ときめきピンク研究所
"ピンク"をもっと自由に楽しむためのSNS発信+PDF冊子
- ota shion
- Keywords:pink, color, stereotype, identity
- Instagramアカウント▶️ ときめきピンク研究所(現在進行中)
- PDF冊子(今後更新予定)
- 作品概要
概要
これは何?
"ピンクが好き"という色彩嗜好を出発点に、ピンクの色彩が持つイメージや印象をビジュアルとテキストの両面から探るビジュアルリサーチをである。Instagramアカウント「ときめきピンク研究所」では日常的な発信を心がけ、ピンクに対する自由で多様な楽しみ方を広げ、PDF冊子ではより詳細な言語化を目指し、記録する。
背景
幼少期において、「ピンク=女の子らしい色」という社会的イメージが根付いており、それに対して無意識に距離を置く傾向がみられた。しかし成長とともに、推し文化や周囲の影響により色彩に対する価値観や好みが変化し、ピンクに対して肯定的な感情を抱く人が増えてきている傾向が伺える。こうした変化を通じて、色に対する「好き」といえる感覚の自由さと、それを表現することの難しさに注目した。
目的
- ピンクに対する固定観念をやわらげ、より自由に色を楽しめる感覚を広げること
- 色彩嗜好の変化を通じて、個人のアイデンティティ形成過程を他者とも共有できるかたちで可視化すること
- “好き”という感覚に素直になることの大切さを提示すること
コンセプト
ピンクという色彩を通じて個人の色彩に対する”好き”を肯定することができる
ピンクが好きな人同士がときめきを共有したり、ちょっと苦手だった人がそのイメージを見つめなおしたり、自分の好きな色を自由に、そして前向きに受けとめていけるよう目指す。色にまつわる感情や記憶をまるごと受け止め、自分らしさをそっと肯定できるきっかけをつくる。
ロゴ・タイトル説明
- タイトル【ときめきピンク研究所】
“ときめき”という感覚的な言葉と、“研究所”という理知的な言葉を組み合わせることで、かわいさと探究心の両立を表現
- ロゴ
タイトルから、ピンクと実験的要素を掛け合わせたデザインで、“かわいい×ロジカル”を視覚化し、ピンクの多面性や、色に対する自由な感覚を探るプロジェクトの象徴として考えた
成果物の仕様
- SNSアカウント運用
Instagramアカウント▶️ ときめきピンク研究所
ワンドライブはこちら▶️🔗
<投稿内容>
①日常に潜むピ ンクを切り取り紹介する投稿
②ピンクに関する知識を研究っぽく文字が多めの投稿
③普段ピンクじゃないものを加工してピンクにしてみる投稿
制作ツール
- Instagram
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop
プロジェクトの期間
プロジェクトの期間|2025.04.11 - 2025.12.26
まとめ
ピンクという色は「かわいい」だけでなく多様で自由な表情をもつ色であり、ジェンダー的な固定観念に対する受け止め方も、成長とともに変化していくことがアンケート調査から見えてきた。
今後もインスタ投稿を継続的に更新し、PDF冊子のデザインの方向性を構築していく。
調査
現状調査
・・・調査結果
- ピンクに抵抗がある理由として
- 自分のイメージではない
- ピンクを取り入れる自信がない
など、現代人における自己肯定感の低さや食わず嫌いといった傾向があると伺える
- ピンクのイメージとして「かわいい」は共通認識であることが伺える
- 色の好みの変化には、ファッションとの関わりが深く影響していることが調査から明らかとなった
- ピンク色一覧
- ジェンダーバイアス
- 幼児期からの成長過程で色や形による「男の子らしい」「女の子らしい」という無意識のイメージや固定概念がある
先行事例
- Think Pink
- ピンクに関する記事が掲載されており、ピンクに対する固定概念を払拭することや人々が思うピンクへの想いが示されている
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
スケジュールのリンクはこちら▶️🔗
ToDo
現代が持つピンクに対してのイメージを調査
ピンクが与える人への影響とは
自分がピンクを好きになった理由を思い出す
メインビジュアルをとりあえずピンクにしてみる
アンケートの宣伝
- ピンクの素材集め
NotToDo
進捗記録
2025.07.18
アンケート調査分析・まとめ
- ピンクに抵抗がある理由として
- 自分のイメージではない
- ピンクを取り入れる自信がない
など、現代人における自己肯定感の低さや食わず嫌いといった傾向があると伺える
- ピンクのイメージとして「かわいい」は共通認識であることが伺える
- 色の好みの変化には、ファッションとの関わりが深く影響していることが調査から明らかとなった
今後の投稿内容決定
| ep.04 | 色相・明度・彩度で印象はどう変化する? |
| ep.05 | ピンクと“かわいい”のつながり |
| ep.06 | ピンクとメイク・ファッションにおける活用 |
| ep.07 | ピンクがもたらす“場”の空気感 |
| ep.08 | ピンクと他の色との関係性 |
| ep.09 | ピンクに対する拒否感の正体とは? |
| ep.10 | ピンクを選んだ瞬間 |
2025.07.11
Instagram投稿
身の回りのピンクを紹介する投稿を更新
- ファッション、フード、ショップ、ロードの4つのカテゴリー別にする
タイトルとロゴについての説明
- タイトル
“ときめき”という感覚的な言葉と、“研究所”という理知的な言葉を組み合わせることで、かわいさと探究心の両立を表現
- ロゴ
タイトルから、ピンクと実験的要素を掛け合わせたデザインで、“かわいい×ロジカル”を視覚化し、ピンクの多面性や、色に対する自由な感覚を探るプロジェクトの象徴として考えた
2025.07.04
Instagram投稿
ep.02「ピンクの持つジェンダー観って?」を制作
- アンケート結果をもとに幼少期と現在のピンクに対するイメージを比較
- ピンクの歴史をもとにどのようにピンクの固定概念が根付いていったか紐解く
ToDo
投稿の順番的に先にピンクに加工したビジュアル投稿と身の回りのピンクを紹介する投稿を作成する
現状調査更新
2025.06.27
作品概要について
ワンドライブ
Instagram投稿
「もしも◯◯がピンクだったら!?」のサムネ制作&更新
- ワンドライブ
- 日常に潜むものをピンクに加工してみてどう印象を与えるか検証
2025.06.20
Instagram投稿
見つけた、今日のピンク🩷を更新
- 身の回りに潜むピンクを写真に撮ってシェア
- 次はストーリーでみんなの身の回りのピンクを募集してみる
作品概要について
ワンドライブ
冊子について
- レイアウトについてはインスタの投稿を充実にしてから随時制作していく予定
2025.06.13
Instagram投稿
ep.01「ピンクってどんな色?」を更新
・・・次回更新に向けて
- ピンクのビジュアルを集める
- これピンクにすると面白そうという画像を集める&写真を撮る
2025.06.06
PDF冊子の台割り
スプレッドシートはこちら▶️🔗
Instagram投稿
※制作中(来週の木曜日に投稿ep.2)
- 左:ピンク色に加工した写真を投稿
- 真ん中:研究っぽくした文字が多い投稿
- 右:日常にあるピンクを切り取った写真をレイアウト
→最終的には10投稿を目指す
ToDo
- 写真の素材を集める(著作権や掲載許可に気を付ける)
- 投稿を完成させる
- アンケートの宣伝をする
- Web上でページをめくる操作をどうするか聞く
2025.05.23
内容整理
- 結局何がしたい?
→ピンクを好きになってほしい
- 成果物がInstagramだけでは不十分
→SNSアカウント+PDF冊子を制作
- 投稿に載せるラフを考える必要がある
→ワンドライブにどんどん追加
Instagram投稿内容
- ビジュアル投稿(写真/グラフィック)
- 日常に溶け込むピンクを投稿して多様性を魅せる
- コラージュ画像を制作
- 加工でピンクにしてみる
- ピンクにまつわる一言 or 気づき
- アンケート結果
- ピンクの「固定観念」への問いかけ
- ジェンダーや価値観へのアプローチ
- ピンクの価値観を壊し、新たな提案をする
✅調査更新
2025.05.16
ロゴ
- 「ときめきピンク研究所」というテーマを直感的かつ親しみやすく伝わるビジュアルにした
Instagram更新
アカウントはこちら▶️
アンケート作成
アンケートはこちら▶️🔗
メモ
<ターゲット>
- ピンクが好きな人同士の共有
- ピンクに抵抗がある人へのイメージ再考&提案
- 自分の好きな色を肯定することができる
2025.05.09
成果物の仕様について
変更前:冊子→変更後:SNSアカウント運用
- 手軽さ、見やすさを考えるとスマホで完結できる方が良い
- 更新しやすい
- ひと目で見る視覚からの情報量が多い
- 他者へ共有しやすい
アカウント開設
Instagramアカウントはこちら▶️
・・・これからの投稿について
<内容>
- ビジュアル投稿(写真/グラフィック)
- 日常に溶け込むピンクを投稿して多様性を魅せる
- コラージュ画像を制作
- 加工でピンクにしてみる
- ピンクにまつわる一言 or 気づき
- アンケート結果
- ピンクの「固定観念」への問いかけ
- ジェンダーや価値観へのアプローチ
- ピンクの価値観を壊し、新たな提案をする
投稿の決まり
- サムネを必ずつける(テンプレートに沿って)
- ep.◯をつける
- 検索数の多いものも合わせて「#」をつける
✅調査更新
2025.05.02
冊子について
Qなぜ中綴じである必要があるのか
- 開きやすさ
- 見開きのデザインに最適
- 軽やかな印象のため読みやすい
- 無印の絵本ノート
Q形やサイズについて
- 親しみやすさ・可愛らしさが伝わりやすい
- ピンクや「かわいいもの」をテーマにしているため、冊子自体も柔らかく優しい印象を持たせたい
- 正方形のコンパクトさは「思わず手に取りたくなる可愛らしさ」という印象を与える
- 絵本は”好き”などの感情に素直になれる媒体
- 絵本は子ども時代から「感情」「好き嫌い」を自由に表現できる媒体
- 今回の研究は「ピンクへの感情」「好きに対しての素直さ」がテーマであるため絵本サイズが象徴的に合う
- 正方形サイズはページをめくる動作がスムーズ
- 気軽さ
- 視覚的にもページデザインが映えやすく、バランスが取りやすい
冊子の中身(仮)
- はじめに
- 研究概要(背景・目的)
- 色彩とアイデンティティ
- ピンクの社会的イメージ
- 個人体験・エピソード
- 現状調査・先行事例
- アンケート結果
- 考察・まとめ
- あとがき
- (参考文献・資料)
2025.04.25
冊子について
<台割り>
アンケート作成
写真加工
OneDriveのリンクはこちら▶️[[🔗>]]
- 日常の風景をピンクに加工してみて感じること
✅調査更新
2025.04.18
テーマ決定
ピンク色を通して、『好き』を考える
色彩が個人の感情やジェンダー観にどう影響するかを、ピンクを題材に分析
そこから『好き』という感情の背景を探る
スケジュール管理
リンクはこちら▶️🔗
Q.自分はなぜピンクを好きになったのか
- 小学校低学年:ピンク好きには抵抗があった
- 小学校高学年/中学生:ラブライブのことりちゃんに影響されて緑が好きになった
- 高校生:琉弥くんに影響されて紫
- 『かわいいもの』が好きになった(リボン・ガーリー・アイドル)
成長するにつれて自分の中にある価値観が変化したことで、自分の好きなものに対する他人からの意見を気にしなくなった
調査
- プリキュア歴代のメンカラ
- 19分の17というほぼピンクがセンターで主人公であることがわかる
- 平成20年頃はプリキュアを見ている年齢は〜10歳くらいが平均的であったが、今の時代は世代問わずプリキュアを好きな人が増加していると感じる
- アイドルのメンカラ:ピンク
- 男性
- 華やかでかわいらしく、ふんわりとしたイメージのカラー
- 誰からも愛される、グループの華となるような立ち位置
- 姫キャラ、甘えん坊な末っ子キャラ
- 女性
- 女性らしい華やかなイメージのカラー
- 愛されキャラ
- アイドルとしてのプロ意識が高く、自分の魅せ方をわかっていてそれをしっかりとファンに提供
✅ 概要更新
2025.04.11
テーマ案
①ピンクに関すること
- 色の固定概念によるジェンダー問題
- 自分でピンクを作ってみる
- 抵抗感なく使えるピンクを紹介
- ピンク× ◯◯を紹介してコーディネートの提案(ピンクと相性が悪いもので)
- ピンク=可愛いのイメージをひっくり返す(クールさもあることを示す)
- 自分がピンクを好きになった理由を分析し、好きの影響を調べる
- ピンク好きのための研究
②時代による流行りを分析し可視化してみる
- 昭和〜令和のアイドルの衣装の曲の内容を分析し、それにおけるファン層の変化や推し活ブームの実態を明らかにする
③ピクトグラム開発
- スーパーにある商品カテゴリの視認性を上げる
- ライブ時におけるマナーやルール説明の時にピクトグラムを用いて説明「
現状調査
- ジェンダーバイアス
- 性別による固定観念や偏見、差別を意味する
- 女の子は赤、男の子は青といった固定概念
- アイドル年表
- 昭和:清楚で「手の届かない存在」としての偶像的存在感
- 平成:会いに行けるアイドル
- 令和:ファンとの双方向コミュニケーションが当たり前
- ピクトグラム
- 東京オリンピックをきっかけに広まった
- 国によって解釈の仕方が変わってくる
先行事例
技法・技術情報