AIに決められる日常を可視化した映像作品
AIに選択を任せている人は他から見てどう見えているのか、日常の映像の中にその異常性を加えた映像作品
昨今、chatGPTなどの誰でも使えるAIが発達しています。
質問に答えてくれるだけでなく、レポートの内容、今日の晩御飯の献立、着ていく服など、自分の代わりに自分のことを考えてもらえるAIはとても便利です。
自分で考えなくていいのは疲れなくて、楽に過ごすことができます。
しかし、AI任せの日常は本当に楽しいのか、自分で考えなくていいことは本当に楽なのか、AIを正しく活用しいて行くにはどうすればいいのか、そんな疑問からこの作品を作ってみようと考えました。
この映像を見て、あなたがどんな感想を持つのか、AIとの向き合い方をもう一度考え直す機会になれば幸いです。
AIによる日常の支配をコミカルに表現し、AIに依存した社会を風刺する
映像作品、YouTubeにアップロードする
After Effects
VOICEVOX
2025.04.09~2025.07.015
目的だったAIに依存した社会に対する問題提起をすることにあたって、AIに依存しすぎている人や、ありえないレベルでAIに判断を任せる、という状況を表現した点は、AIに依存し始めている社会にとっての問題提起をすることができたと思う。
しかし、表現が少し現実離れし過ぎていたようにも思えるので、現実味がなく、動画の人物のようにならないようにAIとの距離感を考えようとする人があまりいなかったのではないかと思う。
制作の過程や作品を通じて、AIに思考を委ねることの良い点、悪い点が浮かび上がってきた。
勉強や娯楽の内容などの「本来自ら望んで考えること(能動的に思考しようとすること)」のような物の選択をAIに任せるのは、本末転倒なことであり、また思考能力を著しく低下させ、使用者にとって悪影響である。
思考能力が低下することによって、AIの力を過信し、AIの間違いを疑わずに言われた通りに行動しようとする。その結果、第三者から見たときに滑稽に映る。
一方、着る服や、献立などの、「必然的に考えなければならないこと(受動的に思考させられること)」のようなものの選択や思考をAIに任せるのは、時間の節約やストレス改善など使用者に恩恵を与える。
AIを使う場面をうまく切り替え、活用しながら自らも思考することで、自分だけでは考え付かなかったことに辿り着けるのがAIの一番良い点だと気づいた。
使いようによって、良くも悪くもなるということを改めて実感することができた。
また、使い用の部分をより細分化して理解することができたこと、AIのより良い使い方に気づけたことが今回の研究の成果である。
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動画のタイトルに合わせてセムネイルを変更
-基本文面でのやり取りのためすっきりとした画面 -左上のバーをタップすると過去のやり取りにアクセスできる -予測される質問をすでに用意してある -右上の波線の吹き出しはシークレットモード -左下から画像の添付や画像作成のツールと使用できる
-chatGPTとほとんど変わりはない -画面上部にページのタイトルとバージョン -文字入力をする部分がchatGPTより大きい
-基本的にはAI側から話しかけてくる -使用者側からは定型分しか送れない -画面中央にキャラクターがいる -はなすボタンを押すと会話が進む