク式にするとか
プロフィール帳テンプレート
- 何案か?→ピンク/水色/赤/青/黄/緑/紫/黒/白・・・
(質問項目は同じ)
アンケート制作
2026.05.08
現状調査
- 困りごと
- 自由な自己紹介では、自分のことをどう伝えればよいかわからない。
- 自分のことを話しすぎるのは気が引けるし、どこまで話せば自然なのかもわからない。
- 相手に興味を持たれていないかもしれないという不安もあり、自己開示そのものにハードルを感じる。
- プロフィール帳の形式を使う理由
- 質問があるから何を書けばいいかわかりやすい
- 自由に話すより気持ちが楽
- 「書いてください」と言われる形なら理由づけがある
- 話したがりっぽくならずに自己開示できる
- 口頭より後から見返しやすい
自己紹介を無理なくするための補助ツールであり、相手を知るきっかけや、話しかけてもらうきっかけにもなる。
質問項目案出し
2026.05.01
テーマ案▶︎大学生版のプロフィール帳*Profile Link*
Profile ・・プロフィール、自己紹介、その人のことがわかる情報。
Link ・・つながる、結びつく、きっかけになる、という意味。
- 仕様
- テンプレートをPDFのかたちで提供
- それぞれの個性が光るように、手書きで、またはデータで書き込み
- 提出してもらったものをスキャンして、データ化
- Webサイトに束ねる形でシンプルに構成
- 基本的には、仕組みをデザインすることが目的だが、実際に数人に協力してもらって、具体的なイメージをサンプルとして掲載・・
- こういうものが嫌いな人に対しては・・・・・・を検討
参考:松藤陽/卒業研究
2026.04.24
テーマ案
- 少し個性的なかわいい食器類のブランディング
食器はただ食事をするための道具ではなく、日常の気分や行動を変える存在でもある。自分の好きな食器によって、何気ない日常の食事や自炊の時間が少し楽しく感じられるように
(ブランド名/ロゴ/商品シリーズのデザイン/パッケージ/サイト・・
(プレート/マグカップ/小皿/カトラリーなど)
- 記録を蓄積し、見返しやすくするデザイン提案🔽
- ラーメン記録帳
日付/店名/メニュー名/写真/スープの系統/麺/トッピング/その日のひとこと/また行きたい度・・など
- 自炊記録帳
自炊を単なる作業として終わらせるのではなく、あとで見返して振り返ることができる記録日記として再構成
- お弁当記録帳
作ってもらった毎日のお弁当を記録して感謝を伝える
- 自炊初心者が、最初に知るべきことだけわかりやすく整理したガイド
- プロフィール帳
人のことを知るための紙のコミュニケーションツールを、今の感覚で再デザイン
(今はSNSやメッセージアプリで人とつながることが多いが、情報が流れやすく、相手のことをまとまった形で知る機会は少ない。
人見知りの人にとっては、自分から話しかけたり、自分のことを伝えたりすることに心理的なハードルがある。)
- お守り
日常の小さな願いや気分に寄り添うお守り図鑑のビジュアルデザイン
- 睡眠
部屋の明るさ、音、寝具まわりなど環境づくりを分かりやすく整理する
2026.04.17
テーマ案
- 小さなお礼を渡しやすくする商品ブランド
「ありがとう」を伝えたいけど手紙だと重たいことも
日常の気持ちを伝えやすくするコミュニケーションデザイン
(ミニカード/タグ/シール/小封筒・・
- 小さなご褒美時間をつくるバスタイムブランド
(バスボム/ボディミルク/石鹸・・
- 一人暮らし初心者のための生活ガイドデザインの提案
一人暮らしを始めたばかりの人が、生活の中で最初につまずきやすいことを、
わかりやすく・すぐ使える形で伝えるためのガイド
(ミニ冊子/補助サイト/早見表・・
洗濯するときの基本の流れ
色物と白物の分け方
よく見る洗濯表示
干し方の基本
ゴミ出し
基本の分別
よく迷うゴミ
最低限あると助かる食材
最初にそろえたい調味料
食材を余らせにくい考え方
参考サイト
2026.04.10
テーマ案
- 好きなものからさがす
かわいい/音楽/服/ラーメン/雑貨/睡眠/書く
- 見返すための記録
ラーメン記録日記 ライブ日記 おかいもの日記 睡眠日記
レシピ帳 自炊記録日記
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一人暮らし/人見知り/自己肯定感